べスタス、日本向け極地風速仕様のV136-4.2 MW Extreme Climateを2019年風力発電展にて発表 べスタスが台風仕様における4MWプラットフォームを拡大
PR TIMES / 2019年3月2日 9時40分
べスタス(Vestas Wind Systems A/S 本部:デンマーク)は、V136-4.2 MW Extreme Climate風力発電機を発表しました。既に実績のある4MWプラットフォームを拡大し、極地風速に対応する仕様ながら、低・中風速域においても最大の発電量を得ることが可能となります。
2019年風力発電展で発表されたV136-4.2 MW Extreme Climateは、日本やアジアの厳しい気象条件下にあるプロジェクト・サイトに適した風車として紹介されており、中国南部、カリブ海地域および英国など、同様の気象条件にある市場へも適用可能です。また、陸上および洋上の両サイトにおいても設置可能です。
すでに稼働実績のあるV136-4.2 MW™機種を基に設計されたExtreme Climateでは、ブレードやハブが強化されており、(IECクラスI極値風速を上回る)毎秒53メートルの極値風速(Vref)、毎秒74-78メートルの突風(Ve50)にも耐えうる仕様となっています。また、台風に伴い発生する激しい落雷にも耐えられる設計です。
V136-4.2 MW™ Extreme Climateは高度なフルスケールコンバーターを採用、系統の弱い地域でも有効・無効電力を高精度・高速に制御、適用可能です。
べスタス社(Vestas Wind Systems A/S)の製品戦略担当バイスプレジデントであるトーマス・コジェンフスキ博士は、次のように述べています。 「V136-4.2 MW™ Extreme Climateの導入により、べスタスは乱流を伴う低・中風速域のサイトの可能性を広げ、実証済みの技術とカスタマイズされたソリューションをもって、お客様を支援します。また、大型ローターで発電量を増やし、極値風速や高乱流にも対応する強度と機能性を備えています。」
Vestas Asia Pacific(べスタス アジア パシフィツク)のクライブ・タートンCEOは次のように述べています。「べスタスのグローバルな経験および業界をリードする多様な製品展開により、日本のような特殊な市場のニーズにも対応し、カスタマイズされたサステイナブルなエネルギーソリューションが提供可能になります。ベスタスの4 MWプラットフォームの信頼性を積み重ね、様々な気象条件への適応性を拡大しています。」
日本の台風等の特殊な気象条件や市場ニーズに対応したV136-4.2 MW™ は、更にオプションナルソリューションを備えています。Large Diameter Steel Tower(大口径鋼製タワー)や、高度な落雷保護システム、課題の多いサイトへの輸送ソリューション、グローバルに対応した型式認証、Vestas Cold Climate Solutions(べスタス寒冷気候ソリューション)やHigh Wind Operation (HWO)などがその例です。
べスタスの4 MWプラットフォームは2010年の納入開始以来、優れた実績を築いてきました。継続的なイノベーションにより、発電量は56%改善しました。 べスタスの包括的な試験プログラムにより、システム設計も実証済みです。世界44ヶ国で7,000機以上、23GW相当が設置されており、様々な条件下での性能が実証されています。
4 MWプラットフォームを含むべスタス関連の画像については、下記のメディア・イメージ・ページへアクセスください。https://www.vestas.com/en/media/images.
べスタスについて
べスタスはサステイナブルエネルギーソリューションにおけるエネルギー業界のグローバルパートナーです。当社は世界中で風力発電機の設計、製造、設置を行い、サービスを提供しております。80カ国で101 GWの風力発電機を設置しており、ほかのどの企業よりも多くの風力発電を設置して参りました。 べスタスのプロジェクトは1993年に初めて設置され、同年から日本で事業を展開しています。当社は業界有数のスマートデータ活用能力と比類なき保守サービス契約下にある86GWの風力発電機を通じて、風力資源の解釈、予測、活用にデータを活用し、最高品質の風力発電ソリューションを提供します。24,600人を越えるべスタスの社員はお客様と共に、未来に向けて世界に持続可能なエネルギーソリューションを提供して参ります。
詳細情報は、当社のウェブサイトおよびソーシャルメディアをご覧ください。
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べスタス・ジャパン株式会社
ベスタスの日本での事業は、2004年にミーコン A/Sと合併する前の1993年にスタートしました。日本で最初のプロジェクトは、1993年3月に松任海浜公園発電所(石川県)への M300-100kWの納入でした。1995年に福岡でべスタスの風車一号機が設置されました。その後、ベスタスの事業は成長し、現在では稼働済み設備容量ベースで日本最大のシェア(市場シェアの20%)を有しております。(営業、エンジニアリングサーポートから保守点検業務まで)専門スタッフによる対応、また地域ごとの倉庫や、お客様のニーズに合った柔軟な保守点検プログラムを導入することで、日本のお客様により良いサービスの提供を心掛けております。
ウェブサイト: www.vestas.co.jp
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