東北の被災校の現状 ~ベルマーク支援校アンケート結果

PR TIMES / 2014年2月25日 10時48分

ウェブベルマーク運動とは、ウェブサイトを経由して協賛社のサイトでオンラインショッピングするだけで、支援金が生み出される、2013年9月より始まった新しい東日本大震災復興支援活動です。

ウェブベルマークのウェブサイトに日々多くの人が訪れ、お買い物していただくことで、支援金も多く生まれます。
日本中の支援に参加して下さる方々へ、被災校の現状を知っていただくために、一般社団法人ウェブベルマーク協会と公益財団法人ベルマーク教育助成財団と共同で、東北三県の被災した小、中学校等で、ベルマーク財団の2013年度支援校184校に対し、学校現場の状況についてのアンケートを実施しましたのでご報告します。


▼東日本大震災直後の学校校舎の使用可否
 東日本大震災直後の学校校舎の使用可否をたずねたところ、岩手県で39.0%(16校/41校中)、宮城県で43.6%(17校/39校中)、福島県では90.9%(40校/44校中)、3県合計で58.9%(73校/124校中)の学校校舎が使用できなかったという状況がわかりました。特に福島県では、校舎が震災によって倒壊しただけでなく原発事故の影響で避難しているという状況もあり、高い数値となりました。

▼現在の教育環境
 上記で「使用できなくなった」と答えた73校(全体の58.9%)に、現在の教育環境についても聞いたところ、震災前の校舎で教育を実施している学校は、27.4%にとどまり、他校と統合と回答した学校を除き残りの68.5%の学校は、いまだに復旧途中であることが伺えます。特に、34.2%の学校が、現在でもプレハブ等の仮設校舎を使用しており、きびしい現実が、浮き彫りとなりました。

▼備品・設備・教材の復旧状況
 備品、設備、教材について震災前の状況を100%とした時、現在の状況は、各々どの程度の比率まで復旧しているかを回答してもらいました。
 最も復旧が進んでいるものは備品ですが、それでもまだ約30%の学校では、未充足の状態。他校・企業等への間借りや仮設校舎で授業を続けている学校が多いことからか、設備に関する復旧が遅れていることがわかりました。また、教材に関しても、約半数の学校で、不十分な状態であることがうかがえます。

 *備品:机・椅子・PC等
 *設備:プール・水飲み場・サッカーゴール等
 *教材:問題集・実験用具・音楽教材等

▼各学校の現状報告 抜粋(自由回答)
・昨年の2学期から体育館が使えるようになったものの校庭には仮設住宅があり、わずかなスペースで遊んだり運動したりしています。陸上記録会の練習や体力測定の時は、バスで移動し他校の校庭を借りて行っている状況です。(岩手県陸前高田市・小学校)
・学校を含む地区全体が壊滅的状態になった震災からまもなく3年になりますが、地区の復興は全く望めない状態です。でも、子どもたちは間借りでの学校生活であるにもかかわらず毎日元気に過ごしています。(宮城県石巻市・小学校)
・学校は元の校舎に戻ったが、家が津波で流されたり、放射線量に対する不安があったりするため、未だに避難が続いている家庭が多い。スクールバス等で1時間以上かけて登校する児童もいる。安心して学校生活を送れるよう工夫して教育活動を進めている。(福島県いわき市・小学校)
・支援に感謝申し上げます。様々な教材支援のおかげで充実した環境で学習できております。今後ともよろしくお願いいたします。(福島県南相馬市・小学校)

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