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「名古屋城本丸御殿」10年に及ぶ復元計画を終え、2018/6/8完成公開!400年前と同じ奇跡の木造建築で文化を継承。事前プレスツアー開催予定。

PR TIMES / 2017年10月31日 11時1分

江戸期最先端技術の粋を極めた近世城郭御殿の最高傑作!!

名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所(所在地:愛知県名古屋市)は、「ものづくりの技、心、自然環境の大切さ」を後世に伝える一大文化事業として、江戸期最先端技術の粋を極めた近世城郭御殿の最高傑作「名古屋城本丸御殿」の10年に及ぶ復元計画を進めてまいりました。2018年6月8日(金)にその全容を完成公開いたします。この度、アートディレクターに廣村デザイン事務所の廣村正彰氏(愛知県出身)を迎え、メインビジュアルや制作物など、総合的にディレクションしていただきました。なお、一般公開に先立ち6月4日(月)にはプレスツアーの開催を予定しており、詳細はあらためてご案内させていただきます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-535279-1.jpg ]


「名古屋城本丸御殿」は、尾張藩主の住居かつ藩の政庁として、1615(慶長20)年に徳川家康の命によって建てられた、日本を代表する近世書院造の建造物で、総面積3,100m2 、木造平屋建こけら葺き書院造、13棟の建物で構成されています。
 1930(昭和5年)には天守閣と共に、城郭として国宝第一号に指定され屈指の名城として知られていたものの、1945(昭和20)年の空襲により建物の全てを焼失。しかし幸いにも焼失を逃れた、1049面の障壁画、309枚の実測図、約700枚の写真、約2000個の礎石など、他に例を見ないほどの豊富な史料が保管されており、様々な分野の専門家の協力を得て2009年1月から待望の復元工事に着手し、2018年の江戸幕府将軍が宿泊するために建造された最も豪華絢爛な「上洛殿」などの完成をもって、10年をかけた復元計画を終える予定です。
 名古屋文化の原点ともいえる「名古屋城本丸御殿」は、木曽の森で数百年の時を刻んだ檜を使用するなど、原則として旧来の材料により再現している他、復元により伝統技術や技法を受け継ぐとともに先人の技や知恵を未来へと継承し、名古屋の活性化につながるを拠点を目指します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-738569-3.jpg ]


【 復元概要 】
建物概要  木造平屋建こけら葺き※(一部本瓦葺き)書院造
      ※こけら葺き
      3mm程度の厚さに削った木材の薄板を一枚ずつ竹釘で打ち付け、
      屋根の下から上に向かって少しずつずらし重ねる日本特有の屋根葺き手法。
延べ面積  約3,100m2
復元時期  軍の上洛殿として使用され、書院造の典型的な意匠をもつ寛永期/1624年~1644年
復元目的  本丸御殿の歴史的意義を踏まえ、焼失前と同様の文化的価値を有し、
      かつ市民の財産として活用できるように復元
復元手法  原則として、旧来の材料・工法による旧状再現
復元意義  「ものづくりの技、心、自然環境の大切さ」を後世に伝える一大文化事業
      市民の新たな誇りの創出/名古屋城の価値と魅力の向上
      名古屋圏の活性化につながる大交流の拠点/匠の熟練の技を後世に継承

[画像3: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-729043-0.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-723472-2.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-725199-4.jpg ]

【 本丸御殿の主な出来事 】
1600年(慶長5)関ヶ原の戦いで徳川家康が勝利。家康は尾張国を手中に収め、四男の松平忠吉を清須城主とする
1610年(慶長15)閏(うるう)2月、名古屋城築城に着手。8月、天守台石垣完成。年内には普請工事完成
1612年(慶長17)天守閣や諸門、櫓などの作事が完成。本丸御殿の作事が始まる
1615年(慶長20)(元和元)2月、本丸御殿が完成
1633年(寛永10)翌年の三代将軍家光の上洛に備え、上洛殿などの作事に着手
1893年(明治26)宮内省に移管され、名古屋離宮となる
1930年(昭和5)離宮が廃され、名古屋市に下賜される。天守閣とともに建物が国宝指定
1945年(昭和20)戦災により天守閣とともに焼失
1992年(平成4)障壁画復元模写開始
2006年(平成18)基本設計
2007年(平成19)実施設計
2009年(平成21)復元工事着手
2013年(平成25)第一期公開(玄関・表書院など)
2016年(平成28)第二期公開(対面所・下御膳所など)
2018年(平成30)第三期公開(上洛殿・湯殿書院など)・完成公開


[画像6: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-728537-5.jpg ]

【 廣村正彰氏 Masaaki Hiromura 】
グラフィックデザイナー 廣村デザイン事務所主催
1954年愛知県生まれ。東京工芸大学教授、一般社団法人ジャパンクリエイティブ代表理事。グラフィックデザインの他、商業施設や美術館などのサインデザイン、CI、VI計画を多く手がける。
主な仕事:日本科学未来館、横須賀美術館、9h ナインアワーズ、すみだ水族館、あべのハルカス、そごう・西武、ロフトなど。主な受賞歴:毎日デザイン賞、KU/KAN賞、SDA大賞、グッドデザイン金賞他。著作『デザインのできること デザインのすべきこと』他。
http://www.hiromuradesign.com/


【 プロジェクトに関するお問い合わせ先 】
名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 〒460-0031 名古屋市中区本丸1番1号
担当:管理課企画運営係 岩田・吉田 TEL:052-231-1700 FAX:052-201-3646
MAIL:nagoyajo@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp
URL:http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp

【 取材・掲載に関するお問い合わせ先 】
株式会社SUZU PR COMPANY 担当: 鈴江恵子 TEL:080-6390-8284
MAIL:info@suzu-pr.com URL:http://suzu-pr.com

[画像7: https://prtimes.jp/i/28694/1/resize/d28694-1-535279-1.jpg ]


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