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日本初!!「農業」×「福祉」+ドローン?=新しい農福連携の"カタチ"

PR TIMES / 2019年7月25日 9時40分

Heart Full Drone・プロジェクト【ハートフル・プロジェクト】~僕の、私の想いをドローンにのせて~



弊社、企業組合ジパング(Drone+【ドローンプラス】と株式会社チックによる共同出資会社、以下:ジパングという)代表理事 森谷智之は、農業と福祉による農福連携の新しいカタチとして、ジパングが販売・取扱いをしている農業用ドローン(MG-1)を一つのハードとして使用し、社会福祉法人さくらんぼ共生会が母体となる、就労支援事業所あるあーる(以下:あるあーるという)と一緒にこれまでにない日本初のプロジェクトを令和元年6月14日に始動しました。


[画像1: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-282527-4.jpg ]



[動画: https://www.youtube.com/watch?v=s6pytVJaKqQ&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3HU-cbzEDWW9bLa4TszOdYyGdjsTUpQmG5Ljfeh-J8_4IP4GQJs9MzhkQ ]



農福連携とは、障害者等の農業分野での活躍を通じて、自信や生きがいを創出し、社会参画を促す取組であり、農林水産省では、厚生労働省と連携して、「農業・農村における課題」、「福祉(障害者等)における課題」、双方の課題解決と利益(メリット)があるWin-Winの取組である農福連携を推進しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-988823-6.jpg ]



これまでの農福連携に見られる活動として、“障がい者が直接農業に従事し、食材を確保する”というものが多く
近年ではリハビリにも効果があるとされていました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-573638-19.jpg ]



しかし、障がい者はすべてイコールのコンディションではないことと、施設によって重軽の開きがあり、外に出られる方で農業を行うにしてもそれには施設の職員がついていかなくてはなりません。職員の人数が限られている中で屋外でのサポートに職員を振り分けてしまうと、外に出ることができない入居者への支援のクオリティーが下がってしまうというマイナス面がありました。

そこでジパングは、「あるあ~る」と連携し、農業用ドローン(MG-1)のボディー部分に、施設利用者より思い思いの文字や絵(アート)を描いてもらい、その想いを乗せたアートドローンを利用者に代わって県産米「つや姫」のブランド産地形成を目指している「つや姫ヴィラージュ」の圃場に追肥や防除を行います。


[画像4: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-598614-8.jpg ]



[画像5: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-243702-16.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-107747-20.jpg ]



そして、その水稲防除で得た収益の5%をアートを画いてくれた施設に寄付し、障がい者の作業工賃取得に繋げます。

これが、Heart Full Drone・プロジェクト【ハートフルドローン・プロジェクト】です。

[画像7: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-965432-9.jpg ]



[画像8: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-207170-12.jpg ]



「農業分野と福祉分野、それぞれの課題」
農業の課題として、担い手不足による従事者の高齢化。
福祉施設の課題として作業工賃のアップ。
農業分野へのドローン活用の課題として、認知度や作業性能の周知とスマート農業の推進。

などが挙げられます。

[画像9: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-874466-13.jpg ]



今回スタートさせた、ハートフルドローン・プロジェクトでは、先にあげたそれぞれの課題をクリアできる物であり農福連携の新しいカタチです。

ドローンで追肥や防除を行うことで、労働力の省力化と人件費というコストの削減にもなり、間接的ではありますが施設利用者の社会参加と作業工賃のアップが期待できます。

ドローンに至っては、スマート農業の推進と新規散布圃場の確保に繋がり、農家さんとしても、これまでお願いしていたヘリ防除からジパングのアートドローン散布に切り替えることで、今までと変わらない料金で、間接的ではあるが障がい者へ支援することにもなります。

また、これまで手で行っていた作業がドローンに切り替わることで労働力の軽減となるだけでなく人件費のコストカットにも貢献します。

[画像10: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-192438-10.jpg ]



『五つのWin』で、Winが~ファイブ!
・外に出ることができない入居者でも農業に参加でき工賃を得る又アップすることができてWin
・行政も模索していた農福連携を新しいカタチとしてすすめられてWin
・農業生産者も、これまでの水稲防除をジパングのアートドローンに切り替えることで、今までと同じ料金で間接的に障がい者へ支援ができてWin
・散布圃場が増えることで、施設へお渡しする工賃が上がり、ジパングとしてはドローンとスマート農業の推進が進みWin
・県産米「つや姫」に追肥することで、新しい農福連携のカタチを促進させた品種としてブランド力が向上しWin
関係する誰もがマイナスになることがないプロジェクトです。

日本初の農福連携のカタチを県産米の「つや姫」の圃場で行うことは、ブランド力の向上に寄与します。

その初のアートドローンで、県産米「つや姫」のブランド産地形成を目指している「つや姫ヴィラージュ」にある株式会社四季ふぁーむさんの圃場15haに追肥を令和元年7月6日に行いました。

四季ふぁーむ社長の土屋さんによると、これまで15haの圃場に追肥を二人で一週間かけて行っていたそうです。
内容としても重さ20kgの動噴を背負い圃場を何度も行き来して10aあたり10kgの肥料を散布し、一度転ぶと一人では起き上がれなくなってしまう事もあるとても大変な重労働ですが、アートドローンで行う事で1日半という速さで終了することができました。

[画像11: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-157521-17.jpg ]



[画像12: https://prtimes.jp/i/46011/1/resize/d46011-1-145843-18.jpg ]



これは、従業員を一週間の内残り五日を違う業務に充てることができるとともに、これまで重労働な業務の大幅な軽減になります。

業務を委託するということはもちろん経費が掛かるということですが、スマート農業の推進という意味で、このドローン導入の費用対効果はとても高いものであると言えます。

企業組合ジパングは、この活動が山形県と宮城県だけではなく、東北、そして日本全国に広がる活動をこれからも支援・活動してまいります。


☆下記日程☆

6月14日
社会福祉法人さくらんぼ共生会「Gallery&cafe あるあーる」にてドローンに絵を描き、アートドローンを制作。

7月6日~11日
山形県寒河江市の「つや姫ヴィラージュ」にて農地美化活動に合わせ、制作したアートドローンで県産米つや姫に新剤の肥料を散布。

8月中旬
アートドローンで水稲へ適期防除。(予定)

10月中旬頃
「つや姫ヴィラージュ」の収穫祭。そこにアートドローンを展示。施設へ作業工賃寄与(予定)


企業組合 ジパング
代表理事 森谷智之
【本 社】〒994-0103
山形県天童市大字川原子2239-1
TEL 023-665-4660(10:00~17:00)
info@zpng.jp

【仙台営業所】〒981-3206
宮城県仙台市泉区明通4丁目7
東北ロジスティックセンター 1-D号室
TEL 022-739-8861(10:00~17:00)

※企業組合 ジパングは、Drone+【ドローンプラス】とエックス-D.仙台による共同出資会社です
Drone+【ドローンプラス】
http://ichijuro.co.jp/

産業用ドローンXD仙台
https://www.xd-fun.com/

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