CYBAVOがSepiorと提携、MPC技術で企業の仮想通貨ウォレットを保護
PR TIMES / 2019年4月16日 12時40分
CYBAVO社とSepior社との新しいパートナーシップ契約により、CYBAVO社の機関投資家向けウォレットであるCYBAVO VAULTに現在得られる最高水準のセキュリティ保護が施されました。
<<報道資料>>
CYBAVO Pte. Ltd.
CYBAVOがSepiorと提携、MPC技術で企業の仮想通貨ウォレットを保護
2019年4月16日、シンガポール発: CYBAVO社とSepior社との新しいパートナーシップ契約により、CYBAVO社の機関投資家向けウォレットであるCYBAVO VAULTに現在得られる最高水準のセキュリティ保護が施されました。両社の新しい契約により、Sepior社の秘密鍵保護技術をCYBAVOウォレットに統合することが可能になりました。CYBAVO VAULTは、仮想通貨交換業者、資産運用会社、カストディアン、および他のブロックチェーン対応企業に対して、業界で最も堅牢な秘密鍵によりセキュリティ保護された完全機能を備えた機関投資家向けウォレットを提供します。
Sepior社は、オンライン取引を保護するしきい値暗号技術のリーダー企業です。マルチパーティー計算(MPC)を使用した最先端のしきい値署名(ThresholdSig)技術は、秘密鍵暗号化およびトランザクション署名に最高水準のセキュリティを提供します。また、ThresholdSigにより、完全な秘密鍵がどのデバイスでも不要になります。
CYBAVO社CEOのPaul Fanは、次のように述べています。「このたびのパートナーシップにより、当社のセキュリティ基準はさらに高まります。Sepiorの最先端暗号化ソリューションは、当社の既存セキュリティスタックを補完するものであり、両社共同の取り組みにより、市場で最も安全でユーザーフレンドリーな機関投資家向けウォレットを提供することができるでしょう」
また、Sepior社CEOのAhmet Tuncay氏は、次のように述べています。「CYBAVO社のセキュリティに対する包括的なアプローチは、業界が求めている仮想通貨セキュリティとトランザクション効率の新しい基準となるものです。Sepior ThresholdSig™に裏付けされたCYBAVO VAULT™は、マルチパーティー計算を利用して、マルチパーティー承認が行える業界最高水準のセキュリティを提供しつつ、単一署名トランザクションのオンチェーン効率を維持します。
CYBAVO VAULTを使用すると、マルチ通貨の企業用ウォレットを作成したり、支出制限、送信アドレスのホワイトリスト、ウォレットの役割や権限、または複数レベルのしきい値承認プロセスの承認など、詳細なウォレットポリシーを定義できます。
CYBAVOは、企業用仮想通貨ウォレット、ウォレットアプリSDK、および安全なフルブロックチェーンノードサービスなど、秘密鍵保管および管理を行うための安全なターンキーソリューションを提供しています。市場で提供されている他の企業用ウォレットとは異なり、CYBAVOは同社のセキュリティ重視設計に則った包括的なアプローチを採っています。 CYBAVOソリューションは、サイバーセキュリティ専門家のチームによって設計されており、システムが稼働するオペレーティングシステムから厳格なポリシーの適用に至るまで、アーキテクチャのあらゆる層のみならず、システム全体にわたりセキュリティを考慮しています。このアプローチは、セキュリティを意識しない開発者による監視を伴わない複数のコンポーネントの統合によって起こるセキュリティ侵害、すなわち秘密鍵の漏洩や暗号の盗難につながる可能性がある侵害のリスクを飛躍的に低減します。
●CYBAVO Pte. Ltd.について:
CYBAVO社は、企業および金融機関向けに、安全で使用可能な仮想通貨保管および管理ソリューションおよびサービスを提供しています。当社のポートフォリオは、仮想通貨交換業者、デジタル資産運用会社、あるいはカストディアン向けにさまざまなソリューションを提供しています。当社は、サイバーセキュリティ、ブロックチェーン、デジタル通貨業界の専門家によって2018年に設立されました。同社には、セキュリティおよび仮想通貨の分野で確固たる経験を持つ開発者と研究者が務めています。
ウェブサイト:https://www.cybavo.com/jp/
連絡先:info@cybavo.com
● Sepior ApSについて:
2014年に設立され、デンマークのオーフスに本社を置くSepior社は、しきい値ベースのマルチパーティコンピューティング(MPC)を使用した、仮想通貨保管ウォレット、パブリックまたはプライベートブロックチェーン、クラウドベースのSaaS製品などのオンライン通貨取引およびエンタープライズデータ保護アプリケーションに高い信頼性をもたらします。RSA賞受賞歴のあるSepiorの著名な暗号専門家チームは、特許取得済のしきい値暗号プロトコルを使用して、オンラインセキュリティとプライバシーに必要な革新的な鍵保護と管理を実現しています。その結果、現在および将来のフィンテック、クラウド、IoT、および分散型元帳アプリケーションならびにサービスに最適化された分散型信頼モデルを使用して、あらゆるハードウェア、仮想デバイス、またはプラットフォームで動作する顧客定義可能なセキュリティフレームワークを利用できるようになります。
ウェブサイト:https://sepior.com
●本件に関する報道関係のお問い合わせ先:
Zonic Group (Japan) 担当:川合
Email:ykawai@zonicgroup.com
Tel:+ 050-3486-1003
以上
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