東京国立博物館、バンクオブアメリカ・メリルリンチ「2013年文化財保護プロジェクト」の支援を受け、渡辺崋山作の国宝「鷹見泉石像」ほか3件を修復

PR TIMES / 2013年9月5日 11時53分

独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(以下「東京国立博物館」、「同博物館」)とバンクオブアメリカ・メリルリンチは、本日、バンクオブアメリカ・メリルリンチがすすめる2013年文化財保護プロジェクトの一環として、同博物館が助成金を受け、国宝「鷹見泉石像」を含む渡辺崋山(1793年~1841年)に所縁のある芸術作品3件の保存・修復作業を行うと発表しました。



東京国立博物館は、バンクオブアメリカ・メリルリンチからの助成金支援を受け、以下の作品3件の全面的な保存・修復作業を行います。これを受けて、現在は不安定な状態にあるため展示公開をひかえている作品3件とも、2016年には公開される見込みです。

東京国立博物館所蔵の文化財がバンクオブアメリカ・メリルリンチ文化財保護プロジェクトの助成金の対象となったのは、今回が2回目となります。同博物館は、2012年、国宝に指定されている狩野永徳(1543年~1590年)の「檜図屏風」と、重要文化財に指定されている陳容(活躍期1253年~1258年)作とされる中国の伝統的な絵巻「五龍図巻」の保存・修復を目的に助成金提供を受け、現在、2作品の修復作業が進められています。

今回の保存・修復作業は、バンクオブアメリカ・メリルリンチが2013年文化財保護プロジェクトの助成金の対象として世界16ヵ国で選定した24件のプロジェクトの一つです。2013年に同プロジェクトの助成を受ける機関として、東京国立博物館のほかに、ニューヨーク近代美術館、ナショナル・ポートレート・ギャラリー(ロンドン)、オルセー美術館(パリ)など世界の著名な機関が名を連ねています。2013年のプロジェクトで助成金の対象となった全作品の概要はバンクオブアメリカ・メリルリンチのホームページ(http://www.japan.ml.com/)よりご覧いただけます。


バンクオブアメリカ・メリルリンチの2013年文化財保護プロジェクトによる助成金を受け保存・修復が行われる作品

鷹見泉石像(国宝)
【作者】 渡辺崋山 (1793年~1841年)
【制作年】 1837年
【詳細】 絵画 絹本 著色 掛幅
【現状】 限定的に展示公開されているが、裏打ち紙が絹布から剥がれかけており、絹布の断裂、絵具の剥落の危険性が高い。

坪内老大人像画稿
【作者】 渡辺崋山 (1793年~1841年)
【制作年】 1818年
【詳細】 絵画 紙本 著色 掛幅 
【現状】 裏打ち紙が本紙から剥がれ、本紙の折れ、虫損が著しいため保管中。

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