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新商品「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」の販売開始について

PR TIMES / 2020年10月16日 10時45分

ロジスティクス(木箱梱包)用合板・SDGsへの貢献・経済産業省推進chemSHERPA対応・梱包業界の新しいスタンダード・海外販売も視野

本田木材株式会社(東京都調布市、代表取締役 本田 清範)ならびに明和産業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 吉田 毅、東証1部)は、日本の物流・ロジスティクスにおける「梱包資材の品質向上」と、「持続可能な開発目標(SDGs)への貢献」を目的とし、共同で商品開発を行い、経済産業省が推進しております “chemSHERPA(ケムシェルパ)” に対応した、撥水・防カビ機能付きロジスティクス(木箱梱包)用合板、商品名「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」を完成させ、販売開始することとなりましたので、ご報告させて頂きます。
なお、ロジスティクス(木箱梱包)用合板の分野において、撥水機能と防カビ機能を同時に付加させた商品仕様ならびに“chemSHERPA(ケムシェルパ)” に対応した商品は、日本国内はもとより世界的にも前例がなく、画期的な商品となります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/43962/1/resize/d43962-1-499404-0.jpg ]


商品の概要
(1)商品名
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」

(2)サイズ
1230(幅)×2440mm(長さ)
※厚みは9mm他各寸法に対応
※今後は海上コンテナ間口サイズ(ロジパネサイズ)1170(幅)×2300mm(長さ)も販売予定

(3)仕様
〇物流(梱包)仕様
・上位グレード:MLH合板(2回 熱圧着)(経済産業省推進“chemSHERPA(ケムシェルパ)”対応)
・一般グレード:一般合板(1回 熱圧着)(経済産業省推進“chemSHERPA(ケムシェルパ)”対応)

[経済産業省が推進しております “chemSHERPA(ケムシェルパ)”とは]
製品に含有される化学物質を適正に管理し、拡大する各国・地域の規制に継続的に対応するために、サプライチェーン全体で利用可能な製品含有化学物質の情報伝達の仕組みのこと

〇接着剤
アイカ工業(株)(愛知)製接着剤を採用

〇撥水剤・防カビ剤
住化エンバイロメンタルサイエンス(株)(大阪)製を採用

[撥水・防カビ機能について]
現地ベトナム内にて製造~日本国内在庫~木箱製造~輸出先での開梱までの期間を約6か月と想定し、その期間に耐えうることを目指し、撥水・防カビ機能を施しました。(なお、本商品は水・カビを完全に防ぐものではありません。撥水・防カビ効果は保管環境・使用方法・製造からの時間の経過により、徐々に薄れていきます。)
[画像2: https://prtimes.jp/i/43962/1/resize/d43962-1-556537-3.jpg ]


〇塗布方法
ダイセンベトナム社(ダイセン産業(株)(大阪)の現地法人)の特殊工法を塗布メーカーに指導し採用

〇製造メーカー(工場)
基盤合板メーカーならびに撥水剤・防カビ剤塗布メーカーは、ベトナム内の本田木材指定(ホンダプレミアム高品質メーカー指定)工場製

〇品質管理(技術監修)
製造国(ベトナム)での技術監修は日本人スタッフが常駐しております、ダイセンベトナム社が行い、日々現地メーカーと協議を重ね、品質の安定向上を継続的に行います。

(4)販売場所
横浜港・名古屋港・門司港・博多港にて在庫開始予定
※今後顧客からのご要望に応じて、仙台港、大阪・神戸港等、全国にて順次在庫販売予定
※なお、本商品は、世界のロジスティクス業界においても、画期的な商品であるため、世界的な需要を模索し、海外販売展開も検討して参ります。

(5)取扱数量
当初、「上位グレード:MLH合板(2回熱圧着)」を先行販売致します。全国で40フィートコンテナ10コンテナ相当量(約450㎥/月)を目標と致します。
その後、ロジスティクス業界へ広く普及することを目指し、経済性を考慮した一般合板“通称・ベトナム合板”(1回熱圧着)も販売する予定です。
[参考]現在、ロジスティクス(木箱梱包)用途の合板は中国やベトナム等から毎月全国へ約12,000㎥が輸入されております。(本田木材調べ)

(6)販売開始
2021年年始より(一般販売スタート)


『WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)』の新しい4つの特長

1.持続可能な開発目標(SDGs)への貢献・経済産業省推進“chemSHERPA”対応
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を目的とし、ロジスティクス事業者が適切に“地球環境を意識した資材選定”が出来るよう、経済産業省が推進する “chemSHERPA(ケムシェルパ)” に対応しております。これにより、合板(接着剤・撥水剤・防カビ剤)内に含有される化学物質を適切かつ簡単に管理把握することが可能となり、持続可能な開発目標(SDGs)が提唱する「12.つくる責任 つかう責任」に貢献してまいります。

2.「住化エンバイロメンタルサイエンス(株)」製 撥水剤・防カビ剤を採用
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、大手化学メーカー「住化エンバイロメンタルサイエンス(株)」社製の撥水剤ならびに防カビ剤を塗布し、業界初となる防カビ機能と撥水機能を同時に有したロジスティクス(木箱梱包)用合板です。合板製造(ベトナム)から木箱開梱(製品輸出先にて)までの期間を凡そ6か月と想定し、その期間に耐えうることを目指し、撥水・防カビ機能を施しております。さらに、信頼性の高い日本の大手化学メーカー製の撥水剤・防カビ剤を採用することにより、含有される化学物質を適切かつ簡単に管理把握することが可能となります。
(注意)本商品は水・カビを完全に防ぐものではありません。撥水・防カビ効果は保管環境・使用方法・製造からの時間の経過により、徐々に薄れていきます。

3.合板用接着剤メーカー大手「アイカ工業(株)」製 接着剤を採用
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、合板用接着剤メーカー大手「アイカ工業(株)」製の接着剤を採用しました。通常、ロジスティクス(木箱梱包)用合板で採用することのない日系メーカー製接着剤を採用することにより、今まで以上に品質の安定性は向上し、さらに、信頼の高い日本のメーカー製を採用することにより、含有される化学物質をより適切かつ簡単に管理把握することが可能となります。

4.日本人スタッフ常駐のダイセンベトナム社が現地で技術監修
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、現地ベトナム国内において、ダイセンベトナム社が技術監修を行います。ダイセン産業社は海外での製造や技術監修において多くの経験を有する企業です。ロジスティクス(木箱梱包)用合板製造の分野で日本人スタッフが現地に駐在し、技術監修を行うことは大変珍しく、これにより、現地メーカーと緻密な打ち合わせが可能となり、品質の安定はもとより、お客様から品質改良のご要望があった際、即座に対応することが可能です。特にコロナ禍において、日本からの出張が難しい状況においては意義のあるものになっております。


『WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)』の期待される3つのメリット

<1>撥水・防カビ機能付加による木箱の耐久性の向上【品質向上】
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は高性能の撥水剤と防カビ剤が塗布されています。さらに、接着剤には、日系企業製の接着剤を採用致しました。これにより、ロジスティクス事業者によって梱包された木箱(貨物)が、海上貨物などの厳しい環境(雨濡れや気温や湿度の変化)に置かれた場合や、景気の減退などにより物流が滞り、貨物が国内や輸出国先にて、放置される状態が続いた場合でも、従来合板と比較し、耐久性の向上が期待されます。なお本製品の販売は、上位グレード:MLH合板(2回熱圧着)に限定せず、ロジスティクス業界へ広く普及させることを目指し、多くの梱包事業者様に利用していただける様、経済性を考慮した一般合板“通称・ベトナム合板”(1回熱圧着)も販売する予定です。
(注意)本商品は水・カビを完全に防ぐものではありません。撥水・防カビ効果は保管環境・使用方法・製造からの時間の経過により、徐々に薄れていきます。

<2> 防水対策ブルーシート施工の削減・航空貨物から海上貨物への移行【既存コストの削減】
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、高性能の撥水剤と防カビ剤が塗布されています。これにより、これまで防水対策として施されていたブルーシートなどの施工を、状況(雨濡れや極端な気温や湿度の変化がない等の状況)に応じて削減することが可能となります。ブルーシートなどの材料費や、それを施す作業手間(人件費)の削減が期待されます。さらに、梱包資材の品質向上に伴い、海上貨物自体の信頼性が向上することにより、航空貨物から海上貨物への移行が期待され、実現すると、ロジスティクス業界全体で大幅な物流コストの削減が可能となります。
(注意)本商品は水・カビを完全に防ぐものではありません。撥水・防カビ効果は保管環境・使用方法・製造からの時間の経過により、徐々に薄れていきます。

<3> SDGsへの取り組みや地球環境を意識した資材選定による営業力向上
「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、経済産業省が推進する“chemSHERPA(ケムシェルパ)”に対応したロジスティクス(木箱梱包)用合板です。これにより、ロジスティクス事業者は、適切かつ簡単に合板内(接着剤・撥水剤・防カビ剤)に含有される化学物質を管理・把握することが可能となります。 昨今、日本国内はもとより全世界で、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みが評価されており、ロジスティクス事業者様におかれましては、地球環境を意識した梱包資材の選定をすることにより、企業PRや営業競争力向上につながると期待されます。

