「死んだ男の残したものは」歌手に大竹しのぶ決定!/井上道義指揮・オール武満徹プログラムにて
PR TIMES / 2016年11月22日 12時43分
新日本フィルハーモニー交響楽団 第568回定期演奏会 ジェイド<サントリーホール・シリーズ>
新日本フィルハーモニー交響楽団(以下、新日本フィル)は、2017年1月26日(木)、東京・サントリーホールにて開催の第568回定期演奏会ジェイド<サントリーホール・シリーズ>にて、井上道義指揮による【オール武満徹プログラム】を開催いたします。本公演では没後20年を経た武満徹の原点からその音楽を辿ってゆきます。
このたびプログラムのひとつである1965年の谷川俊太郎作詞、武満徹作曲によるベトナム戦争の反戦歌「死んだ男の残したものは」の歌い手に、女優・大竹しのぶが決定しました。
武満徹のデビューから中期の傑作が揃った珠玉のラインナップとともに強烈な歌唱力にも定評のある大竹しのぶの歌声にご期待ください!
[画像1: http://prtimes.jp/i/22670/1/resize/d22670-1-836806-0.jpg ]
【公演概要】
日時: 2017年1月26日(木)19:00 開演(18:15開場)
会場: サントリーホール(東京都港区赤坂1-13-1 赤坂アークヒルズ内)
【プログラム】
シャンソン「聞かせてよ愛の言葉を」(蓄音機での再生)
武満 徹:死んだ男の残したものは♦
2つのレント(抜粋)★
リタニ - マイケル・ヴァイナーの追憶に -★
弦楽のためのレクイエム
グリーン
カトレーン(オ-ケストラ版)★*
鳥は星形の庭に降りる
訓練と休息の音楽 −『ホゼー・トレス』より−(3つの映画音楽)
ワルツ −『他人の顔』より−(3つの映画音楽)
【出演者】
指揮・お話:井上道義
歌:大竹しのぶ♦
ピアノ:木村かをり★
ヴァイオリン:崔 文洙(新日本フィル ソロ・コンサートマスター)*
クラリネット:重松希巳江(新日本フィル 首席クラリネット奏者)*
チェロ:富岡廉太郎*
オーケストラ:新日本フィルハーモニー交響楽団
【料金】チケット好評発売中
S席8,000円、A席7,000円、B席5,500円、C席・P席完売
【一般お問合せ・お申込み先】
新日本フィル・チケットボックス (月~金:10~18時 土:10~15 時 日祝休/ FAX は24時間受付)TEL:03-5610-3815 FAX:03-5610-3828
新日本フィル・チケットオンライン www.njp.or.jp
【その他チケット取扱】
チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:782-026)http://t.pia.jp/
e+(イープラス)http://eplus.jp/njp/
ローソンチケット TEL:0570-084-003(Lコード:35372) http://l-tike.com/
楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/
東京文化会館チケットサービスTEL.03-5685-0650
カンフェティチケットセンター http://confetti-web.com/ TEL.0120-240-540
【プログラムについて】
本公演は、武満が15歳で勤労動員された先で聴いたというシャンソン「聞かせてよ愛の言葉を」を、蓄音機で再生し彼の音楽的原点を追体験するところから幕を開け、つづいて、1965年4月「ベトナムの平和を願う市民の集会」のために谷川俊太郎が作詞、その谷川の依頼で作曲した「死んだ男の残したものは」が歌いあげられる。
そして、二十歳の武満によるデビュー作『2つのレント』(50年)から、完成譜が失われた本作のデッサンを元に自ら書き直した『リタニ- マイケル・ヴァイナーの追憶に -』(89年)へと繋がる、まさしく"連祷(れんとう)※1"のピアノ独奏は、ここでしか聴くことのできない試みとなる。
そのほか、武満の最初のオーケストラ曲にして、ストラヴィンスキーが「この音楽は実にきびしい(intense)」と絶賛した逸話※2でも知られる『弦楽のためのレクイエム』(57年)、国際的な名声を確固たるものにした『ノヴェンバー・ステップス』と並行して作曲された、ドビュッシーを示唆する『グリーン』(67年)、75年 9月小澤征爾指揮のもと新日本フィルとタッシによって初演された、数字の「4」が構造を支配する『カトレーン』、マン・レイの写真「剃髪したマルセル・デュシャン」に関わる夢を見たことに由来し、「5」の数字を基礎とする『鳥は星形の庭に降りる』と、初~中期のキャリアのみならず、武満の音楽を代表する傑作が連なる。
56年にはじめて映画「狂った果実」(中平康監督)の音楽を手掛けて以来、生涯で100本近く映画音楽を作曲し国内外で映画音楽賞を多数受賞している武満が、そのうち3本のテーマを演奏会用に編曲したのが『3つの映画音楽』。今回は勅使河原宏監督2作から、ふたりの初仕事となるドキュメンタリー『ホゼー・トレス』(59年)の「訓練と休息の音楽」、このタッグの5本目となる安倍公房原作の『他人の顔』(66年)の「ワルツ」を演奏する。
主催:公益財団法人 新日本フィルハーモニー交響楽団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
【新日本フィルハーモニー交響楽団】
[画像2: http://prtimes.jp/i/22670/1/resize/d22670-1-266056-2.jpg ]
1972年、指揮者・小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして創立。97年より墨田区「すみだトリフォニーホール」を本拠地とし、同ホールで日常の練習と公演を行う日本初の本格的フランチャイズを導入。定期演奏会等で高い評価を得る一方、学校・福祉施設等での地域に根ざした演奏活動も特徴的。99年小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任。04年に音楽家・久石譲と立ち上げた “新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ”で幅広い人気を集めており、映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』等では管弦楽を担当。近年の斬新な企画と優れた演奏は高く評価されている。指揮者・上岡敏之が2016年9月より音楽監督に就任。
公式ウェブサイト:http://www.njp.or.jp/
公式ツイッター @newjapanphil
公式Facebook:www.facebook.com/newjapanphil
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