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イタリアが誇る天才画家『カラヴァッジョ展』開催

PR TIMES / 2016年2月23日 12時14分

― 日伊国交樹立150周年記念 日本で過去最多、傑作約10点が奇跡の集結 ―

国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社は、2016年3月1日(火)より日伊国交樹立150周年記念『カラヴァッジョ展』(http://caravaggio.jp)を開催します。



◆日本初公開を含む作品約10点が集結

[画像1: http://prtimes.jp/i/17478/1/resize/d17478-1-131786-1.jpg ]

2016年は、日本とイタリアが修好通商条約を締結してから150年の節目を迎えます。この記念の年に「西洋美術史上最大の革新者」である、天才画家カラヴァッジョの展覧会を上野・国立西洋美術館で開催いたします。

本展は、イタリアの代表的な美術館などが所蔵するカラヴァッジョの日本初公開となる作品『バッカス』などを含む、名作約10点と、彼の影響を受けた各国の代表的な継承者たちによる作品計50数点を展示します。
また、裁判や暴力沙汰といった彼の生涯をしばしば波立たせた出来事を記録した古文書など、同時代史料も併せて出品し、カラヴァッジョの生きた時代と人生、彼の功績を振り返ります。
38歳で没したカラヴァッジョ。現存する真筆は60点強と言われており、その中には移動不可能な作品が多数あります。本展の出品数は日本で過去最多、世界でも有数規模の展覧会となります。

◆ラ・トゥール、レンブラントにも多大な影響を与えた 鮮烈な色彩・強烈な明暗による写実性

[画像2: http://prtimes.jp/i/17478/1/resize/d17478-1-763980-2.jpg ]

カラヴァッジョの劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現とその写実性は、バロックという新時代の美術を開花させる原動力となりました。とりわけ17世紀前半、彼の画法はイタリアのみならずヨーロッパ中の画家たちによって継承されカラヴァジズムという一大芸術運動に発展します。

20世紀を代表するイタリアの美術史家ロベルト・ロンギは「レンブラント、フェルメール、ラ・トゥールは、カラヴァッジョがいなければ存在しえない画家だった」と言われています。

本展では、「風俗」「五感」「光」「肖像」などテーマごとの展示構成で、カラヴァッジョの作品をカラヴァジェスキ(継承者たち)の作品とともに紹介します。

◆カラヴァッジョとは  「ルネサンスを超えた男」「天才画家にしてならず者」
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610)は、西洋美術史上最も偉大な芸術家のひとりであり、本国イタリアではユーロ以前の10万リラ通貨に肖像が印刷されるほどの国民的な画家です。
迫真の描写力、斬新な写実性や突出効果、そして闇を貫く鮮烈な色彩・強烈な明暗によって浮かび上がらせる写実的な人物表現は、同時代の画家たちに大きな影響を与え、カラヴァジェスキとよばれる継承者を数多く生みました。偉大な功績とは裏腹に、気性の荒さで殺傷事件が絶えず、最後は逃亡生活を送って38歳の若さで亡くなるという波乱万丈の人生でした。
「ルネサンスを超えた男」「バロック絵画の先駆者」「天才画家にしてならず者」と評されるイタリアの鬼才、カラヴァッジョ。今回の『カラヴァッジョ展』は、日本では15年ぶりの開催となります。
[画像3: http://prtimes.jp/i/17478/1/resize/d17478-1-123633-3.jpg ]

[画像4: http://prtimes.jp/i/17478/1/resize/d17478-1-188081-4.jpg ]

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<開催概要>
日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展
CARAVAGGIO and His Time: Friends, Rivals and Enemies

会  期:2016年3月1日(火)~2016年6月12日(日)
会  場:国立西洋美術館[東京・上野公園]〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
     ※入館は閉館の30分前まで
休 館 日 :月曜日(ただし、3月21日、3月28日、5月2日は開館)、3月22日(火)
主  催:国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
後  援:外務省、イタリア大使館
協  賛:損保ジャパン日本興亜、凸版印刷
協  力:アリタリア-イタリア航空、日本貨物航空、日本航空、西洋美術振興財団
観覧料金:当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
     前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円

※前売券は2016年1月6日(水)~2月29日(月)まで販売。2016年3月1日(火)からは当日券販売。
 ただし、国立西洋美術館では2016年1月11日(月・祝)まで販売。
※団体料金は20名以上。
※中学生以下は無料。
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。
※2016年3月1日(火)~3月18日(金)は施設整備のため、常設展示室(本館・新館)を閉室いたします。
常設展閉室期間中にカラヴァッジョ展をご観覧いただいた方には、お一人につき一枚、期限付常設展無料観覧券をお渡しいたします。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
開催期間中には、講演会やスライドトークなど関連イベントを予定しています。

詳しくは特設サイトをご覧ください。
日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展 特設サイト http://caravaggio.jp


◆同展で、マグダラのマリアの真筆が世界初公開

[画像6: http://prtimes.jp/i/17478/1/resize/d17478-1-495768-8.jpg ]

カラヴァッジョが死ぬ間際に携えていた3点の絵画のうちの1点とされる『法悦のマグダラのマリア』。世界中の美術史家が注目する本作品が、世界で初めて、『カラヴァッジョ展』で公開されます。

2014年、長いこと行方不明とされていたカラヴァッジョの作品が発見されました。『法悦のマグダラのマリア』。この作品は、カラヴァッジョが殺人を犯してローマを逃亡し、近郊の町で身を隠していた1606年の夏に描かれもので、その4年後の1610年、彼がイタリアのポルト・エルコレで不慮の死を遂げた時、彼の荷物に含まれていた「1枚のマグダラのマリアの絵」がこれであると考えられています。科学調査を受け、世界的なカラヴァッジョ研究の権威であるミーナ・グレゴーリ氏が本作を“カラヴァッジョ真筆”と認定。世界で初めて、本作品が公開されることとなりました。

◆『カラヴァッジョ展』関連トピックス

[画像7: http://prtimes.jp/i/17478/1/resize/d17478-1-713033-7.jpg ]

日本初輸入!マルタ島の「カラヴァッジョワイン」を販売
カラヴァッジョゆかりの地、マルタ島にあるワインの製造・販売会社マルソヴィン社よりカラヴァッジョ作品をエチケットに使用した特別ワイン(4種、各¥4,000〔税別〕)を日本初輸入。期間中、会場にて販売いたします。
※本展出品の”バッカス“がエチケットに使用されたワインも登場

『CAFFÈ CARAVAGGIO』お花見シーズン限定オープン
上野「文化の杜」アーツフェスタ・2016春(上野公園 噴水前広場)にて3月25日(金)~27日(日)の3日間『CAFFÈ CARAVAGGIO』(カフェ・カラヴァッジョ)』が期間限定オープン!満開の桜のもとマルタ島で製造・販売の日本初輸入「カラヴァッジョワイン」が味わえる大変貴重な機会となります。(4種 各グラス ¥500〔税込〕)。また、「CISK(マルタビール)」、「Kinnie(オレンジピールの入ったソフトドリンク)」などの他、ゴゾチーズを使った「マルタサンド(Malta Panino Imbottito)」や「アリオッタ(マルタの魚介スープ)」などのフードメニューも考案中!カラヴァッジョ展とあわせてお楽しみいただけます。
※メニュー及びカフェの名称は変更になる可能性があります

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