商品開発の背景と経緯


■今日、日本の物流(ロジスティクス)の梱包事業では、合板を使った木箱製造が一般的です。(下写真参照願います)

[画像3: https://prtimes.jp/i/43962/1/resize/d43962-1-533953-4.jpg ]

■日本にて製造され、世界各国へ輸出される工業製品は、半導体製造装置等、高付加価値化(ハイテク化)が進んでおります。
■従来、日本から輸出される半導体製造装置などの高付加価値商品は航空貨物による輸送が主流でした。しかし、近年の取扱数量の増加に伴い、航空貨物ではその数量を捌ききれない事態となっており、海上貨物での輸送割合が増加傾向にあります。
■一般的に海上貨物は、航空貨物より、厳しい環境(雨濡れや気温や湿度の変化など)におかれることが多く、さらに、昨今のコロナ禍による市況の悪化で、物流が停滞し、ロジスティクス(梱包)事業者によって梱包された貨物(木箱)が、日本国内や輸出国先において、風雨の中、長期保管されることが散見されるようになりました。これは、木箱内への浸水や、カビの発生等の事故の原因となっております。
■これらの変化に伴い、ロジスティクス業界からは、悪環境に適応した(耐えうる)、撥水機能や防カビ機能を保持した梱包資材(合板など)が求められるようになってきております。
■他方、今日、日本国内はもとより全世界で、環境保全への配慮や、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みが、重要視されております。今後日本の製造業や、ロジスティクス業界がグローバル競争において、競争力を向上させるためにも、それらへの積極的な取り組みが不可欠であり、ロジスティクスに関連する資材の選定も、地球環境を意識した(製品に含有される化学物質を適正に管理しているなど)資材選定をすることが必要となっております。
■2019年秋。高付加価値商品(半導体製造装置)の物流業務を担われております某ロジスティクス事業者様のご発案で、「今後の日本のロジスティクス業界の発展のために、持続可能な開発目標(SDGs)へ配慮し、さらに物流事情の変化(海上貨物の増加や、貨物の停滞等)に耐えうる高品質(撥水・防カビ機能を持った)な梱包資材を開発してほしい」旨のご依頼を頂きました。本田木材では、過去の梱包資材の開発実績に基づき、明和産業社とプロジェクトチームを結成し、開発がスタート。本年2020年秋完成に至りました。なお、本製品「WATER & MOLD BLOCK Plywood for packing(梱包用撥水・防カビ特殊加工合板)」は、実用新案の申請予定です。

[参考]
持続可能な開発目標(SDGs)は2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、「12.つくる責任 つかう責任」の12.4において、「2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。」とうたわれております。

各社の概要
[商品企画、国内販売担当]
・社名 本田木材株式会社
・所在地 東京都調布市調布ヶ丘1-32-5
・代表取締役 本田 清範
・資本金 1,200万円
・連絡先 電話:042-482-2181
     FAX:042-481-6621
・ E-mail hondamokuzai@iaa.itkeeper.ne.jp
・事業内容 物流(梱包)用木材卸

[輸入代理業務(商社)、協力会社との調整、海外販売担当]
・社名 明和産業株式会社 [東証1部]
・所在地 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
・代表取締役社長 吉田 毅
・資本金 40億2,400万円
・担当部署 機能建材事業部
・連絡先 電話:03-3240-9359
 FAX:03-3240-9566
・URL https://www.meiwa.co.jp
・事業内容 電池材料、資源・環境ビジネス、樹脂・難燃剤、医薬関連開発、石油製品、石油ビジネス開発、高機能素材、機能建材、自動車等の関連事業


本田木材ならびに明和産業は、今後も日本の国際競争力(輸出力)の向上のために、それを支えるロジスティクス業界、梱包業界の皆様を全力でお手伝いさせていただき、日本経済躍進に貢献してまいります。

<本件に関するお問い合わせ先>
本田木材株式会社 
担当:本田 浩一
携帯:080-5654-9489
E-mail:hondamokuzai@iaa.itkeeper.ne.jp

明和産業株式会社 
担当:黛 俊貴
電話:03-3240-9359
E-mail:t-mayuzumi@meiwa.co.jp

詳細はPDFデータをご覧ください
https://prtimes.jp/a/?f=d43962-20201013-3245.pdf

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