芝浦工大で学生によるプロジェクションマッピングを9/10夜に実施
PR TIMES / 2015年9月2日 12時12分
~ 大学向けカリキュラム「プロジェクションマッピング講座」の成果発表 ~
一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会(本部:東京都港区、理事長:伊藤裕二、略称:表技協)と特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会(事務局:東京都文京区、会長:榎並和雅、略称:VR学会)は、芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区)において、9月10日(木)夜、大学などの教育機関向け実践的プロジェクションマッピング習得カリキュラム「プロジェクションマッピング講座」の成果発表として、学生によるプロジェクションマッピングを行います。
[画像: http://prtimes.jp/i/13723/1/resize/d13723-1-303465-1.jpg ]
<講座の概要>
本講座は、VR学会の呼びかけのもと、表技協が会員と共にカリキュラムの提供を担当し、芝浦工業大学の協力のもとで実現されました。国内の大学においてプロジェクションマッピングの本格的な教育カリキュラムを実施し、大規模な建築物(芝浦工業大学研究棟14階建)を利用して、成果を発表する試みは、例が少なくきわめて先進的な取り組みです。
2015年5月より、芝浦工業大学の学生約50名は、表技協の提供するプロジェクションマッピングの基礎から応用、課題制作等に関する講義を4日間受講し、さらに、映像制作やテスト投影の実践を3日間行い、その集大成として、9月9日(水)~11日(金)に開かれる第20回日本バーチャルリアリティ学会大会の懇親会(9月10日(木)夜)において、芝浦工業大学豊洲キャンパス研究棟に対して、映像投影をおこないます。
このイベントは、バーチャルリアリティ研究者にプロジェクションマッピングの教育成果を披露するイベントであるとともに、広く地元住民や一般の方にも公開されます。
<プロジェクションマッピング技術の教育と体系化を推進>
近年、プロジェクションマッピングは全国で様々な形態で実施されていますが、その効果に対する理解や、基礎的な技術・ノウハウはまだ十分共有されているとは言い難く、質の低下も懸念されています。今回の「プロジェクションマッピング講座」のカリキュラムは、表技協が、大学などの教育機関向けに開発したもので、知識や技術を、講義を通して学ぶだけでなく、実際に投影する実習を通して、効果的に習得することを目的としており、修了者には表技協から終了証が発行されます。また、表技協では、VR学会との連携により、大学生への最先端表現技術の教育活動の支援を通して人材育成に貢献するとともに、協会の活動を強化しながら、プロジェクションマッピングの技術を体系化し、他の大学や教育機関へのカリキュラムの提供にも拡げていく方針です。
VR学会は、大学生にプロジェクションマッピング講座を提供することにより、VR技術の普及・人材育成を推進するとともに、同学会の活動を強化していきます。
芝浦工大は、大学の既存のカリキュラムだけでなく、学生プロジェクトとして、最先端の表現技術をテーマにした教育機会の提供を支援することにより、学生の自主的な活動への意欲を高め、最先端の表現技術を学んだ学生を社会へ輩出していきます。
<開催概要>
第20回日本バーチャルリアリティ学会大会懇親会内イベント
~学生によるプロジェクションマッピングチャレンジ~
・日時:9月10日(木)19:30~
・場所:芝浦工業大学 豊洲キャンパス 住所:東京都江東区豊洲3-7-5
・アクセス http://www.shibaura-it.ac.jp/access/toyosu.html
なお,第20回日本バーチャルリアリティ学会大会詳細は下記
http://conference.vrsj.org/ac2015/
また、本イベントには、学術研究・人材育成という本イベントの主旨に賛同し、
VR学会賛助会員企業が以下の通り協力しています。
・全体企画・監修: 株式会社フォーラムエイト < http://www.forum8.co.jp/ >
・機材提供:クリスティ・デジタル・システムズ 日本支社 < http://www.christiedigital.jp/ >
→ 30000ルーメンプロジェクター1台
<主催団体について>
○最先端表現技術利用推進協会(表技協)
一般財団法人最先端表現技術利用推進協会(表技協)は、「最先端の表現技術を積極的に使いこなすための団体」として様々な業界のユーザーやメーカー、クリエイターを会員として2013年11月に設立されました。
プロジェクションマッピング、3D立体映像、3DVR、MR、AR、3Dプリンター、デジタルサイネージをはじめ最先端技術を用いた表現の開発、利用推進、人材育成に総合的に取り組んでいる団体です。
表技協の活動について:http://soatassoc.org/outline.htm
〇日本バーチャルリアリティ学会
1996年5月に誕生した特定非営利活動法人日本バーチャルリアリティ学会は、2015年で設立20年目を迎えます。活動内容は年々広がりを見せており、年次大会の開催、ICAT(International Conference on Artificial Reality and Telexistence)、ASIAGRAPH、Asia Haptics、ISMARをはじめとする国際会議の主催・共催、各種研究委員会の運営、さらには、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC: International collegiate Virtual Reality Contest)や、VR技術者認定講習会・試験、文化フォーラム等、ユニークで多岐に渡る学会活動が活発に行われています。 日本バーチャルリアリティ学会の活動について:http://www.vrsj.org/
<添付資料>
写真2点:
8月6日に行われたテスト投影の様子(クリスティ・デジタル・システムズ30000ルーメンプロジェクタx1台
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