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介護書類クラウド管理「メダ株式会社」がシード資金調達ラウンドを完了、介護DX加速へ

PR TIMES / 2021年6月1日 17時15分

サイバーエージェント・キャピタル、社会福祉法人一燈会による第三者割当増資を完了

介護書類をクラウド管理するDXプラットフォームを開発する「メダ株式会社」は、この度シードラウンドで資金調達を完了しました。
ラウンドには、テック業界・介護業界の双方の世界から強力なパートナーが参加しました。
リードしたのは「サイバーエージェント・キャピタル」で、介護業界からは「社会福祉法人一燈会」が出資しました。調達資金でプロダクト開発を加速させていきます。



メダ株式会社 https://meda.one

[画像1: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-513330-0.jpg ]



■第三者割当増資の引受先■
サイバーエージェント・キャピタル https://www.cyberagentcapital.com
社会福祉法人一燈会 https://www.ittokai.or.jp

■チームインタビュー■

[画像2: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-161691-1.jpg ]

「今こそ介護事務を未来に塗りかえるときです」とファウンダーの姥貝(うばがい)が語った。

「介護現場は、労働環境の悪化と人材不足で状況は逼迫しています。複雑な保険請求事務、メンバー間での情報共有のほとんどの業務がアナログに業務運営されており、ヒューマンエラーに起因するミスやフォローのための事務負担が無くなりません。改善するためにはITソリューションが必要です。私たちのプロダクトがこれらを解決してくれると信じています。」

キーパートナーで社会福祉法人一燈会グループ理事長の山室淳氏は、「介護事務はほとんどが紙ベースで旧態依然としていて、1年に最大500回超も介護利用者宅を訪問するケアマネージャーの事務作業と移動負荷は特に大変だ」と説明した。

メダはそのプロセスをデジタル化によって簡略化する。
必要な書類は利用者訪問時に電子的に集め、事業者間の情報共有プロセスを代行し、保険請求事務のミスを検知するダッシュボードを作り、介護事務の時間を大幅に短縮できるようにする。
[画像3: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-384827-2.jpg ]




メダ株式会社は2020年に事業開発を開始し、2021年3月に法人設立されたスタートアップだ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック中で、介護事業者にデジタル化需要が劇的に増えた。メダ開発チームは、介護現場の風習を根底から覆すプロダクト設計を推し進めることで、介護事業者に「おい、介護事務を現場で完結できる早くて簡単な方法があるのか、やってみようじゃないか」と言わしめた。

社名の『meda[メダ]』とは『思いやり』『気遣い』を意味する言葉。medical[メディカル]やandromeda[アンドロメダ]の語源でもある。
[画像4: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-203806-5.jpg ]

創業メンバーの坪井浩司は「メダは介護業界で急速に成長しているバーティカルDXソリューションで、我々は非常によく理解しているが、考えてみたことのある人は多くない分野」だと説明した。
また、メダの直接顧客は介護事業者だが、同社プラットフォーム経由で情報共有を受け取る介護利用者の家族や、事業者を支える金融機関のための良い経験を作り出すことにも力をいれていると語った。メダを使った情報連携と活用は次々と増える戦略だ。

姥貝は将来について「メダが開発するソリューションは、いずれ医療業界にも採用されるだろう」と語った。しかし現在は、介護業界だけで十分に成長し続ける余地があると見ており、この業界で年間1兆円の需要があると予測している。「まず、介護業界で事業者のペインに忠実なプロダクトづくりに注力していくつもりです」と語った。

超高齢化社会の世界トップを走る日本の介護ビジネスは世界から注目を浴びている。


■引受先各社のコメント
サイバーエージェント・キャピタル シニア・ヴァイス・プレジデント 北尾崇 様

[画像5: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-218660-4.jpg ]

姥貝さんとの出会いは4年以上も前で、彼の前職にて色んな支援先スタートアップをサポート頂き、個としての優秀さに加えて、魅力的な人間性や起業家としての粘り強さを近い距離で見てきて、今回ご支援できることを嬉しく思います。
介護市場には、大手ベンチャーによってIT化が進んでいる分野もありますが、まだ白地の領域においては良い製品だけでイノベーションが進みにくい分野も多くあると考えております。今回、業界への深い知見と適切なネットワークを持つ経営陣や株主と共に、産業の改革にコミットしていきます。

社会福祉法人一燈会 理事長 山室淳 様

[画像6: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-701879-6.jpg ]

介護業界のIT化は20年遅れていると言われています。
メダ社は「介護」という複雑な構造をもつ業界にフォーカスし、介護事務の非効率を解決しようとしています。メダ社のプロダクトが、介護の未来を明るいものへ塗りかえ続けるものになる事を確信しております。
社会福祉法人一燈会は、今回の投資を通じて、プロダクト開発の礎となる介護現場を提供し、この革新的な介護DXプロダクトを業界へ伝える役目を全力でサポートして参ります。

社会福祉法人 一燈会 会長 山室清彦 様
大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。
介護業界には多くの慣習や手続事務が存在するため、いままで状況を正確に理解し新しい試みにチャレンジするITベンチャーは少なかった。しかし、メダ社は現場に足繁く通い、試行錯誤を重ね、現場スタッフを救うための正しいプロダクトづくりを積み重ねている。
介護業界もITによる革新が始まる。この社会システムを根本から変革するプロジェクトを共に推進していきます。


■代表者について■

[画像7: https://prtimes.jp/i/79638/1/resize/d79638-1-378130-3.jpg ]

メダ株式会社の創業者、代表取締役 姥貝 賢次(うばがい けんじ)は、元ITエンジニアの公認会計士。
趣味で培ったITスキルを活かして学生時代に最初の起業をした後、早稲田大学大学院を卒業。猛勉強の末に公認会計士資格を取得し、監査法人トーマツにて監査業務に従事する。その後に独立し、財務顧問や社外監査役としてスタートアップへの関与を続ける一方でITプロダクト開発にも携わってきた。
姥貝は、自身の過去で家族介護の苦しい現実を目の当たりにしており、介護領域への関心が高かった。
社会福祉法人の会計業務を通じて偶然に介護現場に直面し、逼迫する介護現場では「業務改善を進めたいけれどもやり方がわからない」という状況にあることを知る。
一方で、会計士として「旧来の経理事務が近年のクラウド会計により大きく進化している状況」を最前線で体感していた。そして「介護事務も同様にクラウド化により業務効率改善が大きく進化する可能性」を確信した。また「介護事務の効率化が日本の介護制度の維持と発展に貢献できる」とも考え、会計士やITの経験を活かし「介護書類クラウド管理プラットフォーム」を開発するメダ株式会社の創業に至る。公認会計士、公認不正検査士


■メダ株式会社について■
設立:2021年3月
本社:東京都品川区
https://meda.one
代表取締役公認会計士 姥貝賢次
問い合わせ先:team@meda.one
事業内容:介護書類クラウド管理プロダクトの開発

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