バイオマスとケミカルリサイクル、2種類の環境配慮型A-PETシートを開発
PR TIMES / 2020年6月30日 17時40分
高循環製造システムでサステイナブルな社会に貢献する
[画像1: https://prtimes.jp/i/60482/1/resize/d60482-1-745967-0.jpg ]
写真:環境配慮型A-PETシートを用いた食品容器の一例
食品用プラスチック容器を製造販売する廣川株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:廣川信也)は、2種類の環境配慮型A-PET(*1)シート「e-mate 1™」と「e-mate 2™」を開発しました。「e-mate 1™」は既に食品容器に採用されており、この度「e-mate 2™」を使用した容器の受注を2020年7月6日より開始します。
持続可能な社会を実現するために、プラスチックの削減とリサイクルは世界的且つ喫緊の課題です。「e-mate 1™」は植物由来の原料を加えることで石化由来の原料の割合を削減した食品対応グレード、「e-mate2™」は回収されたPETボトル由来のリサイクル原料を採用した食品対応グレードです。
どちらもポリオレフィン等衛生協議会の確認証明書を取得済みで、改正食品衛生法にも適合しており、安全性を両立しています。
■e-mate 1™(イーメイト・ワン)
素材:バイオPETグレード
「バイオグレード」は植物由来の原料(バイオMEG(*2))を最大約30%使用したものです。
■e-mate 2™(イーメイト・ツー)
素材:ケミカルリサイクルPETグレード
「ケミカルリサイクルグレード」は使用済みPETボトルを化学的再生法により分解・再生し、最大20%のリサイクル率を実現したものです。バージンA-PETと同等の品質・透明度を得られる、環境性と安全性を両立した製品です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/60482/1/resize/d60482-1-599538-1.png ]
※拡大画像はこちらからご覧いただけます。
https://hirokawa.holdings/news/20200630/
廣川グループ(*4)は、かねてより原材料量使用率が100%に近い「高循環製造システム」を採用しています。このシステムは、グループが所有する各工場の容器製造過程で発生したプラスチック端材の両側をバージンプラスチックでサンドイッチのように挟み、3層のシート状に押し出して再び容器の形状を成形するものです。
廣川グループは今後、これら環境配慮型A-PETシートを用いた食品容器のラインナップの拡充を積極的に行い、グループ内の高循環製造システムに組み込むことにより、地球環境の持続可能な発展への貢献を加速してまいります。
※1:A-PET=非結晶ポリエチレンテレフタレート
※2:MEG=エチレングリコール
※3:FTR法=回収された使用済みPETボトルを洗浄して異物を取り除いた後に、解重合をおこない中間原料まで分解・精製し、バージンPET生産時に重合工程で投入して製造するケミカルリサイクル法
※4:廣川グループ内で「高循環製造システム」を担っている企業
■株式会社エースパック
(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:廣川信也、工場所在地:福島矢吹工場、三重津工場、京都城陽工場、大阪富田林工場、鳥取倉吉工場)
原料のプラスチックシートを真空圧空成形機で容器に成形
■廣川マテリアル株式会社
(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:廣川信也、工場所在地:鳥取倉吉工場)
株式会社エースパックで生産時に発生したプラスチック端材をバージンプラスチックと押出成形し、食品グレード対応のシートを生産
<報道関係者の問い合わせ先>
廣川ホールディングス株式会社
企画制作室 其田(ソノダ)
TEL:06-6768-0186
E-mail:sonoda@hirokawa.co.jp
<製品に関する問い合わせ先>
廣川ホールディングス株式会社
生産本部
TEL:06-4967-4378
E-mail:pd@hirokawa.co.jp
■廣川ホールディングス株式会社 公式サイト
https://hirokawa.holdings/
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