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小山薫堂氏が提唱する“湯道(ゆどう)”の公認湯室第一号「おゆのみや」 2016年3月1日より営業開始

PR TIMES / 2016年2月22日 11時43分

「Made in 宮崎」の特別な湯室がお披露目されました。

 フェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎県宮崎市:代表取締役社長 松永 裕文)は、
同リゾートの温泉施設「松泉宮(しょうせんきゅう)」に、放送作家小山薫堂氏プロデュースによる湯室(個室温泉)「おゆのみや」の営業を、同氏の提唱する“湯道”公認湯室の第一号として2016年3月1日(火)より営業開始致します。
 これに先立ち2月18日(木)にお披露目の場が設けられ、小山薫堂氏による「おゆのみや」に関する説明や、“湯道”における作法のデモンストレーション。そして京都 大徳寺 真珠庵の山田宗正和尚によって書かれた「湯道温心」の“お軸”を湯室内に掲げる“開湯(かいとう)の儀式”が行われ、「おゆのみや」が開かれました。



[画像1: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-156271-1.jpg ]

左:「おゆのみや」で“湯道”の作法について説明を行う小山薫堂氏。挾土秀平氏が手がけた
   湯槽(ゆぶね)の上には、立山周平氏による天井画が飾られています。
右上:小山氏より”湯道” 公認湯室の証である“お軸”が手渡されました。
右下:”湯道” 公認湯室第一号となった「おゆのみや」の夕景。

◎「おゆのみや」とは

 小山氏が提唱するお風呂を極める道・“湯道”をコンセプトとした公認湯室の第一号として誕生する「おゆのみや」。
 “湯道”における作法を実践するための様々な工夫が施された湯室には、“湯道具”として地元 宮崎の工芸品や作家の作品を採用しています。
 また、小山氏の出演するBSフジ「小山薫堂 東京会議」にて、京都 大徳寺 真珠庵の山田宗正和尚、華人 池坊美佳さん、小笠原流礼法 小笠原敬承斎さん、左官職人 挾土秀平さんらと共に推敲を重ね、まさに“湯道”を体現する湯室として相応しい空間に仕立てられています。

◎「おゆのみや」基本概要


施設名称: おゆのみや
住所  : 〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山 フェニックス・シーガイア・リゾート 温泉施設    「松泉宮」内(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート隣接)
営業開始: 2016年3月1日(火)(予約受付は2月18日より)
営業時間: 7:00/15:00/20:00の1日3組限定。(各2時間のご利用となります)
定員  : 2名
利用料金: シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート宿泊ゲスト/11,260円(いいふろ)         ラグジュアリー・グランデ宿泊ゲスト/無料                         日帰り入浴プラン(客室休憩付)/21,260円 ※いずれも一棟あたり、消費税込の金額。                          ※湯懐石(特製かき氷)・手ぬぐい付き
ご予約 : 電話でのご予約=0985-21-1113(総合予約センター 9:00~19:00)
ホームページ:http://oyunomiya.seagaia.co.jp
アクセス: 宮崎空港から車で25分、宮崎駅から車で15分
http://www.seagaia.co.jp/japanese/access/#acseagaia


[画像2: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-317660-10.jpg ]



◎“湯道”とは?
日本人が愛すべき「お風呂文化」。
他人と裸で湯槽に浸かる風習があるのは、世界でもごく稀。そんな日本の生活に根付いた「お風呂」を極める「道」として“湯道”が発足いたしました。
「湯道」をきっかけに、日本の伝統工芸の職人達が、活躍の場を広げるきっかけも探ります。
また「湯育」として、お湯につかることへの感謝、公共の場での他人への思いやり、自分を見つめなおす時間など、お風呂ならではの学びの場としての発展をめざしてまいります。


2015年7月 小山薫堂氏が“湯道”を提唱
2016年2月18日 湯道公認湯室 第一号「おゆのみや」




◎“湯道”の作法

[画像3: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-572437-2.jpg ]



一、合掌(がっしょう)
まず湯槽に向かってお湯に感謝します。
全てはこの感謝の気持ちから始まります。



[画像4: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-659561-3.jpg ]

二、潤し水(うるおしみず)
まずコップ一杯の水で水分補給をします。
入浴によって水分が失われますから、非常に重要な行為です。



[画像5: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-359538-4.jpg ]



三、衣隠し(きぬかくし)
衣服を脱いだ後、その衣服を風呂敷で覆います。
この行為を衣隠しと呼びます。



[画像6: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-486039-5.jpg ]

四、湯合わせ(ゆあわせ)
湯桶で三度、湯をすくって体を清めます。
三度目の際は、手拭いを湯桶に浸し、硬く絞ってから頭の上に乗せます。
この時、湯加減(温度)を確認することが大切です。
熱すぎたならば、湯もみをして温度を下げましょう。


[画像7: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-134899-6.jpg ]


五、湯三昧(ゆさんまい)
心を湯に集中して雑念を去り、没入します。
自己と対峙することにより、心の垢が自然とはがれていきます。
これを「洗心」(せんしん)とも呼びます。



[画像8: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-665839-7.jpg ]

六、垢離(こり)
汗がじんわりと出てきたら、一度、湯からあがり水をかぶります。
これを「垢離」(こり)と呼びます。
※湯三昧と垢離を繰り返します。(三度以上が理想です)



[画像9: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-373894-8.jpg ]

七、近慮(きんりょ)
最後の「垢離」を行ったのち、水に浸した手拭いをかたく絞り、体を拭きます。
左手で湯桶を固定し、右手で内側の汚れを確認しながら湯桶を洗います。
そして最後に、湯桶を逆さまにして響石に一度だけ当てて、残っていた水を切ります。

                 次に入浴する人のために、整えるのです。
                 これを総称して、近慮と呼びます。その文字の通り、近くを慮ることです。
ここでの近くとは、「次に入浴する人」を意味します。

[画像10: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-729911-9.jpg ]

八、風酔い(かぜよい)
風呂からあがった後、風を感じることで現実にゆっくりと戻ります。
先ほどまで感じることのできなかった微風を、ここではきっと感じることができるはずです。
ここでかき氷などを味わいます。


[画像11: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-627953-11.jpg ]


九、合掌
最後はやはり、湯への感謝の気持ちで。
 


◎小山薫堂氏総合プロデュースによる「Made in 宮崎」の特別な湯室。
小山氏による総合プロデュースの元、立山周平氏など地元宮崎県を拠点とするアーティストや職人が参加し、宮崎ならではの湯室を創出。濡れると独特の光を放つ石“黒霞”を使用した湯槽は左官職人 挾土秀平氏が手掛けました。また「おゆのみや」内で使用される“湯道具”は、地元・宮崎の素材や職人の手によるもので揃えられ、まさに「Made in宮崎」の特別な湯室となっています。

[画像12: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-990151-12.jpg ]


小山薫堂(放送作家)/総合プロデュース
1964年生まれ。初脚本となる映画「おくりびと」では第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、 第81回米アカデミー賞外国語映画賞獲得をはじめ、国内外で高い評価を受けた。
執筆活動の他、下鴨茶寮主人、東北芸術工科大学企画構想学科長を務める。

[画像13: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-272288-13.jpg ]


挾土秀平(左官職人)/湯槽(ゆぶね)・湯室内の壁
1962年岐阜県生まれ。土にこだわる壁づくりを目指し、普段は、近代的な建築物や個人住宅、伝統的な土蔵や茶室の壁塗りを行う。
天然の土と素材を使った塗り壁作りは、モダンかつ斬新でほかに類がなく、独自の世界を生み出している。世界にも活躍の場を広げている。


[画像14: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-884250-14.jpg ]


立山周平(画家)/天井画
1944年宮崎生まれ。宮崎育ち、宮崎在住。
京都で学んだ本格派の日本画家であると同時に、現代都市環境を彩る数々のモニュメント、オブジェを手掛ける。 その作品はアメリカを始めとする海外でも高い評価を得ており、国内においては東京のロイヤルパークホテルをはじめとしたハイエンドな施設に作品を提供している。

[画像15: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-400460-15.jpg ]


山田宗正(京都 大徳寺 真珠庵 住職)/お軸(湯道温心の書)
1954年福井県出身。98年、真珠庵第27世住職になる。
2005年から音楽家ツトム・ヤマシタ氏と共に、宗教宗派を越えた音楽法要「音禅法要」を営んでおり、大徳寺だけでなく、パリやプロバンスでも開催している。そのころから世界各国へ座禅の指導に赴く。住職だけではなく、庭師の一面も持つ。

[画像16: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-578097-16.jpg ]


◎“湯道具”一覧
■桶/ベンチ/ローテーブル飫肥杉(おびすぎ):日南家具工芸社(宮崎県日南市)
■水飲みグラス×竹          :ギャラリーうるし屋 片伯部雄人(宮崎県東諸県郡綾町)
■手ぬぐい藍染          :綾の手紬染織工房(宮崎県東諸県郡綾町)
■かき氷スプーン :木と漆の工房みやくに(宮崎県宮崎市)
■水 :霧島高原裂罅水(宮崎県都城市)
■湯懐石(特製かき氷) :宮崎特産 日向夏
:霧島高原裂罅水(宮崎県都城市)
■かき氷の器・湯のみ急須 水差し :向山窯櫻越工房 増渕篤宥(宮崎県小林市東方)
■かき氷を乗せるトレイ :飫肥杉/サンセラ(宮崎県都城市)
■籐籠 :橋之口籐工芸工房(宮崎県小林市)

フェニックス・シーガイア・リゾートについて
宮崎市の東岸に位置する太平洋に面した南北約11キロ、約700ヘクタールの黒松林に囲まれた自然の中に広がるリゾートの総称。「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」をはじめとする3つの宿泊施設や最大5,000名収容可能な国際級のコンベンション施設。世界のトップ100、日本のトップ3に名を列ね、1974年以来ダンロップフェニックストーナメントの舞台となっている日本屈指の名門ゴルフコース「フェニックスカントリークラブ」やテニスクラブなどのスポーツ施設など、恵まれた環境を生かした様々なアクティビティーが揃い、極上のリゾートステイをご提供しています。
[画像17: http://prtimes.jp/i/17658/1/resize/d17658-1-412260-17.jpg ]

フェニックス・シーガイア・リゾート 公式ホームページ
http://www.seagaia.co.jp

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