宝情報、中小企業・士業向けセキュリティソリューションを発表 サイバー犯罪被害や加害者化を防ぐチェック・ポイント製品SMBポートフォリオ拡充
PR TIMES / 2017年5月11日 11時26分
~ネットワークを守る「Check Point UTMサポートサービス」コンピューターを守る「Check Point SandBlast Agentサービス」~
情報セキュリティサービスの技術総合商社、株式会社宝情報(本社:大阪府、代表取締役社長:宝玉 昭彦)は、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(以下チェック・ポイント)の中小企業(SMB)向け製品ポートフォリオを拡充し、新たに、ネットワーク(ゲートウェイ)用の「Check Point UTMサポートサービス」(*1)と、コンピューター(エンドポイント)用の「Check Point SandBlast Agentサービス」(*2)を 6月1日(木)より提供開始することを発表しました。セキュリティ脅威が増え加害者化の恐れが高まる中小企業・士業(*3)を、ネットワークとコンピューターの双方で守る新製品群により、500名以下の小規模組織のIT活用と経営継続を支援します。
弁護士・弁理士・司法書士・行政書士などの士業を主な想定対象とし、初年度2000契約が販売目標です。
中小企業の情報セキュリティ対策を主事業とする創業22年の宝情報は、全国のOA販売会社およびシステムインテグレーターを販売店として、情報システム担当者が不在ないしは数人の国内企業の経営継続を支援し急成長しています。セキュリティの最先端、イスラエルが拠点の世界的権威、チェック・ポイントのSMB製品の筆頭ディストリビューターとしての知見を活かし、最高レベルで費用対効果が高いセキュリティ対策を、導入しやすい価格帯(オープン価格)で運用サポートとともにパッケージ化して提供します。
●ワンストップでネットワーク運用管理を代行する「Check Point UTMサポートサービス」(*1)
[画像1: https://prtimes.jp/i/25770/1/resize/d25770-1-705391-0.jpg ]
「Check Point UTMサポートサービス」は、Check Point UTM700シリーズのアプライアンス製品(統合脅威管理の専用機)を運用します。宝情報のサポートセンターがリモート(遠隔)からリアルタイムでネットワークを診断し、セキュリティ脅威の発生時はアラートメール(オプション)を配信します。障害切り分けが難しい場合は、サポートセンターが代替機を手配して故障診断し、新しい機器を発送、または検証済みの機器を返送する「先出しセンドバック」を行います。企業ネットワークを止めずに守るサービスです。
●最新のアンチランサムウェア機能を備えた「Check Point SandBlast Agentサービス」(*2)
「Check Point SandBlast Agentサービス」は、企業のコンピューターにSandBlast Agentソフトウェアを入れ、クラウド上のセキュリティ脅威情報基盤「ThreatCloud」を使います。管理サーバーの運用形態はユーザー数100名以下目安のクラウド版、100名以上目安のオンプレミス版のいずれかから選べます。各拠点に高額な機器を用意することなく、ウェブ、社内ネットワーク、USBなどからの脅威を撃退する高度なエンドポイントセキュリティを実現します。身代金要求の被害が拡大するランサムウェア対策である最新の「アンチランサムウェア機能」を中心に、以下の3機能で構成されています。
Ø アンチランサムウェア(ロールバック)機能
[画像2: https://prtimes.jp/i/25770/1/resize/d25770-1-841697-1.jpg ]
昨年から 猛威を振るうアンチランサムウェア対応として、サンドボックス機能(下記)の検査前に感染し暗号化された感染ファイルを、暗号化前に自動作成したコピーファイルと差し替えて削除(ロールバック)し、感染前の状態に復旧します。
Ø 高度なサンドボックス機能
[画像3: https://prtimes.jp/i/25770/1/resize/d25770-1-522613-2.jpg ]
ThreatCloudが、PCに書き込まれたファイルをCPUのインストラクションコード(Intel CPUの命令コード)レベルでチェックすることで、回避型マルウェアを検知する「サンドボックス機能」(外部から受け取ったプログラムを保護された領域で動作させて安全を確保する仕組み)を提供します。
Ø アンチボット機能
[画像4: https://prtimes.jp/i/25770/1/resize/d25770-1-602524-3.jpg ]
過去に脅威となったサーバーは、ThreatCloudがリスト化して定期的に配信し、コンピューター端末がアクセスを試みた際に通信を自動的に遮断する「アンチボット 機能」を提供し、情報漏洩などの被害を防ぎます。
●背景:狙われ加害者となる中小企業・士業の情報セキュリティ対策需要が拡大(*3)
身代金を要求するランサムウェア、ネットバンキングの不正送金などサイバー犯罪の対象は、大企業から狙いやすい中小企業に移り、被害が急増しています。サイバー犯罪者は、情報セキュリティ対策が厳重な大企業を直接狙うのではなく、対応が遅れる小規模組織にまず侵入し踏み台にして標的企業を攻撃します。これにより、被害者となった中小企業、特に士業が取引先の加害者となるケースが増えています。
日本の約80%の中小企業が情報セキュリティに対する脅威を感じている一方で、約半数が自社のセキュリティ対策が十分でないと感じています。約4,000人調査で「情報セキュリティ担当者を任命していない」と回答した中小企業の経営者は56%に上り、実務担当者も「情報セキュリティに関する相談先がない」(47%)という悩みを抱えています(*4) 。規模が小さな企業ほど情報セキュリティ対策の不備が浮き彫りとなっています(*5)。
(*4)(*5)出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「2015年中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」
チェック・ポイントの中小企業(SMB)製品は、高品質と費用対効果が評価されています。2016年発表のCheck Point UTM700シリーズは、チェック・ポイント販売台数が前年比1.5倍に伸びています。筆頭ディストリビューターの宝情報は、導入運用サポート、わかりやすいレポートで中小企業を支え、急成長しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/25770/1/resize/d25770-1-429346-4.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/25770/1/resize/d25770-1-942337-5.jpg ]
宝情報の執行役員、猪俣 成寿は次のように述べています。「セキュリティは経営継続の要ですが、効果が見えづらいという課題から、中小企業、特に士業の対策が遅れています。チェック・ポイント社のSMB製品は、大企業向け品質を中小企業向けの価格帯で実現するバランスが優れています。当社の新製品群は、日本語の診断レポートで導入効果が見えるネットワークセキュリティと、コスト負担と不安を解消するエンドポイントセキュリティの双璧で、切実な脅威に直面する中小企業・士業を包括的に支援します。」
チェック・ポイント社の営業部長 真田賢太氏は次のように述べています。「宝情報社によって当社製品が、日本の中小企業・士業の皆さまに貢献することを嬉しく思います。メーカーとして最大限、支援します。」
■宝情報について http://www.takarajoho.com/
宝情報は情報セキュリティサービスの技術総合商社です。情報セキュリティ対策製品のディストリビューターとして、日本の中小企業にUTMを始め情報セキュリティソリューションを提供しています。
サポートセンターを軸としたセキュリティ総合サービスで社会全体のセキュリティ向上に貢献します。
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