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TOEFL iBT(R)テストが大学入試英語成績提供システムに参加

PR TIMES / 2018年3月26日 18時1分

米国の非営利教育団体であるEducational Testing Service(本部:米国ニュージャージー州、以下 ETS)が作成するTOEFL iBT(R)テストは、このほど独立行政法人大学入試センターより発表があった、大学入試英語成績提供システムの資格・検定試験に係る参加要件の確認結果において、参加要件を満たしているとの確認を受けました。TOEFL iBT(R)テストは、世界で最も広い国で受け入れられ、高く評価されているテストです。

英語評価試験としてTOEFL iBT(R)テストが上記システムへの参加要件の確認を受けたことは、平成26年に中教審の答申で示された「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」に基づき、現在文部科学省が進めている一連の高大接続改革に資する試験として同改革への貢献が期待されていると言えます。

TOEFL(R)テストプログラム エグゼクティブ・ディレクターのジェニファー・ブラウンは、次のように述べています。「TOEFL iBT(R)テストが、大学の入学者選抜において生徒の英語力の評価・分析に有効な英語評価試験として活用されることを、大変光栄に思います。私たちは、まさにTOEFL iBT(R)テストの測定する英語力こそが、国際化情報化の進展の中で必要とされる学力の一つであると確信しています。」

文部科学省は、平成28年より、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜それぞれにおける改革を進めており、中でも大学入学者選抜における英語の外部検定試験の活用は、従来の英語の「読む」「聞く」の2技能の測定から「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能の測定に大きく転換するものです。これら4技能の測定は、新しい時代を生きるための人材育成に大いに寄与することとなります。

TOEFL iBT(R)テストは、生徒が英語を理解する能力だけでなく、英語でコミュニケーションできる能力を測る試験です。TOEFL iBT(R)テストには、4技能それぞれにフォーカスした問題に加え、受験者に4技能を組み合わせることを求める統合型テスト問題も含まれており、実際の言語力が正確に反映されるようになっています。

甲南大学国際言語文化センター所長であり、米国ETS公認トレーナーでもある津田信男教授は、次のように述べています。「評価基準が確立しているTOEFL iBT(R)テストのような外部試験を活用することは、よい選択でしょう。大学入試用に4技能試験を作成し実施することは、何年もかけてテスト問題を研究・改善していく必要がある複雑なプロセスです。TOEFL iBT(R)テストの評価基準は、統合的に英語の4技能を測る信頼性の高いものです。」

立命館アジア太平洋大学(APU)の入学部長である近藤祐一教授は、「APUが入学基準としてTOEFL iBT(R)テストを採用しているのは、国際基準の英語能力測定試験だからです。TOEFL iBT(R)テストの優れた言語理論は時間をかけて作られたものであり、テストの信頼性を確保するものです。日本の生徒の多くは、TOEFL iBT(R)テストを通じて初めて英語の世界基準に触れるわけです。TOEFL iBT(R)テストを受験することで、生徒たちに自分は世界の学生たちと競争しているのだという意識が芽生え、世界で活躍できるよう頑張ろうと思うようになるのです。」と述べています。

文部科学省は、これまで初等中等教育、高等教育双方においてグローバルな舞台で活躍できる人材の育成のために様々な施策を行ってきました。スーパーグローバル大学、グローバル30に採択された大学はその多くがTOEFL(R)テストを採用し、生徒たちはテストの準備を通じて、生きた英語スキルを身に着けてきました。生きた英語スキルは、企業や政府のトップに上り詰めたり、アジアの他の先進国と競争していくのにますます必要になってきています。

アメリカの大学院への出願準備でTOEFL iBT(R)テストを受けた経験のある、ニューヨーク国連本部で広報アシスタントとして勤める松浦梨菜氏は、次のように述べています。「TOEFL iBT(R)テストが評価する生きた英語スキルを培うことで、生徒たちは国際社会で活躍できる英語を身に着けることができるのだと思います。TOEFL iBT(R)テストの対策は、実用的なスキルに重点を置くため、私のキャリアにおいて非常に役立ちました。」

TOEFL(R)テストは、1964年に導入以来、日本において正確な英語評価試験として受け入れられてきました。今後も、テストの最新版TOEFL iBT(R)テストとして、正確性、公平性、安全性において高く信頼される試験であり続けます。テストの主催団体であるETSは、テストの品質を実証するため、厳密な研究プログラムを継続的に実施しています。試験結果の世界的統一性を確保するため、TOEFL iBT(R)テストのスピーキング、ライティングの採点は、複数の採点者が受験者の情報を一切見ずに一元的に行います。また、試験の安全性を確保するため、ETSは、実施する全テストのセキュリティインフラの整備に、年間6,000万ドル以上の投資をしています。

ETSは、今後も日本への投資を続け、受験者に対しより多くの受験機会を提供していきます。パートナーであるプロメトリック社と連携し、現在日本において、130か所以上のテスト会場でTOEFL iBT(R)テストを実施していますが、今後も必要に応じ、日本中の生徒がテストを受けられるよう、テスト会場の設置に尽力してまいります。

TOEFL (R)テストについて
TOEFL(R)テストは英語能力を評価する試験として、世界の幅広い国で受け入れられているテストです。現在、130カ国以上、10,000 以上の機関が導入し、累計3,500万人以上がTOEFL(R)テストを受験しています。TOEFL(R)テストの受験方法、勉強の方法、サンプルテスト等についてはTOEFL(R)ウェブサイト https://www.ets.org/jp/toeflで確認することができます。

Educational Testing Service(ETS) について
ETS は綿密な調査に基づくアセスメントの作成を通じ、世界中の人々に対する教育の質と公正さの向上を目指す非営利団体です。ETS は学生や保護者をはじめ、教育機関、政府機関にもサービスを提供し、教育面での調査や分析、方針の研究を実施し、また教員の認定、英語学習、初等/中等/中等後教育に関するさまざまなカスタマイズサービスおよび製品の開発を手掛けています。ETS は 1947 年に非営利教育団体として設立され、世界 180カ国以上、10,000 カ所を超える場所で毎年 TOEFL(R)テスト、TOEIC(R)テスト、GRE(R)テスト、The Praxis Series(R)アセスメントといった 5,000 万件以上のテストの開発、実施、評点を行っています。www.ets.org

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