シミックホールディングス、慶應義塾大学とWellbeing(ウェルビーイング:健康・幸福度)向上および働き方改革推進に関する共同研究契約締結
PR TIMES / 2019年11月14日 16時35分
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:中村 和男)は慶應義塾大学と2019年11月13日付で、Wellbeing(ウェルビーイング:健康・幸福度)向上や働き方改革の推進を目指した共同研究契約を締結しました。
本共同研究では、幸福学(ウェルビーイング・スタディー)※に関する様々な研究を行う慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授・慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長 前野 隆司 教授の研究室と、ヘルスケア事業を通じて個々人のヘルスバリュー向上を目指すシミックグループが産学連携し、Wellbeing向上の実現や働き方改革の推進を目的とした研究開発を行ってまいります。
※人間の「幸福のメカニズム」を心理学・統計学・科学の手法を用いて研究する学問
■本共同研究について
主に以下2つの研究開発を実施します。
1)パーソナル・ヘルス・レコード(PHR: Personal Health Record)システムを活用した利用者のWellbeing向上
シミックヘルスケアが保有する電子お薬手帳を基盤とするPHRシステム「harmo(ハルモ)」のスマートフォンアプリケーション利用者約15万人を対象に、前野教授が開発した「幸福度診断」を実施します。その診断結果に基づきコンテンツの改良や利用者へ配信する適切な医療・健康関連情報の精査、変更、調整を行い、各利用者の健康状態に合う適切な情報提供等を行います。その後、再度利用者に対し「幸福度診断」を実施、Wellbeing向上率の計測・検証を予定しております。
2)働き方改革を推進する「Wellbeing教育プログラム」の開発
シミックグループでは、2019年4月の労働法改正以前より、勤務制度の整備や長時間労働の抑制等、様々な取り組みを行ってまいりました。現在、「人生100年時代」を見据えた独自の人事制度「CMIC Wellbeing Program」を設け、チャレンジ休職制度や育児休業制度の一部有給化などを導入しています。本研究では、「CMIC Wellbeing Program」の更なる展開を目指し、従業員のWellbeingをより重視した働き方改革を推進する「Wellbeing教育プログラム」の開発を行います。シミックグループ従業員を対象に職場環境に関する現状分析および前野教授が開発した各種改善プログラムの実施などを行う予定です。将来的には、本教育プログラムの一般への展開も計画しております。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授・慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長 前野 隆司 教授は以下の通り述べています。
「私の研究グループが推進する「幸福学(ウェルビーイング・スタディー)」とは、幸せで健康に生きるための考え方や行動を科学的に検証し、実践に活かすための学問です。行き過ぎた合理主義・効率重視からの脱却が求められる現代社会において、ウェルビーイングを第一に考えるものづくり、サービスづくり、組織づくり(経営)、人づくり(教育)が脚光を浴びつつあります。こんな中、シミックグループは創業以来ウェルビーイングを経営の柱に据えています。このような企業とともに、ライフサイエンス業界におけるテクノロジーの活用のしかたから、社内外の人々の働き方・育て方まで、ウェルビーイングを中心とした実践的研究をともに推進できることを、大いに楽しみにしています。」
シミックホールディングス 代表取締役CEO 中村 和男は以下の通り述べています。「創業以来、“Wellbeing”を会社の理念に掲げており、常に自身のより良い状態を求め、そのために今の瞬間を大切にしようと従業員に伝え続けてまいりました。現在、シミックグループは、大きな変革期を迎えているライフサイエンス業界の中で、“個々人の健康価値向上への貢献”を目指し、積極的な事業分野拡大を進めています。本共同研究は双方にとって、多くの方々のWellbeingを向上させる一助となる新たな機会の創出となると確信しています。」
■研究実施予定期間: 令和1年11月13日から令和2年10月31日まで
■harmoについて
harmo(ハルモ)は、シミックグループHealthcare事業のシミックヘルスケア株式会社が提供する電子お薬手帳を基盤としたPHR(Personal Health Record)システムです。
harmoは、スマートフォンアプリケーションだけではなく、専用カードを利用した電子お薬手帳として特徴を有しています。2019年10月現在、スマートフォンアプリケーションおよび専用カードを合わせ約35万人の利用者を擁し、全国11,000軒以上の薬局で利用実績のある日本でも最大級のPHRプラットフォームです。また、harmoは、個人を容易に特定する情報と健康データを物理的に分離して管理することで、匿名性を維持したままサービスを介して特定の個人への情報提供・収集を可能とする革新的なテクノロジーを基礎としています。詳細は公式HPでご確認ください。https://www.harmo.biz/
■慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンターについて
2017年4月に慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンターを慶應義塾大学殿町タウンキャンパス(神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-10 Research Gate Building TONOMACHI2-A棟)に設置し、ライフサイエンス・情報・ものづくりを中心とした先端的な研究活動を展開しております。
https://www.tonomachi.keio.ac.jp/ja/research/
■シミックホールディングス株式会社
シミックグループは、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。また、ヘルスケア事業、診断薬やオーファンドラッグの自社での開発販売等も行い、多様化するニーズに対応しています。幅広い経験とCROのパイオニアとして蓄積したノウハウをベースに、独自のビジネスモデルPVC(Pharmaceutical Value Creator)の構築を進め、医薬品事業における付加価値の創生に取り組んでいます。さらに、アカデミアや地方自治体と連携し、ヘルスケア分野の課題解決にも挑戦しています。 詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.cmicgroup.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
日本初「ウェルビーイング学部」学部長 前野隆司教授が登壇!従業員幸福度を高める、まったく新しい“切り口”を学ぶセミナー
PR TIMES / 2024年5月1日 19時45分
-
「Living Well Digitally」は、NUS Centre for Trusted Internet and Communityが開始しDQが支援する世界的イニシアチブ
共同通信PRワイヤー / 2024年4月22日 9時47分
-
ペットが病気になっても充実した生活を送るために、シミック、animoがアニコムと本合意書を締結
PR TIMES / 2024年4月15日 16時45分
-
日本初*!5分でわかる対人支援者用「ウェルビーイング診断」を提供開始
PR TIMES / 2024年4月8日 13時15分
-
ヘルスケアxマイナンバー、自治体の地域住民の健康推進を円滑に。 健康通帳TMアプリ「my melmo(TM)」を活用した健康増進プラットフォームの構築と運用支援業務が岐阜県養老町にてスタート
PR TIMES / 2024年4月8日 12時15分
ランキング
-
1円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
-
2過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
-
3日銀がこれほどまで円安を「無視」する3つの理由 「為替は管轄外」では、結局うまくいかない?
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 8時30分
-
4いなば食品、大炎上も「ほぼ沈黙」の戦略的な是非 「沈黙は金」黙って耐える…のはもう通用しない
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 19時30分
-
5黒田東彦・日銀前総裁「円安は一時的」…NYの講演で見解、マイナス金利解除・利上げは「当然のこと」
読売新聞 / 2024年5月3日 17時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください