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Synflux株式会社が、big株式会社、SFCフォーラムファンド及び個人投資家から資金調達を実施

PR TIMES / 2021年5月25日 15時15分

AIや3Dテクノロジーを活用したサステナブルなファッションを実現するシステム・サービス開発を加速させ、社会実装を本格化

Synflux株式会社(シンフラックス 、以下Synflux|代表:川崎和也)は、big株式会社(以下、big|代表:中島真)、SFCフォーラム1号投資事業有限責任組合(以下、SFCフォーラムファンド|代表:花田光世)、鈴木達哉氏からの投資に、桂大介氏からの寄付を加え、初の資金調達を実施しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/80230/1/resize/d80230-1-186569-0.jpg ]


Synflux株式会社は、「サステナブルでデジタルな次代のファッションを作り出す」というビジョンを掲げ、2019年3月の創業以来、自社サービスのR&D、アパレル・ファッション企業との新商品開発、大学や研究機関との共同研究などの事業を展開してきました。

衣服の設計時に排出される布帛廃棄を削減することを目的として開発されたアルゴリズム「アルゴリズミック・クチュール」など、デジタル循環型経済を志向する独自のサービス・システムは、ファッション産業のノーベル賞とも呼ばれるH&Mファンデーション主催グローバルチェンジアワードを受賞するなど、国内外で評価されています。

今回の資金調達を契機として、「アルゴリズミック・クチュール」の発展形としての新規システム開発を深化、加速化します。同時に、廃棄ゼロに最低化されたファッション製造プロセスを、量産を前提とした国内外のアパレル・ファッションブランドと共に社会実装するべく活動を本格化していきます。また、消費者が直接、循環型衣料をカスタマイズ・購入できるようなプラットフォーム展開を見据え、バーチャルファッションやブロックチェーンの新しい可能性も盛り込んだデザインツール研究も同時に進行します。

持続可能な産業への転換が求められるファッション産業に対して、革新的なデザインプロセスやテクノロジーを積極的に提案することで、デジタル循環型社会に最適化された新たなファッション・ライフスタイルの実現を目指します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/80230/1/resize/d80230-1-664187-2.jpg ]




アルゴリズミック・クチュールとは

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Zrz0PrTvNzM ]


アルゴリズミック・クチュールとは、機械学習アルゴリズムと3DCGを応用したファッションデザインのためのソフトウェアツールです。人間の身体にフィットさせる過程で排出される大量の素材廃棄を最小限にするため、バーチャル上で3D形状を可能な限り保持したまま、着物由来の直線裁ちに自動的に置き換え、リデザインすることができます。年間で60億平方メートル、国内で2.7兆円分のロスが生まれているとも言われるテキスタイルの廃棄問題に対して、環境と経済の両面から最適化を実現する解決策として応用が期待されています。


投資家/支援者プロフィール

big株式会社|https://big.inc/
bigは、ファッションに対して新鮮な想像を持つデザイナーへ向けた、グローバルにファッションを展開していくためのアジアを拠点とした国際的なコンペティション/プラットフォームです。2019年にはアジアを拠点とした国際的なファッションデザインコンペティション『big design award』などを開催。気鋭デザイナーのためのオープンアトリエ&ショールームである「big labo.」を設立。独自のメンターシップなどのサポート体制の構築と運営をしています。

SFCフォーラム1号投資事業有限責任組合|https://www.sfc-forum.or.jp/fund/
SFCフォーラムは、「SFCの理念に基づき、SFCと共に、その研究成果の活用により社会生活の向上に寄与することを目的」に設立された財団法人であり、設立当初から慶應義塾大学SFCの研究・教育支援、新事業創造支援に取り組み、SFC研究者、学生・卒業生起業家等との幅広いネットワークを有しています。大学とは完全に別法人でありながら、大学に近く、ユニークな立場で活動できる法人です。ファンドコンセプトとして、在校生、卒業生、教員、研究成果活用型など、SFCに深く関係性を有するベンチャーに特化した投資ファンドであること、また、革新的なアイディアを、初期の段階から積極的に支援するものとしています。

鈴木達哉
1985年生。一橋大学経済学部卒業。2008年株式会社インスパイアにて大企業の新規事業支援やベンチャー支援業務に従事。2011年株式会社waculの取締役に就任。2012年ギフティ社の取締役に就任。2020年3月24日にギフティ社の代表取締役に就任。

桂大介
1985年京都生まれ。高校生の時から個人事業主としてシステムの受託開発を始め、早稲田大学入学後の2006年に代表村上らとリブセンスを共同創業。創業後は取締役として経営を行う傍ら、開発、人事、マーケティングなど様々な部門を歴任。2017年に取締役を退任し、社外にも活動の幅を広げる。


Synflux株式会社プロフィール

Synflux株式会社|https://synflux.io/
Synfluxは、ファッションデザイナー、機械学習エンジニア、ウェブデザイナー、デザインリサーチャー、建築家、サービスデザイナーからなるスペキュラティヴファッション・ラボラトリです。研究と実践、表現と実装、試作と思索、テクノロジーとクラフトといった一見相反する概念をクロスオーバーさせ、次代のファッションをつくりだす、思索的デザイン集団として活動しています。

持続可能な産業への転換やより一層求められるデジタルシフトなど、ファッションを取り巻く環境は加速度的に変化しています。Synfluxは、新素材の開発から、デジタルデザインプロセスの設計、持続可能なビジネス実装まで、多様なデザイナー、アーティスト、エンジニア、研究者、企業をまきこみながら、包括的かつ学際的なプロジェクトを展開し、オルタナティブな衣生活像を描き、実現します。

機械学習のアルゴリズムを活用したデザインシステム「Algorithmic Couture」の研究や、ポスト・プレタポルテのためのカスタマイゼーションプラットホーム「WORTH」の開発を中心に、AIやデジタルファブリケーションといった先端技術と、ファッション史が培ってきた工芸の技を批評的に融合させたプロダクト、サービス、システムを実装しています。

Synfluxは、国際的なアワードコンペティションであるH&Mファウンデーション主催グローバルチェンジアワードの受賞をきっかけに、2019年に創業されました。それ以来、ロンドン、バーゼル、ケープタウン、ジョグジャカルタ、金沢、東京など、多様な都市での展覧会やアカデミックカンファレンスに参加し、作品・研究発表を行なってきました。他にも、グローバルIT企業やファッション・アパレルブランドとのR&D、新商品開発や、大学や研究機関との共同研究などの事業を進めています。

創業:2019年3月
住所:東京都中央区東日本橋2-26-8
代表取締役:川崎和也

川崎和也 プロフィール
Synflux株式会社 代表取締役 CEO
スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)。主な受賞に、H&Mファウンデーショングローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Dezeen Design Award Longlist、STARTS PRIZE、Wired Creative Hack Award、YouFab Global Creative Awardなど。オランダ・ダッチデザインウィーク/南アフリカ・デザインインダバ招待作家。編著書に『SPECULATIONS 人間中心主義のデザインをこえて』(ビー・エヌ・エヌ、2019)がある。

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