バイタル・コネクトの「ヘルスパッチ(R) MD」が医療機器の第三者認証を取得

次世代ウェアラブル生体センサー技術のパイオニアであるバイタル・コネクト（本社：米国カリフォルニア州、CEO：ネルシ・ナザリ）は「ヘルスパッチ(R) MD」の日本国内における医療機器第三者認証（テレメトリー式心電送信機／体動センサ）を取得したことを発表しました。



次世代ウェアラブル生体センサー技術のパイオニアであるバイタル・コネクト（本社：米国カリフォルニア州、CEO：ネルシ・ナザリ）は「ヘルスパッチ(R) MD」の日本国内における医療機器第三者認証（テレメトリー式心電送信機／体動センサ）を取得したことを発表しました。バイタル・コネクトは、この製品により、日本の医療従事者が、入院患者や外来患者のみならず、在宅患者のバイタルサインをモニタリングすることへの可能性を提案します。

「ヘルスパッチ(R) MD」は胸部に貼り付けて利用する使い捨て型ワイヤレス心電送信機で、患者の心電図（ECG）、体動等の生体情報を収集し、その信号を送信します。重さ10g、厚さ6mmと軽量・薄型のため、従来の機器よりも患者への負担が少なく、目立ちません。センサーとアルゴリズム技術を備えた「ヘルスパッチ(R) MD」は、心電図（単極）、心拍数、呼吸状態、姿勢や体表面温度などの主要な測定項目を連続的に収集できます。収集された生体情報はBluetooth4.0を用いて送信することが可能です。これらの送信データは、「ヘルスパッチ(R) MD」用に開発される各種ソフトウェア搭載の機器において解析・表示することが可能です。
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今や日本は、多くの国と同じように高齢化問題に直面しており、2030年には人口の3分の1が65歳以上になると言われています。現在、高齢者の治療等に国民医療費の50％超が使われており、推定では年間当た金額は約26.7兆円を上回ります。さらに、総務省の国勢調査によれば、全国には500万人を超える一人暮らしの高齢者がおり、健康状態が緊急を要する場合に1時間以内に駆けつけることができる子供などの親族がいない人が半数以上いるといわれています。

このような人口動態の問題と医療費の急激な増加は、日本における健康管理システムに、低予算で良質な医療結果をもたらす新たなソリューションを提供する必要性があることを示唆しています。バイタル・コネクトの「ヘルスパッチ(R) MD」は日本の社会が直面するこのような課題に対するソリューションとなることを目指しています。

「ヘルスパッチ(R) MD」は、慢性疾患を有する患者、入院患者、そして臨床試験に参加した被験者の生体情報を連続的に収集／送信することに使用できます。適切な解析・表示機能を有する機器と組み合わせることで、外来患者や入院患者の生体情報のモニタリングに使用し医療従事者がほぼリアルタイムで患者の健康に関連したデータを連続測定することができます。

「『ヘルスパッチ(R) MD』の医療機器の第三者認証取得は、日本国内でバイタル・コネクト製品の販売を促進する上で重要です」と、バイタル・コネクトCEOのネルシ・ナザリは述べています。「日本は、コストに対する意識が高く、かつ高品質な健康管理ソリューションへのニーズが高まっている市場です。新たな技術の導入に対しても、日本は率先して取り組んでいます。」

すでに、「ヘルスパッチ(R) MD」は米国食品医薬品局（FDA）承認、欧州医薬品庁(EMA)CEマーク取得、およびカナダ保健省の認可と登録を受けています。


＜バイタル・コネクトについて＞
バイタル・コネクトは、最新式の生体センサー技術とそれらを取り巻くデータ管理システムを導入した医療機器および各種健康管理ソリューションを提供する会社です。画期的な生体データの測定プラットフォームを提供することで、医師や医療従事者の意思決定の枠組みを支援しています。2011年にシリコンバレーで創業。生体工学、データ分析、集積回路の設計と製造に関する豊富な専門知識を活用し、小型で有用なワイヤレス型のウェアラブル生体センサーを生み出しました。同センサーは、調整可能であり、目立つことなく生体測定結果を常時取得できます。FDA承認済かつCEマーク取得済である「ヘルスパッチ(R) MD」のバイオセンシングプラットフォームは、欧米の病院、家庭、研究施設、診療所、その他の医療施設において利用されています。詳細については、www.vitalconnect.comをご覧下さい。

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