第三者割当増資による資金調達の完了とAMED事業への採択のお知らせ
PR TIMES / 2021年6月30日 18時45分
エディットフォース株式会社(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役社長 小野 高)は、2021年6月30日までに、田辺三菱製薬株式会社のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)であるMP Healthcare Venture Management, Inc.等を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額5億円を調達したことをお知らせいたします。
今回の資金調達においては、MP Healthcare Venture Management, Inc.に加え、FFGベンチャー投資事業有限責任組合第2号、株式会社吉銘からも出資いただき、本年5月の実施分とあわせて総額13億円の資金調達を完了したことになります。
[画像: https://prtimes.jp/i/82412/1/resize/d82412-1-94b060280d1c9f09026a-0.png ]
代表取締役社長である小野 高は、「大手製薬会社のCVCから出資いただけたことは、医薬品領域における当社の技術の可能性につき、一定の評価と関心を持っていただいたものと受け止めております。」とコメントしています。また、「ふくおかフィナンシャルグループの投資会社からの支援は、福岡に拠点を置く当社としては大変心強いものです。株式会社吉銘からの出資は、将来的な創薬以外への分野での応用を支援いただけるものと考えております。」とも述べています。
さらに、2021年6月4日には、当社独自技術のRNA結合性PPRを応用した遺伝子治療開発プログラムが、日本医療研究開発機構(AMED)の「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発)」(令和3年度開始)において、課題名「RNA結合PPR蛋白を用いた難治性神経筋疾患における異常RNA標的治療」(研究代表者 大阪大学 中森雅之准教授、研究分担者エディットフォース)として採択されました。これは当社の技術が次世代の治療に寄与する可能性が期待されたものと受け取っております。
当社は、このたび調達した資金とAMEDからの向こう5年間に亘る支援を活かし、今後も国内外の大学・企業との提携を通じて、パイプラインの充実・強化を図り、PPR タンパク質プラットフォーム技術の医薬品への応用に向けた研究開発を推し進めてまいります。
【エディットフォースについて】
2015 年5月、KISCO株式会社と九州大学・中村崇裕教授(当社前代表取締役社長で現在は当社科学顧問)により設立された、独自のDNA/RNA編集技術(PPRタンパク質プラットフォーム技術*)を有する九州大学発のベンチャーです。ライフサイエンスやバイオテクノロジーへの投資実績のある企業やファンドより出資を受けており、大学や民間企業との共同研究を通じて当該技術を応用した創薬を目指しています。
詳細については、https://www.editforce.co.jp/を参照してください。
* PPRタンパク質プラットフォーム技術とは
PPRは植物で発見された、RNA及びDNAに配列特異的に結合することで遺伝子の発現制御を行っているタンパク質です。ヒトや酵母にも存在しており、同様の機能を有しています。中村崇裕教授と八木祐介CTOはこのPPRに注目し、配列特異性を決定するメカニズムを明らかにし、標的とするDNAまたはRNA配列に結合するタンパク質を作成する技術を確立しました。さらに、酵素タンパク質と融合することで、細胞内外問わず、標的ゲノムやRNAを自在に操作、改変することが可能です。
【MP Healthcare Venture Management, Inc.について】
MP Healthcare Venture Management, Inc. (MPH) は、米国ボストンを拠点とするライフサイエンスベンチャーキャピタルであり、新規の治療法、プラットフォームテクノロジー、およびワクチンを開発する革新的な企業に投資しています。MPHは国内外のシードおよびアーリー段階のスタートアップ企業に投資を通して事業活動を支援しております。MPHは、田辺三菱製薬グループのコーポレートベンチャーキャピタルです。
詳細については、https://www.mp-healthcare.com/を参照してください。
【FFGベンチャー投資事業有限責任組合第2号について】
FFGベンチャー投資事業有限責任組合第2号は、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズが管理運営するベンチャーキャピタルファンドです。株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズは、福岡県に所在し銀行およびその他の金融サービスを提供する持株会社である株式会社ふくおかフィナンシャルグループのベンチャー投資子会社です。
詳細については、https://www.ffg-venture.co.jp/を参照してください。
【株式会社吉銘について】
株式会社吉銘は、木材産地として歴史のある奈良吉野の地に本社を構える、建築資材のトータルサプライヤーです。創業以来、時代の流れによって移り変わるニーズに合わせて様々な木を取り扱い、木材のプロフェッショナルとしての知識と経験を培ってきました。また、最先端のテクノロジーを生産・販売・品質管理に導入し利用するとともに、科学技術の発展に貢献するため、様々な分野のスタートアップへの投資に積極的に取り組んでおります。吉銘は「木を科学する」というビジョンを掲げ、木とヒトとの関係を研究することを目標とし、木材を未来の
ステージへ進めることを目指しております。
詳細については https://www.yoshimei.co.jp/を参照してください。
会社名 エディットフォース株式会社
代表者の役職・氏名 代表取締役社長 小野 高
問い合わせ先 管理部(TEL: 03-6721-8883)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
細胞標的mRNA治療技術を提供する株式会社aceRNA Technologiesに追加出資
PR TIMES / 2024年5月10日 20時40分
-
次世代型核酸医薬技術「Staple核酸」を用いた医薬品開発に取り組む株式会社StapleBioに出資
PR TIMES / 2024年5月10日 20時40分
-
株式会社aceRNA Technologiesへの出資を決定
PR TIMES / 2024年5月8日 12時40分
-
次世代型核酸医薬技術による医薬品開発に取り組む株式会社StapleBio、4.6億円の資金調達を実施
PR TIMES / 2024年5月7日 11時45分
-
スタートアップメディア「uniqorns(ユニコーンズ)」調査レポート 2024年4月スタートアップ資金調達ランキングTOP20
PR TIMES / 2024年5月2日 12時45分
ランキング
-
1「サイゼが潰れたら喜ばしい」創業者が語る真意 「世の中が良くなることは、すべて最高だ」
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 12時20分
-
2無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
3初めての上京での住まい、失敗したことは? 3位「間取りが不便」、2位「想像より狭かった」、1位は?
J-CAST会社ウォッチ / 2024年5月12日 21時15分
-
4危険な「第4種踏切」なぜ無くならない? 事故が起きてから重い腰を上げる行政
乗りものニュース / 2024年5月12日 9時42分
-
5ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力
プレジデントオンライン / 2024年5月11日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください