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Spansionと大日本印刷、 Spansionのエネルギーハーベスティング向け電源IC搭載モジュールを利用して 屋内位置情報およびO2Oサービスの実証実験を開始

PR TIMES / 2014年11月18日 19時35分

Spansionと大日本印刷株式会社は、スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源IC*1を搭載したBluetooth(R) 対応の専用Beacon(ビーコン)を使って、屋内位置情報サービスおよびO2O(Online to Offline)サービスの実証実験を開始



Spansionと大日本印刷株式会社は、スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源ICを搭載したBluetooth(R) 対応の専用Beacon(ビーコン)を使って、屋内位置情報サービスおよびO2O(Online to Offline)サービスの実証実験を開始します。

スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源ICは、電池や燃料なしで駆動可能な、環境に配慮したIoT(Internet of the Things:モノのインターネット)デバイスの開発を可能にします。ビーコンに実装されたこのICは、太陽光と振動の両方から効率的にエネルギーを採取することができます。電源はモジュールに組み込まれた名刺半分大の太陽電池パネルから供給されます。太陽電池は日常生活で使用される標準的な室内照明と同程度の量の光を使用して連続動作が可能です。

DNPは、日本航空株式会社と進めている「iBeaconプロジェクト」において、羽田空港第1旅客ターミナルおよび各地の空港(成田、伊丹、関西、新千歳、福岡、那覇、仙台、小松、広島、松山、熊本、鹿児島)の出発ロビー付近に、スパンションのICを搭載した電池レス専用ビーコン端末(USB給電タイプを使用)を設置しています。ここでは、「JAL Countdown」アプリの利用者に運航状況や搭乗口、搭乗開始時刻などを配信するサービスの実証実験を10月9日に開始しています。

また、イオンモール株式会社とは、商業施設「イオンレイクタウン」の駐車場からの施設入口付近に当ビーコン端末(照明を利用した太陽電池パネル給電タイプを使用)を設置して、スマートフォン向けの専用アプリに、デジタルフロアガイドを配信する実証実験を行います。

その他、今後も様々な施設等で当ビーコン端末を使用した実証実験を進めていく予定です。

DNPのiBeaconを使った情報配信サービスは、スタンプラリーのほか、デジタルクーポンや施設内のマップ情報、商品説明配信などに拡大しており、今後、ショッピングモールやテーマパーク、美術館などの大型施設や観光地に広く導入されると期待しています。一方、iBeacon対応サービスの増加に伴い、施設に設置するビーコン端末の保守・メンテナンスの作業負荷やコストは、事業者にとっての大きな負担になると想定されます。

スパンション、アナログビジネス事業担当シニアバイスプレジデント、トム・スパークマン(Tom Sparkman)は次のように述べています。「現在使われているiBeaconソリューションのほとんどは、電源にバッテリーを使用しており少なくとも年1回のバッテリー交換が必要です。IoTの普及が拡大するに伴い、ビーコン・モジュールのバッテリー交換に伴うコストと保守に関わる手間は、その普及を妨げる恐れがあります。スパンションのエネルギーハーベスティングソリューションは、エネルギー源として太陽光、振動、温度変化等を用いて、またそれらの複数のエネルギー源を並行利用可能なため、信頼性の高い電池レスの動作を実現できます。スパンションはこうしたセンサーやビーコン・モジュールに対する企業の保守・運用費用削減に貢献すると共に、新しい革新的IoTアプリケーションの創出の一翼を担っていきます」

スパンションは、11月19日~21日に、パシフィコ横浜で開催されるET展(Embedded Technology)の同社ブース(ブース番号:E-04)で、エネルギーハーベスティングのデモ展示を行います。

Spansion Inc
若松
044-920-8447
dl.jp_corpcom@spansion.com

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