ビキニ環礁に眠る戦艦「長門」の現在(いま)を撮影し、展示を。
PR TIMES / 2018年5月17日 11時1分
クラウドファンディングを利用した資金調達に挑戦します。
水中写真家・戸村裕行は、2018年5月9日より太平洋戦争(大東亜戦争)終戦後にアメリカ軍により接収され、マーシャル諸島・ビキニ環礁において核実験の標的となり沈没した戦艦・長門の現在(いま)を撮影し、展示するプロジェクトの支援者を国内最大のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を通じて募集致します。
水中写真家・戸村裕行は、2011年頃より、世界各地の海底に眠る太平洋戦争(大東亜戦争)に起因する日本の沈船、航空機、潜水艦などを自ら潜り撮影し、ミリタリー総合誌などで連載を続けております。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/34038/1/resize/d34038-1-445231-1.jpg ]
既に撮影をしている代表的な当時の艦船では、瀬戸内海に眠る・戦艦「陸奥」パラオに眠る駆逐艦「五月雨」トラック諸島(現在の名称はチューク)に眠る駆逐艦「文月」「追風」特設巡洋艦「愛國丸」特設潜水母艦「平安丸」フィリピン・コロンに眠る水上機母艦「秋津洲」給糧鑑「伊良湖」パプアニューギニアでは、有名なラバウ航空隊に関連するであろう「零戦」など、戦艦や商船(特設艦船)、航空機や潜水艦を含め、その数は約100にものぼります。
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そういった中でも、過去にはトラック諸島で現地民により発見された正体不明機を取材し「二式水上戦闘機」と特定し、現存する機体がないものとして、多くのメディアで取り上げていただいた事もありました。その他、戦艦「陸奥」の現在の姿を掲載したものを「陸奥記念館」(山口県周防大島町)に寄贈させていただいたり、先日まで横浜の日本郵船歴史博物館で行われた展覧会「グランブルーの静寂」にも多くの写真を提供させて頂いたりしました。
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●今回のクラウドファンディングに関して
戦艦「長門」とは、日本海軍の連合艦隊の旗艦、当時の世界の大型戦艦7隻の一隻、“ビッグ7”の一隻として、「日本の誇り」と親しまれた戦艦です。終戦を横須賀で迎えた長門は、すぐにアメリカ軍に接収され、その翌年、ビキニ環礁(マーシャル諸島)での核実験の標的となり沈没、今なお海底に眠っています。その長門に出会う為には、ダイビングなどの設備を備えた専用の船をチャーターする必要があり、更には撮影したものを展示するにあたり、莫大な資金が必要となり、その為の資金のご支援を、広くお願いする為のものです。
●撮影について
予定では、2018年6月末より約2週間の日程で今回のプロジェクトに既にご協力いただいているメンバーでビキニ環礁を訪れ『長門』を軸に日本の艦船の撮影を敢行します。また、この地には他にも多くの艦船が眠っておりますので、撮影の進捗次第では、それらの撮影も可能な限りトライします。
●帰国後の展示について
2018年6月15日より、東京都内において、約3ヶ月の日程で、既に撮影をした艦船、航空機などの写真展を平和について考える機会を作れたらという思いで開催致します。その会期中ではありますが、ビキニ環礁での撮影を敢行。帰国後できるだけ速やかに、展示替えを行い、多くの方に今回の撮影内容をご覧いただける状態にする予定です。また、そちらの写真展終了後は、全国いくつかの都市を巡回し、さらに多くの方にご覧いただく機会を作りたいと考えております。
●クラウドファンディングの詳細
・プロジェクトタイトル︰
「戦艦・長門。70余年、ビキニ環礁に眠る艦船たちの"現在"を写真に。」
・URL︰ https://readyfor.jp/projects/nagato-project
・目標金額︰150万円
・募集締め切り︰2018年6月22日(金)23時まで
※ALL or Nothing形式のため期間内に目標金額に達成しなかった場合は支援者に全額返金となります。
・使用プラットフォーム:クラウドファンディングサービス「Readyfor」
今回、このプロジェクトにご賛同頂きご支援頂いた皆様には、限定のミニ写真集等、各種「リターン」をご用意してございます。上記サイト内をご覧ください。
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