6月20日は「世界難民の日」アジア5カ国の難民に「エアリズムマスク」 200万枚を追加寄贈
PR TIMES / 2021年6月17日 17時15分
~世界の難民を新型コロナウイルスから守る取り組みを支援~
株式会社ファーストリテイリングはこのたび、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とともに、新型コロナウイルス感染症の深刻な影響が続く世界の故郷を追われた人たちへの支援として、ユニクロの「エアリズムマスク」約200万枚を、アフガニスタン、イラン、バングラデシュ、パキスタン、ミャンマーの5カ国の難民・国内避難民に追加寄贈します。先行して、2月末から南米・中東5カ国への寄贈を進めている約100万枚と合わせ、計約300万枚のエアリズムマスクは、UNHCRを通じて、特に脆弱な環境にある難民の子どもたちを中心に配布されます。ファーストリテイリングはまた、新型コロナウイルス感染症の影響により教育機会が奪われた難民・国内避難民の子どもたちへの支援を含む新型コロナウイルス感染症対策のため、10万米ドルをUNHCRに寄付いたします。
さらに、6月17 日にユニクロのサステナビリティウェブサイト上で「世界難民の日特設ページ」を開設、あわせて、世界22の国と地域のユニクロ事業を通じて、SNS上で世界の難民の状況やUNHCRとのパートナーシップについてお客様に広く知っていただくための発信を行います。
株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正のコメント
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大は、企業があらゆるリソースを活用し、社会を支えることの必要性を浮き彫りにしました。私たちは、UNHCRとの10年におよぶパートナーシップを通じて、難民が世界で最も脆弱な立場に置かれた人々であることを理解しています。そして、難民への支援を継続する責任があると考えています。グローバルで展開するアパレル企業としての強みを活かしたエアリズムマスク300万枚の支援が、難民の方々の健康を守り、生活の再建に役立つことを願います。
フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官のコメント
新型コロナウイルスのパンデミックは、私たちに協力することの重要性を示してくれました。移動を強いられた人を含むすべての人が保護され、医療サービスへのアクセスが確保されて初めて、私たちは安心を得て、この危機を乗り越えることができます。すべての人の安全が確保されるまで、誰一人として安全とは言えません。新型コロナウイルスの感染拡大の前から、コロナ禍も、そしてその後も、いかなる時も 「#難民とともに」あるファーストリテイリングの皆さんに心から感謝いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/81710/1/resize/d81710-1-958260-0.jpg ]
世界各地で紛争や迫害により故郷を追われた難民・国内避難民の多くが、医療・公衆衛生のサービスが十分でない環境での暮らしを強いられています。未だワクチン接種も十分行き届いていない状況下で、難民キャンプや都市部の密集した空間での生活には高い感染リスクがあります。感染症対策の中でも特に、子ども向けの小さなサイズで、洗濯して繰り返し使えるマスクが不足していることから、ファーストリテイリングは、ユニクロの「エアリズムマスク」を寄贈することとしました。
ファーストリテイリングは、難民の自立をUNHCRとのグローバルパートナーシップの柱に位置付けており、引き続き、教育や就業支援などの取り組みを推進していきます。
参考情報
■ファーストリテイリングとUNHCRのグローバルパートナーシップ
[画像2: https://prtimes.jp/i/81710/1/resize/d81710-1-995642-1.jpg ]
ファーストリテイリングは、2006 年から UNHCR と連携し、世界の難民・国内避難民への衣料支援を行ってきました。2011 年には、より包括的に世界の難民問題の解決に寄与するため、アジアの企業として初めて UNHCR とグローバルパートナーシップを締結しました。これまでユニクロとジーユー全商品のリサイクル活動で回収した衣料の難民キャンプなどへの寄贈をはじめ、緊急支援、難民の自立支援プログラム、ユニクロ店舗での難民雇用、難民問題の啓発活動、UNHCR への従業員派遣などを行っています。
https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/community/refugees.html
https://www.unhcr.org/jp/fast-retailing-unhcr
~難民の“匠”の技術を世界市場へ UNHCRグローバルブランド「MADE51(メイド フィフティーワン)」~
[画像3: https://prtimes.jp/i/81710/1/resize/d81710-1-544516-2.png ]
2016年、 UNHCRは、難民が故郷で培った伝統工芸の技を生かして職を得て、避難先で自立し、受け入れコミュニティにも貢献できるように、難民が制作した手工芸品のブランド「MADE51」を立ち上げました。ファーストリテイリングは2020年から、難民自立支援プログラムの一環としてMADE51を支持し、ブランドの認知向上と難民の自立を支援しています。
■グループブランドが行っている難民支援
<ジーユー> お客様のもとでご不要になった商品を店頭で回収し、世界中の服を必要とする人々へ届ける活動を行っています。また、ジーユーでのお買い物や服のリサイクル活動にご参加いただくことで貯まる「ジーユーマイル」を、1マイル=1円分として、国連UNHCR協会へ寄付することができます。
<Theory(セオリー)> 6月18日(金)~ 6月20(日)の期間に、銀座エリアのTheory 7店舗にて10,000円以上ご購入いただいたお客様に、難民の方が制作された伝統工芸品であるタッセルをプレゼント。UNHCRの立ち上げたMADE51を通じて、難民の方の手工芸品を購入、さらにお客様にその認知を広げることで自立支援に貢献します。
世界難民の日特設ページはこちら、その他ユニクロのサステナビリティの取り組み詳細はこちらをご覧ください。
■国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)について
1950 年設立。難民、国内避難民、無国籍者などを国際的に保護・支援するため、多様なパートナーと連携し、世界約 135 カ国で活動。1954 年、1981 年にノーベル平和賞を受賞。本部はスイス・ジュネーブ。
www.unhcr.org/jp/
ユニクロ ショートフィルム『服の旅先』が 「Branded Shorts of the Year」を受賞
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とユニクロとのグローバルパートナーシップ10周年を記念した特別ショートフィルム『服の旅先』が6月16日、米国アカデミー賞公認・「国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」において、「Branded Shorts of the Year」を受賞しました。
これは、企業や団体が制作したブランディングに関連するショートムービー 500以上のエントリーのなかから、本年、日本でもっとも優秀な作品として表彰されたものです。
https://shortshorts.org/2021/ja/special-content-8/
ユニクロは、「服のチカラで、未来を変える。The Power Of Clothing」をキーメッセージとし、難民への衣料支援をはじめとしたサステナビリティ活動を通じて、より環境と社会に良いブランドとなっていくことを目指しています。
■『服の旅先』―日本発のリサイクルした服が、難民の少女へ届くまで。
監督:山中 有
https://www.youtube.com/watch?v=uExHh5j0RzY
<ストーリー>
日本の少女・雫は、もう小さくて着られないお気に入りの服をリサイクルに出すことに決める。日本を出発した服がたどり着いた先は、ウガンダで暮らす少女 ・エヴァ。
服が持つチカラとは、二人の少女の想いとは。
ぜひご覧ください。
■ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021
https://shortshorts.org/2021/ja/
https://shortshorts.org/2021/en/
■BRANDED SHORTS ナショナルカテゴリー
https://shortshorts.org/2021/ja/branded-national/
https://shortshorts.org/2021/en/branded-national/
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