チャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」開催
PR TIMES / 2018年6月15日 10時1分
重い障害のある子どもと家族が名画を「楽しむ場」地域の人と「つながる場」を目指したチャリティー企画
特定非営利活動法人えがおさんさん(代表理事:松尾陽子、以下当法人)は、「子どものえがおで、社会をえがおに。」をテーマに、誰もが住みやすい地域づくりの一環として、重い障害のある子どもとご家族が名画を楽しみ、地域の人たちと交流できる場になることを目指したチャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」を、2018年6月30日(土)~7月2日(月)に、R'sアートコート(労音大久保会館)で開催致します。
2018年6月15日
<ニュースリリース>
特定非営利活動法人えがおさんさん 絵画展実行委員会
[画像1: https://prtimes.jp/i/34611/1/resize/d34611-1-944454-0.jpg ]
東京都新宿区の場合、区立小学校に通う児童数はこの10年間で1割弱の増加にも関わらず、区内の特別支援教室に通う児童数は10年間で4倍以上、特別支援学校に通う児童・生徒数も2割近く増加しています。
また新宿区内の障害児の保護者たちは、障害児が利用できるサービスについて「利用できる回数や日数が少ない」(23.9%)と回答。さらに介助の悩みや不安として「何かあった時に介助を頼める人がいない」(33.2%)、「休養やくつろぐ時間がない」(27.2%)とあるように、障害児の子育てに何らかの悩みを抱えていることが明らかになりました。(出典:「新宿区障害者計画(平成30年度~平成39年度) 第1期新宿区障害児福祉計画 第5期新宿区障害福祉計画」の総論より抜粋)。
なお厚生労働省によると、医学の進歩によってたんの吸引や経管栄養などが必要な医療的ケア児は(※)、全国に約1.7万人。その数は10年前と比べて約2倍に増え続けています。(出典:平成29年度医療的ケア児等の地域支援体制構築に関わる担当者合同会議「医療的ケアが必要な障害児への支援の充実に向けて」資料より抜粋)。
こうした背景から新宿区内の障害児とご家族には、以下のような課題が挙げられます。
1:障害のある子どもとご家族が、それぞれ休息できるサービスへの支援拡大
2:地域の人と専門職が連携し、障害のある子どもとご家族を支援する体制の強化
3:障害の有無を問わず、誰もが住み馴れた地域で安心して過ごせる居場所づくりの推進
このような課題を解決するために、誰もが住みやすい地域づくりの一環として開催されるのが、今回のチャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34611/1/resize/d34611-1-134763-2.jpg ]
「子どものえがおで、社会をえがおに。」をテーマに掲げた絵画展は、障害のある子どもとご家族が名画を「楽しむ場」となり、地域の人と障害のある子どもが絵画を通じて「つながる場」になることを目指しています。絵画展ではピカソ、シャガール、東山魁夷などの作品約120点を展示。入場無料で鑑賞できます。また開催期間中は、ジョルディ・イアンセン画伯も来日。新宿区内の中学校で、障害児とのワークショップも行います。なお絵画展売上金の一部は、障害のある子どもが遊びを通じて社会性を育む活動や居場所づくりの推進費用にあてられます。当法人は今後も、すべての皆様のえがおが広がる社会づくりに貢献してまいります。
チャリティー企画「現代国際巨匠絵画展」概要
◆現代国際巨匠絵画展とは
開催テーマ:子どものえがおで、社会をえがおに。
ピカソ、シャガール、東山魁夷、平山郁夫など120余点を展観。
会場は、車椅子でも鑑賞できるように絵画の高さや通路にも配慮しています。また医療的ケア(※)が必要な障害のある子どもたちも鑑賞できるように、会場内にはオムツ交換場所も設置しています。なお売上金の一部は、障害のある子どもが遊びを通じて社会性を育む「アクティビティプロジェクト」の活動費用や、居場所づくりを推進するための費用にあてさせていただきます。
◆開催日時場所
・日時:2018年6月30日(土)~7月2日(月)10:00~18:00(入場無料)
・会場:R'sアートコート(労音大久保会館)
・住所:東京都新宿区大久保1-9-10 TEL:03-5273-0806
◆ジョルディ・イアンセン画伯によるサイン会
・開催時間:11:00 / 14:00 / 16:00(予定)
◆特定非営利活動法人えがおさんさん 団体情報
当法人は、1996年に新宿区で医療的ケア(※)が必要な障害のある子どもとご家族を支援することから活動を開始。医療職と介護職が連携したチームケアによって、医療保険や障害者総合自立支援法に基づいた在宅医療や介護サービスを提供するほか、障害児に関わる専門職を対象にしたオリジナル研修なども実施。22年以上にわたって、独自のサービスを作り上げてきました。
特に、重い障害のある子どもが親と離れ、医療や福祉を学ぶ学生たちと共に、遊びを通じて社会性を育む「アクティビティプロジェクト」は、2010年度から月1回実施。現在まで130回を開催し、延べ950名のご家族に参加していただきました。プロジェクトの企画・運営は医療や福祉を学ぶ学生が行い、医療や福祉の専門職がプロジェクトを全面的にバックアップしています。学生と専門職が連携するこの活動により、障害児の自立心を育てながら、障害児の親も日頃の介護で疲れた体を休めることができ、さらに医療や福祉を学ぶ学生たちが障害児への理解を深めることができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34611/1/resize/d34611-1-782326-1.jpg ]
◆特定非営利活動法人えがおさんさん・団体連絡先
住所:東京都新宿区高田馬場1-25-36-30C
URL:http://egaosunsun.com
本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人えがおさんさん 絵画展実行委員会事務局 担当:松井・田中
TEL:03-3209-8668 (9:00 - 18:00 / 土日・祝日除く)
MAIL: info@egaosunsun.com
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