全身性エリテマトーデス(SLE)を啓発する「世界ループスデー」、国内初の公認イベントに協賛
PR TIMES / 2019年5月31日 8時40分
~SLEの特有性に高い関心、「人それぞれに症状が異なる、若年女性に多く発症」~
サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャック・ナトン、以下「サノフィ」)は、全身性エリテマトーデス(以下「SLE」)を啓発する「世界ループスデー」の、国内初の世界ループス財団公認イベントにこのたび協賛しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45276/1/resize/d45276-1-582865-2.jpg ]
5月10日の世界ループスデー(World Lupus Day)は、早期診断や治療を通したSLEの患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指し、2004年にアメリカで発足しました。国内初の世界ループス財団公認啓発イベント(日経WOMAN、日経doors主催)が都内で開催され、SLE情報サイト「SLE.jp」(https://www.sanofi-sle.jp/)などを通じて、膠原病のひとつであるSLEの疾患啓発に注力するサノフィでは、本イベントに協賛しました。
当日は約100人が参加する中、専門医とSLE患者さんというそれぞれの立場から、国立研究開発法人国立成育医療研究センター村島温子先生とプロゴルファーの岡村咲さんによる講演、膠原病の家族をもつメイクアップアーティストCeCeさんを交えたトークセッションが行われました。
村島温子先生は、「SLEは若年女性に多く発症する疾患で、代表的な症状として皮膚や関節症状、発熱などがありますが、全身に様々な症状が出るとともに、人によりそれぞれ症状が異なります。ひとりでも多くの人にSLEについて正しく理解してもらうことは、患者さんの心理的負担を軽減することにおいて大変有意義です」と、本疾患への理解を深めることの重要性を述べられました。
また、参加者を対象とした事前アンケートの結果では、40%は「SLE」を知っていたものの、「女性に多い病気と聞いて浮かぶ病気は何ですか?」との質問(選択肢より複数回答)に対し、「SLE」を選択した人は20%以下で、SLEが女性に多い疾患という認知は低いことが示唆されました。
サノフィでは「Empowering Life」のスローガンの下、ヘルスジャーニー・パートナーとして、膠原病のひとつであるSLEへの認知向上ならびに理解促進に向けて取り組んでいます。
以上
世界ループスデーについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/45276/1/resize/d45276-1-325073-1.png ]
世界ループスデー(World Lupus Day)は、2004年にアメリカで開催されたSLEに関する国際会議、International Congress on Lupus and Related Diseasesにて、アメリカのループス財団によって提唱されました。世界75カ国のSLEに関連する約250の団体とともに、SLEの患者さんやご家族のために活動している世界ループス財団(World Lupus Federation)は、SLEの認知向上に寄与し、患者さんの医療サービスの向上、疾患の原因と治療法の研究、ならびに早期診断と治療を促進するために取り組んでいます。
世界ループスデーの詳細はhttp://worldlupusday.org/ をご参照ください。
世界ループス財団の詳細は、https://worldlupusfederation.org/ をご参照ください。
全身性エリテマトーデスについて
エリテマトーデスは膠原病の1つで、皮膚に狼に噛まれたような赤い斑点(紅斑性狼瘡:lupus erythematosus。lupusはラテン語で狼の意味)ができることから名づけられています。
全身性エリテマトーデスは指定難病※1の1つで、免疫複合体の組織沈着により起こる全身性炎症性病変を特徴とする自己免疫疾患です。発熱、全身倦怠感の他、赤い斑点(紅斑)などの皮膚症状、関節炎といった多彩な症状を全身の様々な場所に引き起こします。若年女性に好発し、発症年齢は20~40歳代であることが多く、寛解と増悪を繰り返して慢性の経過を取ることが多いとされています。
日本での全身性エリテマトーデス患者数は年々増加し、指定難病の特定医療費受給者証を所持する患者さんだけでも6万人を超えるとされています※2。一方で、特異的な症状がなく他疾患と診断されたり、確定診断に至っていなかったりする患者さんを含めると、さらに多くのSLE患者さんがいると推定されています。
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※1 国が「難病の患者に対する医療等に関する法律」に定められる基準に基づいて医療費助成制度の対象としている難病。
※2 平成29年度末現在の厚生労働省の衛生行政報告例数。
サノフィについて
サノフィは、健康上の課題に立ち向かう人々を支えます。私たちは、人々の健康にフォーカスしたグローバルなバイオ医薬品企業として、ワクチンで人々を守り、革新的な医薬品で痛みや苦しみを和らげます。希少疾患をもつ少数の人々から、慢性疾患をもつ何百万もの人々まで、寄り添い支え続けます。
サノフィでは、100カ国において10万人以上の社員が、革新的な医科学研究に基づいたヘルスケア・ソリューションの創出に、世界中で取り組んでいます。
サノフィは、「Empowering Life」のスローガンの下、ヘルスジャーニー・パートナーとして人々を支えます。
日本法人であるサノフィ株式会社の詳細は、http://www.sanofi.co.jp をご参照ください。
サノフィは、SLE患者さんとご家族のためのSLE情報サイト「SLE.jp」を2018年4月に立ち上げました。詳細は、https://www.sanofi-sle.jp/ をご参照ください。
※お手数をおかけしますが、プレスリリースは下記リンクよりダウンロードいただけますようお願い申し上げます※
https://prtimes.jp/a/?f=d45276-20190529-7564.pdf
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