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Nexperia、業界初、SOT23パッケージで定格温度175°Cのダイオードとトランジスタを発売

PR TIMES / 2019年7月9日 13時40分

業界標準のBAS16/21ダイオードおよびBC807/817トランジスタ、AEC-Q101準拠の高温用途に対応

2019年7月2日、ナイメーヘン:ディスクリート、ロジック、MOSFET製品の専業メーカーであるNexperia(ネクスペリア社)は、本日、SOT23パッケージの高性能汎用トランジスタおよびスイッチングダイオードファミリーの主要製品において、最高温度175℃までの動作仕様を規定したことを発表しました。業界で広く使用されている、BAS16/21の高速スイッチングダイオードおよびBC807/817の汎用トランジスタもこれらに含まれます。



[画像: https://prtimes.jp/i/46678/1/resize/d46678-1-829484-0.jpg ]

定格温度175℃のSOT23パッケージのデバイスは、定格温度150℃のベーシックなデバイスに比べて許容損失Ptot が25%増加しています。これにより、ユーザーは、ギアボックスやモータードライブ等、ボンネット下の用途や、LED照明、その他の産業用途で、高温設計が可能となります。また、これら製品はAEC-Q101に準拠しており、高信頼性を要する車載用途にも適しています。

ネクスペリア社のバイポーラ―ディスクリート事業部長であるマーク・ローロフツェン(Mark Roeloffzen)は次のようにコメントしています。「ネクスペリア社は、業界で初めて、SOT23パッケージの小信号ダイオードおよびトランジスタで定格温度175℃の製品を発売します。これにより高温回路における設計者の選択肢が広がります。また、今年は、ネクスペリア社の前身であるPhilips社がSOT23パッケージを発明してから50周年を迎えることもあり、実に記念すべき年となります。当社はイノベーションを続け、この市場のリーダーとして、年間300億個のデバイスを出荷しています。SOT23パッケージ事業を重要な事業として取り組みを続けています。」

これら新製品の発売により、ネクスペリア社は、現在15Aまでのすべての性能クラスで提供しているダイオードおよびトランジスタのポートフォリオに対して、定格温度175℃対応をさらに拡充していきます。定格温度175℃の製品は、リードレスDFN、リード付きSMD、クリップボンドFlatPower(CFP)、LFPAKパッケージで提供可能です。

定格温度175℃のSOT23パッケージ小信号ダイオードおよびトランジスタについての詳しい情報(製品仕様、データシート等)は、以下をご覧ください。
BAS16TH: http://www.nexperia.com/pip/BAS16TH
BAS21TH: http://www.nexperia.com/pip/BAS21TH
BC807H シリーズ: http://www.nexperia.com/pip/BC807-16H
BC817KH シリーズ: http://www.nexperia.com/pip/BC817K-16H

Nexperia(ネクスペリア社)について
ネクスペリア社は、自動車業界が設定した厳格な基準に適合するディスクリート、MOSFETおよびロジックICの量産を可能にする専業メーカーです。効率を最重要視し、あらゆる電気設計に必要な半導体を一貫して生産しており、年間生産高は900億個を超えています。価値あるエネルギーやスペースを節約する小型パッケージで業界をリードし、ネクスペリア社の製品は、プロセス、サイズ、電力、性能において、効率性のベンチマークとなっています。
ネクスペリア社は、世界で活躍する大手サプライヤとして長年の経験を有し、アジア、欧州、米国で11,000名を超える従業員を雇用し、グローバルサポートを提供しています。広範なIPポートフォリオを有しており、IATF16949、ISO9001、ISO14001およびOHSAS18001認証を取得しています。

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