【SDGs】障がいのあるバリスタや焙煎士が活躍する、福祉施設併設のロースタリーカフェ『ソーシャルグッドロースターズ千代田』が2020年度グッドデザイン賞を受賞
PR TIMES / 2020年11月4日 8時45分
一般社団法人ビーンズ(東京都千代田区 代表理事:坂野拓海)が手がけるコーヒースタンド『ソーシャルグッドロースターズ千代田』が「202年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
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●ソーシャルグッドロースターズ千代田とは
ソーシャルグッドロースターズ千代田は、障がいのあるバリスタや焙煎士が活躍するロースタリーカフェを併設した福祉作業所(就労継続支援B型)です。人の手で丁寧に選別した質の良い生豆を焙煎し、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーを提供。障がいのある方が一人ひとりの能力や個性を活かしながら活躍し、焙煎士やバリスタという役割を通じて、お客さまや社会提供する価値を生み出しています。支えてもらうだけではなく、人に喜んでもらえる価値を生み出し社会に還元することで、支える側になることを目指しています。
ソーシャルグッドロースターズ千代田で生産・販売するコーヒーはすべてフェアトレードを原則とし、利益を社会や生産者に還元。利益を求めない非営利法人が運営しているため、経費を除いた利益のすべては、ここで働く障がい者の給与として還元されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/68959/1/resize/d68959-1-984860-5.jpg ]
<店舗概要>
東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 2F
TEL 03-6811-0895
営業時間 10:00~16:00(日曜定休)
公式HP https://sgroasters.jp
紹介動画 https://www.facebook.com/watch/?v=178905256817418
●審査委員のコメント
研ぎ澄まされた味覚、繰り返し作業の正確さ。このコーヒーショップには、障がい者それぞれの能力を活かした仕事がある。他の授産施設では持ち得なかった、働く意欲やプライド、いきがいがある。焙煎士やバリスタという仕事を通じ、社会を支えるている存在だと認識することは重要だ。社会から支援される側ではなく、価値を生み出し社会を支援する側になれる場をつくり、障がい者の労働のあり方を新しくデザインし直した素晴らしいプロジェクト。これからの福祉施設、障がい者雇用の手本になると言えよう。
担当審査委員 井上裕太、川上典李子、ナカムラケンタ、山出淳也、山阪佳彦
受賞サイト https://www.g-mark.org/award/describe/51214?token=mGONKaAOlW
[画像3: https://prtimes.jp/i/68959/1/resize/d68959-1-296705-3.jpg ]
●グッドデザイン賞とは
1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。国内外の企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に毎年実施されています。有形無形を問わず様々な物事を、デザインだけではなくプロセス、思想、意義などを総合的に評価。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 http://www.g-mark.org
[画像4: https://prtimes.jp/i/68959/1/resize/d68959-1-940110-6.jpg ]
●受賞の経緯
障がい者雇用やダイバーシティは企業のCSRとして一般的になり年間20万人の障がい者が企業に就職しています。しかし、その裏で年間11万人、約55%が1年以内に離職してしまうことはあまり知られていません。背景には、障がい者の仕事の職種が極端に少なく、やりがいのある仕事が少ない状況があります。障がいがあっても自分の好きなことを仕事にできるような選択の幅が社会にあれば。そんな本当の意味でのダイバーシティ社会を実現したい、という理念に共感してくれた千代田区の協力のもとでこのプロジェクトはスタートしました。
東京の中心である千代田区には多くの企業が本社を構えています。企業で働く一般のお客さまのほかに、企業の人事や役員がコーヒー飲みがてら気軽に視察に訪れ、障がい者の働き方や活躍の姿を考えるきっかけにもなっています。障がい者雇用のショールームとしての役割を果たせるような、都心だからできる福祉施設の役割や在り方を模索しました。
ダイバーシティを難しい言葉ではなく、障がい者スタッフが丁寧に淹れる1杯のコーヒーから感じられる。そんな敷居の低い場所であることを大切にしました。最も大事なテーマは、福祉施設は閉鎖的、障がい者は社会から支援を受ける側といった既成概念を覆し、開かれた福祉施設で美味しいコーヒーをつくり、その利益を社会に還元する側になるという価値転換を体現すること。コーヒーを媒介に今の時代に合わせた福祉施設を再定義し、福祉制度・施設の可能性そのものを拡張する取り組みに挑戦し、実現したことが評価されました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/68959/1/resize/d68959-1-700536-4.jpg ]
●オンラインストア
ソーシャルグッドロースターズ千代田では、より手軽に珈琲豆を手にしていただくためにオンラインストアを運営しています。珈琲豆をはじめ、ティーバッグ式のコーヒーバッグやギフトセットなどもご用意しています。
オンラインストア https://sgroasters.stores.jp
●障害者採用について
カフェ、コーヒーに関する業務を行っている企業さまで障がい者雇用を検討している場合は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
[画像6: https://prtimes.jp/i/68959/1/resize/d68959-1-810354-2.jpg ]
<会社概要>
一般社団法人ビーンズ
東京都千代田区神田錦町1丁目14−3 ウキガイビル5F
設立 2016年6月
資本金 2000万円
代表理事 坂野拓海
事業内容 障害者福祉施設・障害者向け住宅・障害児保育施設、等の運営
【本リリースへのお問い合わせ先】
一般社団法人ビーンズ
TEL:03−6383−3101
担当:安部・志田
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