医療・介護の現場に、多職種連携の危険予知教育プログラム 「思考スキームに基づいた危険予知研修」を

PR TIMES / 2014年1月28日 12時59分

日本社会事業大学と知識環境研究会が産学連携で開発

 一般社団法人知識環境研究会(東京都千代田区)は、日本社会事業大学(東京都清瀬市)佐々木由惠研究室と共同して、医療・介護など多職種連携の現場における危険予知のスキルを育成する教育プログラム「思考スキームに基づいた危険予知研修」を開発しました。
 「思考スキームに基づいた危険予知研修」は、職種や経験の違いによって生じる「思考スキーム」の差に着目した教育プログラムです。メタ認知をはじめとした知識科学の研究成果と、日本社会事業大学の介護教育における蓄積に基づいています。
 今後、医療・介護など多職種が協働するヒューマンサービスの現場で「思考スキームに基づいた危険予知研修」の普及を進めます。対面の研修に加え、eラーニングでも研修サービスを提供します。




■医療と介護の連携で高まる「多職種連携」「危険予知」へのニーズ
 要介護高齢者人口の急激な増加に伴い、医療と介護の連携はますます密接になっています。医療と介護はもはや一体化した現場となりつつあり、そこでは多種多様な専門職が協働しています。
 佐々木研究室と知識環境研究会が実施した調査(2010年、2011年)によると、医療的ケアを行う介護職の多くが不安を抱えており、経験年数が増えるほど不安も大きくなっています。

 このような不安の背景には、経験や職種による「思考の枠組み(=思考スキーム)」の差が引き起こすコミュニケーションギャップがあると考えられます。多職種が連携する医療・介護の現場で、互いの思考スキームに配慮したコミュニケーションを促すためのトレーニングが急務となっています。


■「思考スキームに基づいた危険予知研修」の特徴
 「思考スキームに基づいた危険予知研修」で用いる教材(ビデオおよびテキスト)は、医療・介護の現場で実際に起こる出来事を題材にしています。その出来事への対処を「事実」「根拠」「行動」に整理して記入し、他者と共有することによって、自己の行動の背景にある思考スキームに気付くことができます。自己と他者の思考スキームを比べることによって、共通点や違いが明確になり、他者との連携がスムーズになります。この教育方法は、知識科学やメタ認知研究の成果を応用しています。
 「思考スキームに基づいた危険予知研修」は、対面での研修の他、eラーニング(インターネットによる遠隔学習)でも提供可能です。各職場で危険予知のスペシャリストを育成することを支援するサービスを提供します。

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