グランフロント大阪 「ART SCRAMBLE」 スタート!
PR TIMES / 2021年3月29日 18時45分
アートと人は、ここで交差する。
グランフロント大阪では2021年3月29日(月)より、「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)と題したプロジェクトがスタートします。本プロジェクトは、グランフロント大阪から全国・世界へ羽ばたくアーティストをサポートするもので、新進気鋭のアーティストの手によって生み出された作品を、グランフロント大阪に展示。訪れる人に次々と驚きと発見を与えると共に、アートと来街者が出会い、繋がっていくまちを目指します。
今回は第一弾として3名のアーティストが参加し、オブジェやウォールアートを展示します。なお、本プロジェクトは単発ではなく、年間を通じて複数回の展示入れ替えを実施し、中長期的に継続して取り組んで参ります。
■ ART SCRAMBLE 概要
展示日程 : <第1弾>2021年3月29日(月)~2021年9月中下旬までを予定
展示場所 : グランフロント大阪 南館 せせらぎテラス、北館 せせらぎのみち沿い壁面
展示アーティスト: 米村 優人(南館 せせらぎテラス)
Mon Kotaro Ooyama、KAC(北館 せせらぎのみち沿い壁面)
主催者 : 一般社団法人グランフロント大阪TMO
キュレーター : 椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
特設サイト : https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble
[画像1: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-435463-2.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-582423-3.jpg ]
■ プロジェクトロゴ・プロジェクトステートメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-186461-0.jpg ]
アートでつながる街。
その日の天気、訪れた時間、気分で、
見え方も感じ方も変わる。
日常に溶け込んだアートが面白いのは、
同じ作品でも、見るたびに新しい発見があること。
グランフロント大阪「ART SCRAMBLE」。
いつもと変わらない日常が、いつも新しい日常になる。
アートとあなたは、ここで出会いつながる。
■ キュレーターからのメッセージ
アートを難しくする専門家も、アートを簡単にするメディアも、
アートを観るものと思い込んでる人たちもなんか変だ。
アートは形が無くて誰にもわからない奇妙な存在。
役に立たないけれど僕たちの文明の始まりから今までずっと側にいる。
でもひとつ言えることは誰かのまわりに何かのまわりに渦巻きが絶え間なく続いていて、
その渦巻きがアーティストたちを産み続けて来たという事。
ラスコーやアルタミラの洞窟の奥深く、鷹峯の本阿弥光悦の草庵のあたりにそれはあった。
そしてGRAND FRONT OSAKA ARTSCRAMBLEもその先っぽにあると信じたい。
[画像4: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-547104-8.jpg ]
椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
1989年全米を巡回したアゲインスト・ネーチャー展、1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館。2009年京都国立近代美術館。2012年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2019年「パレルゴン」1980年代、90年代の日本の美術・Blum&Poe、LA・USA。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」、2016年小豆島未来プロジェクト、青森トリエンナーレ2017、アーティストフェアKYOTOなどでディレクターを務める。芸術経営に関する講演や対談多数。
https://www.metapolice.net/
■ 南館 せせらぎテラス 展示作品
[画像5: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-625000-7.jpg ]
米村 優人(よねむら・ゆうと) プロフィール
1996年大阪府生まれ。2019年京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形コース卒業。特撮ヒーローや、ギリシャ神話の神々といった人智を超えた圧倒的な存在に対する憧れや興味から、粘土、石、FRP など多様な素材を用い、ロボットが変形・合体をするように、展示空間やテーマに合わせて配列可能な「超人像」と呼ぶ彫刻作品を制作しています。その世界観は、アニメのヒーローの存在感やロボットのメカニカルな変形やギミック要素の再解釈と、物理的な関係性で語られる独自の物語を創出し、痛みや恐れ、憧れ、 畏怖の念等の感情を内包しながら現在の彫刻のリアリティを探求しています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-646748-1.jpg ]
展示作品名:AGARUMANS (Best Friend)
作品説明:「agarma(アガルマ)」はギリシャ語で「彫像」、そして「AGARUMAN」とは「人体彫刻」を意味します。本作は、自身の地元でもある大阪で展示するにあたって、大勢が行き交い、賑わいでいる人々から着想した3体からなる群像彫刻を制作しました。大阪の街ではしゃぐ3体の彫刻が、新型コロナウィルスが過ぎ去った明るい活気のある大阪の復興への願いが込められています。
「Dear My Friend」。
制作協力:ULTRA FACTORY http://www.ultrafactory.jp/
素材発泡スチロール提供:旭合同株式会社 http://www.asahigodo.co.jp/
■ 北館 せせらぎのみち沿い壁面 展示作品
[画像7: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-522345-9.jpg ]
(モン コウタロウ オオヤマ) プロフィール
Mon Koutaro Ooyama(本名:大山康太郎/1979年生)は、日本のアーティスト、音楽プロデューサー。兵庫県出生。奈良県出身。京都市立芸術大学美術学部卒。2001年、ライブペイントデュオ「DOPPEL」を結成し、ライブペイントシーンの黎明期からそのスタイルを確立してきた。2014年、取り壊し予定のビルを利用したアートプロジェクト「#BCTION」を企画し、アートディレクターを務める。壁画・ライブペイント・インスタレーション・キャンバス制作や、アートプロジェクトの企画・監修・演出などで活動している。2020年より、Artists' Fair Kyotoのアドバイザリーボードを務める。
展示作品名:ツナガリ
[画像8: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-973808-5.jpg ]
作品説明:コロナの猛威によって、あらためて私たちの経済圏は大自然の中にあった事を強く思い知らされました。局地的に深刻な被害をもたらす地震や津波、台風や火事よりも広範囲に、ウィルスは影響を与えます。飛行機などの交通網が世界を覆う快適さに伴って、ウィルスはあらゆる都市に蔓延できる可能性を手に入れたのでしょう。
自然の生態系を記号化したこのウォールアートは、動植物が自然環境と重なり合って、一体となって、強かに生き抜く姿を示しています。微生物やウィルスを内包しながら、あらゆる生き物たちが関係し合った全体から、私たちが学ぶことはとても沢山あります。
都市部にあっても、本当は自然の中にある私たちの生活が、こうした時代に合わせて変化し、
修正し、より良い世界に繋がっていきますように。
[画像9: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-776482-6.jpg ]
KAC (ケエシ) プロフィール
広島県生まれ、兵庫県在住。ミューラルアーティスト。キレのあるスプレー缶コントロールと閃めきを武器にその手から勢い良く生まれるラインは奇想天外な世界観を持って壁画に現われる。作品はもちろんのこと、国内外の多彩なグラフィティーライターとのセッションでもクオリティの高いプロダクションピースを製作してきた。2013年「Graffiti Mural Project」(広島)、2014年「#BCTION」(東京)、2017年「POWWOW JAPAN 2017」(兵庫)、2020年「Kobe mural art project」(兵庫)、他多数のアートフェス、グループ展に参加。また、近年ではロゴ、CD,レコードカバーやアパレルデザインなど様々なアーティストやブランドにアートワークやデザインを提供し、多方面に表現領域を広げ続けている。
[画像10: https://prtimes.jp/i/77158/1/resize/d77158-1-935048-4.jpg ]
展示作品名:多幸
作品説明:擬態をし、どんな環境にも順応し生き抜く“タコ”。脱皮をし、古い自分から新しく生まれ変わる“ヘビ”。
コロナに災害、この目紛しい世界情勢の中、順応し、進化し生きていくという気持ちを表現しました。
■ プレスリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d77158-20210329-4588.pdf
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