アキラ・キャピタル、日本への新規投資により、太陽光発電ポートフォリオ拡大
PR TIMES / 2016年12月16日 10時20分
【2016年12月15日 、ロンドン】 ドイツの独立系資産運用会社、アキラ・キャピタル(Aquila Capital)は、機関投資家からの出資により、北海道苫小牧市ソーラーパークへの、数億ユーロ規模の投資を行ってまいりました。本件はアキラ・キャピタルにとって、2件目の日本への投資です。
同ソーラーパークは、送電を安定させる統合蓄電ソリューションを併設しており、同機能を持つ太陽光発電所としては日本最大規模の一つに数えられます。同ソーラーパークの建設は2016年7月に着手されました。2018年に予定される完成後の設備容量は38.4MWpを備える予定です。同ソーラーパークからの電力供給は、キロワットアワー当り40円(35 ユーロCt/kWh)[1]の固定価格買取制度で、20年間取引される予定です。
同ソーラーパークは日陰がほとんど無い平地に設置されており、太陽光発電施設にとって理想的な立地です。同ソーラーパークにはジンコソーラー製の高品質なパネルモジュールと、富士電機株式会社(東証1部上場、資本金476億円)のパワーコンディショナー(インバーター)が設置されることになります。ジンコソーラーは過去2年間、モジュールメーカーとしては世界のトップ5社にランクされてます。一方、富士電機は、インバーター分野でも最先端企業の1社として、国内の金融機関から高い評価を受けています。また、富士電機は、設計・調達・施工(EPC)および運営・管理を担当します。
本プロジェクトは、再生可能発電大手の日本グリーン電力開発株式会社と、GIキャピタル・マネジメント株式会社が共同開発を行います。建設、運営段階では、国内でインフラ分野のプロジェクトファイナンスでは最も経験豊富な、みずほ銀行が資金調達を保証します。
ボリス・ベルターマン(Boris Beltermann、アキラ・キャピタルの日本のソーラー事業責任者)は「この数年間、日本では再生可能エネルギー市場における太陽光発電の重要性が高まっています。当社の長年にわたる太陽光発電分野の実務的経験に加えて、GIキャピタル・マネジメントが調整役となる現場のパートナーらとの連携により、リスクを回避しながら投資機会を慎重に評価し、投資家のために魅力的な資産を特定し運用することが可能となります。」と述べています。
ローマン・ロスレンブロイヒ(Roman Rosslenbroich、アキラ・キャピタルCEO兼共同設立者)は「太陽光発電市場として成熟した欧州に加えて、日本もこの分野の機関投資家にとって魅力的な市場となっています。当社は進化する日本への更なる投資機会を模索しています」と述べています。
2015年末、日本における太陽光発電プロジェクトの規模は17億米ドル[2]相当となっています。2015年には10ギガワット近い新規発電容量が追加され、2年連続で世界第二位の市場規模となりました。
2016年、アキラ・キャピタルは欧州の太陽光発電ポートフォリオを運用する大手70社の中で第4位[3]となりました。今回の日本における投資により、アキラ・キャピタルの実績設置容量は540メガワットピークへ拡大します。
アキラ・キャピタルについて
アキラ・キャピタルは2001年設立。世界の機関投資家を対象に、実物資産、金融、プライベート市場におけるオルタナティブ投資ソリューションを提供しています。アキラ・キャピタルの幅広いオルタナティブ投資には、マルチファクター投資アプローチが採用されており、強固な運用体制、厳重なコーポレートガバナンス、確かな実績からなる基盤の上に、各アセットクラスに特化した専門家が運用を行っています、。
アキラ・キャピタルは設立当初よりオルタナティブ投資の開発に注力しています。世界8つの拠点で200名の専門家が、投資家に安定した利益を提供するためにオルタナティブ投資のバリューチェーン横断的な運用を行っています。
詳しい情報は以下のリンクをご参照ください(英語) www.aquila-capital.com
(注)本プレスリリースは既に海外で配信されているプレスリリースの日本語訳です。
[1] 2016年10月11日為替レート1ユーロ=114.98円換算
[2] 出典Inspiratia
[3] 出典:Solarplaza International BV発行の「Top 70 overview of European solar PV portfolios」。使用されたデータは2016年7月15日現在のもの。www.solarassetmanagementeu.com
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