世界で100万人以上を動員した展覧会が、横浜、大阪を経て名古屋初上陸!『バンクシー展 天才か反逆者か』 名古屋展 開催決定会場は“旧”名古屋ボストン美術館
PR TIMES / 2020年11月17日 17時15分
2021年2月3日(水)~2021年5月31日(月)
「BANKSY~Genius or Vandal?~名古屋製作委員会」は、2018 年からモスクワ、マドリード、リスボン、など世界6都市で100万人以上を動員した展覧会 『 BANKSY GENIUS OR VANDAL ︖ (バンクシー展 天才か反逆者か) 』を2月3日より、2018年10月に閉館した“旧”名古屋ボストン美術館で開催します。“旧”名古屋ボストン美術館は2年4か月ぶりのオープンとなります。
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■『バンクシー展 天才か反逆者か』とは?
イギリスを拠点に活動し、世界で最も注目されるアーティストの一人、バンクシーの作品70点以上が集結する展覧会。2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港、横浜と、世界中を巡回し、人々を熱狂の渦に巻き込んでいます。
壁面に描かれるものは、すぐに塗りつぶされ、現存しているものが少ないバンクシーのグラフィティ作品。本展では、複数の個人コレクターの協力のもと、オリジナル作品や版画、立体オブジェクトなどを過去最大級の規模で展示します。バンクシーが作り出す独自のアートの世界観。それに触れる人それぞれが、彼の正体について思いを巡らせます。彼は一体何者なのか。GENIUS or VANDAL?是非、その目でお確かめください。
■開催概要
展覧会名 :『BANKSY~Genius or Vandal?~』(英名)
『バンクシー展 天才か反逆者か』(和名)
期 間:2021年2月3日(水) ~ 2021年5月31日(月) 10:00~20:00(入場は閉館30分前迄)
※新型コロナウィルスの感染状況により開催期間、開催時間を変更する場合がございます。
会 場:旧名古屋ボストン美術館(金山南ビル)〒460-0023愛知県名古屋市中区金山町一丁目1番1号
主 催:BANKSY~Genius or Vandal?~名古屋製作委員会
後 援:FM AICHI / ZIP-FM
企画制作 :IQ ART MANAGEMENT CORP
公式サイト:https://banksyexhibition.jp
※チケット情報に関しましては、12月中旬頃にお知らせいたします。
■バンクシーとは
バンクシーとは、イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。
世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出⻤没に活動することで知られています。アート・ワールドにおいてバンクシーは、社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されている他、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたります。バンクシーの代表的な活動スタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアに溢れています。その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれました。
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バンクシーの作品70点以上が出展される『バンクシー展 天才か反逆者か』がいよいよ名古屋へやってきます。バンクシーの世界に直接触れることができる貴重な時間を是非、お楽しみください。
■みどころ
1.バンクシーが問いかける社会へのユーモアあふれる風刺
バンクシーの作品はどれもキャッチーでユーモラスに見えますが、その背景には鋭い社会風刺や政治的メッセージが込められています。本展では、「政治」「抗議」「消費」などテーマごとに作品をまとめ、裏側にある制作意図をあぶり出していきます。日本でも多くの人に知られる、平和へのメッセージが込められた《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》や希望を願う《ガール・ウィズ・バルーン》、社会的弱者をネズミに重ねた「ラット」シリーズなども展示されています。
2.インスタレーションやマルチメディアによる体験型展示
本展では、バンクシーの世界観を追体験する展示も多く用意されています。迫力満点の大型3面スクリーンでは、これまでの活動を紹介するイメージ映像が広がります。作家の制作風景を連想させるインスタレーションでは、ステンシルの型やスプレー缶、制作イメージ映像などから、バンクシー像を浮き上がらせます。ほかにも、2015年に企画されたアートと風刺のテーマパーク「ディズマランド」の映像インスタレーションや、パレスチナに建てられたホテル「ザ・ウォールド・オフ・ホテル」の再現など多彩な表現が迎えてくれます。
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■注目の作品
バンクシーの作品とその世界観を幅広く紹介する本展。世界中から人気を集める作品も数多く展示されます。そんなバンクシー作品の中でも特に注目の作品をご紹介します。
《ガール・ウィズ・バルーン》
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バンクシーの代表作と言える本作は、イギリス人の間で特に人気が高く、様々な解釈を生んでいます。飛んでいく風船に喪失感を感じる人がいれば、自由を感じる人もいます。はじめてこのモチーフが描かれたロンドン市内の壁には、「ゼア・イズ・オールウェイズ・ホープ(いつだって希望はある)」という言葉が別の誰かによって書き加えられました。のちにバンクシーは、ほかの場所でもこの絵を描いています。「#WithSyria」キャンペーンのときには、ストリートに投影もされました。2018年には、ロンドン・サザビーズのオークションに出品された当作品が、オークション中にバンクシー自身の仕掛けた機械によって切り裂かれました。「シュレッダー事件」と呼ばれるこのエピソードは「美術史においてライブ・オークション中につくられた初の作品」と言われるようになり、後日、切り裂かれた作品は《ラブ・イズ・イン・ザ・ビン(愛はごみ箱の中に)》とバンクシー自身に名付けられました。
《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》
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パレスチナ・ヨルダン川西岸地区にあるベツレヘムの建物に描かれている作品《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》。バンクシーは活動初期から現在にいたるまでパレスチナ問題に焦点を当てた作品を多数制作しており、本作はその初期作品のひとつです。作品に描かれている男は火炎瓶ではなく花束を持っており、パレスチナ人の人権を訴えています。本展覧会では「プロテスト(抗議)」というテーマの下で展示されています。
《ケイト・モス》
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アンディ・ウォーホルの代表作《マリリン・モンロー》を引用した作品。当時もっとも有名だったモデルのひとり、ケイト・モスを描き、ウォーホルの時代から変わらずアート・マーケットが消費至上主義であることを指摘しています。大衆は、真の技能ではなくブランドや人気のあるイメージにお金を支払いたい、と思っていることを浮き彫りにしています。初版にはブルーの作品が制作され、すぐさま人気に。その後、残りのシリーズもプリントされ、今回出品されている全6枚のシリーズとなりました。
「ラット」シリーズ
バンクシーの作品にはストリート・アートのシンボルであるネズミが頻繁に登場します。
ネズミがそう描かれるようになったのは「ステンシル・グラフィティの父」として知られるブレック・ル・ラットの描くネズミが発端だと言われ、労働者階級や弱者などの思いを代弁していると考えられています。バンクシーの「ラット」シリーズは《ギャングスタ・ラット》や《ラブ・ラット》など、世界で多数存在していると言われ、できるだけ素早く路上で作品を仕上げるためにステンシル・スプレーが使用されています。バンクシーの描くネズミは、ストライキでもするかのように看板を持っています。「ウェルカム・トゥ・ヘル(地獄へようこそ)」「ビコーズ・アイ・アム・ワースレス(役立たずだから)」と「ゲット・アウト・ホワイル・ユー・キャン(逃げ出すなら今のうち)」と訴えているネズミたち。これらは、ネズミというモチーフを擬人化し、人々の憤りを表現しています。
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