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「ウミゴミラ」って何者!? “作って”“歌って踊る”香川県の最新海ごみ対策とは?

PR TIMES / 2019年10月29日 11時15分

今年で4回目を迎えた瀬戸内国際芸術祭の舞台、瀬戸内海。大小様々な島や、今やインスタ映えスポットとして有名観光地となった父母ヶ浜など、美しい風景が広がっています。
一方で、今年6月に開催されたG20大阪サミットにおいても取上げられた「海洋プラスチックごみ」の問題は、瀬戸内海においても深刻。美しい景観や、豊かな生態系に悪影響を及ぼしています。
美しい海を子どもたちの代まで残すため、海のない内陸部も巻き込んだ香川県全域で、県民の“心に残る”海ごみ発生抑制に取り組んでいます。



◆「ウミゴミラ」って?
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「ウミゴミラ」は、平成26年度に誕生した香川県の海ごみキャラクター。瀬戸内海の海底に棲み、海ごみを食べて生活する謎の巨大生物(海獣)です。人間のために、海ごみを食べてくれるという噂も。
 県民の方に、海ごみ問題を身近に感じてもらうために、誕生したウミゴミラは、親しみやすいユニークな風貌でどこに行っても、子どもから大人まで大人気です。
県ではそんなウミゴミラと一緒に、海ごみ対策のため活動しています。


◆夏休みに子どもたちと“海ごみ”で全長2メートルのウミゴミラを製作!
8月21日(水)、サンポート高松シンボルタワーにて、「海ごみワークショップ~みんなで作ろうウミゴミラ&海ごみ工作教室~」を開催し、小学生21名が参加しました。
ワークショップでは、「ウミゴミラ」を、実際に県内の海岸で収拾した海ごみを使って製作し、集まった小学生が海ごみを貼付け完成させました。全長2メートルのウミゴミラは、大迫力!
また海ごみを使用した工作として、マイクロプラスチックを使って万華鏡を作りました。マイクロプラスチックは、5mm以下の微細なプラスチックのことで、その大きさから回収が困難であり、海洋生物の生態系に影響を与えていると懸念され、大きな問題になっています。子どもたちは、オリジナルの万華鏡を作りながら、海ごみ問題について学び、自分たちができることを考えました。
 製作した「ウミゴミラ」は、現在、香川県環境保健研究センターに昨年開設した、「ウミゴミラの海ごみ研究室」の前に展示しています。
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8/21(水)香川県高松市 サンポート高松 シンボルタワー1階 市民ギャラリー
協力:NPO法人アーキペラゴ 


◆歌って踊って、海ごみについて学ぼう♪
 10月2日(水)、高松市の城東保育園に、ウミゴミラと香川県出身のシンガーソングライターmimikaさんが出動し、「海ごみ出張教室~みんなで踊ろうウミゴミラ♪」を開催しました。
 昨年、ウミゴミラ公式ソング「ぼくはウミゴミラ~みんなでまもろうせとないかい~」(うた作詞作曲:mimika、振付:ミスター)を作成。Youtubeにて、プロモーションムービーを公開中です。
 保育園の子どもたちは、ウミゴミラの絵本で、海ごみについて勉強した後、歌を作詞作曲したmimikaさんのレクチャーにあわせて、歌を口ずさみながら、元気いっぱいにダンスを踊ってくれました。
 歌とダンスを通じて、子どもたちが海ごみ問題に関心を持ち、大人を巻き込んで、できることを実践してくれることを願います。

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◆第6回県内一斉海ごみクリーン作戦「さぬ☆キラ」開催!
香川県では、毎年10月末から2週間、県内一斉海ごみクリーン作戦「さぬ☆キラ」を実施しています。
海ごみの多くは、生活ごみであり、身近なごみを拾うことが実は海ごみを減らすことにつながっていることを、県民の皆さんに知ってもらうため、県内全域(山・川・里(まち)・海)で、集中的にクリーン活動を行う取組みです。平成30年度は、6万人の方にご参加いただき、98トンのごみを回収しました。
 今年の期間は、10月27日(日)~11月10日(日)の15日間です。さらに多くの皆さんのご参加いただき、海ごみ問題に関心を持っていただけるよう、広報・周知に取り組んでいます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/49931/1/resize/d49931-1-526154-11.jpg ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/49931/1/resize/d49931-1-717381-8.jpg ]



◆“海ごみリーダー”求む!
 もちろん、海岸のごみの回収も大切。しかしながら香川県は海岸線が長く、多くの海岸や大小112の島を有しており、海岸を美しく保つには、数多くのクリーンアップ活動が必要です。
そこで、クリーンアップ活動などを企画・開催できる“海ごみリーダー”を増やすべく、「海ごみリーダー養成講座」を開催しています。
[画像11: https://prtimes.jp/i/49931/1/resize/d49931-1-215056-9.jpg ]

[画像12: https://prtimes.jp/i/49931/1/resize/d49931-1-769280-10.jpg ]


大人にも子どもにも参加してもらえるようなクリーン活動のヒントが見つかる座学や実習など、実践
的な内容の講座を展開。年々海ごみリーダーが増えています。
今年度は、直島を会場に2019年11月10日(日)開催予定。また、11月17日(日)高松市大島、
11月30日(土)坂出市櫃石島にて、講座を受けた方が”リーダー”となって活動する、モニタリング調
査を開催予定です。


◆日本一小さな県の海ごみへの挑戦
ここ数年で、海ごみ問題は世界的な問題として取上げられるようになりました。香川県は、日本で一番小さな県ですが、県全域で、県民みんなで取り組むといった、小さな県だからできる先進的な取り組みを続けます。そして、活発な海ごみの対策が全国に広がることを願い、これからも行政の枠にとらわれない新しいプロモーションにチャレンジし、発信を続けます。

【香川県の海ごみへの取り組み】
http://kagawaumigomi.jp/umigomilla/

【お問い合わせ先】
香川県環境森林部環境管理課
里海グループ
担当:村山知奈美
電話:087-832-3220

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