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最先端の科学にふれる新講座「サイエンスフロントMITAKA」 第1回は「ゴジラ幻論」著者による進化発生学の現在

PR TIMES / 2021年8月26日 18時45分

 21世紀は、科学(サイエンス)が量的にも質的にも新しい時代を迎えると言われています。遺伝子操作、ヒトの心(脳科学)や誕生と死への介入、AI(人工知能)、氾濫するネット情報など、これまで生活を豊かにしてきた科学技術が新たな段階に達し、人類と科学、そして、社会との関係を大きく変えようとしています。資源・エネルギーの大量消費・枯渇と地球規模の環境問題は一つの典型と言えます。
 一方、ブラックホールの観測をはじめとする基礎科学的研究の発展は、我々の住む自然への理解をこれまでにないレベルに高めました。このように社会が科学技術化された時代にあって、科学的な考え方を身に着けることは、日常生活で出会う様々な出来事を的確に把握し対処することを可能にします。
 2021年9月からスタートする三鷹ネットワーク大学企画講座「サイエンスフロントMITAKA」では、様々な分野の第一線で活躍する科学者が最先端の研究成果をわかりやすく紹介し、意見を交わすことで、みなさんに科学の考え方に親しんでいただける時間をお届けします。今年度は全4回、とっておき科学講座を開催します。



シリーズ第1回~第4回のご案内
◆第1回:生物はなぜこんな形なのか?!―進化発生学的アプローチから考える
講師:倉谷 滋
理化学研究所主任研究員
日時:9月10日(金) 19:00-20:30
申込期間:現在、募集中( 締切:9月9日(木)20時)※詳細欄もご覧ください。
◆第2回:役に立たない研究の未来 ―理系研究者の立場から―
講師:初田 哲男 
理化学研究所数理科学研究プログラムセンター長
日時:11月12日(金) 19:00-20:30
申込期間:10月5日(火) 9:30~11月11日(木) 20:00
◆第3回:生体内合成化学治療
講師:田中 克典 
理化学研究所主任研究員
日時:2022年1月14日(金) 19:00-20:30
申込期間:2021年12月7日(火) 9:30分~2022年1月13日(木) 20:00
◆第4回:シチズンサイエンスで挑む雷の謎
講師:榎戸 輝揚 
理化学研究所理研白眉研究チームリーダー
日時:2022年3月11日(金) 19:00-20:30
申込期間:2022年2月8日(火) 9:30~3月10日(木) 20:00
[画像1: https://prtimes.jp/i/85145/1/resize/d85145-1-185d1e211a13acfbcfab-0.jpg ]

[シリーズ監修]
原子物理学と反物質科学の研究で知られる山崎泰規氏(理化学研究所名誉研究員、東京大学名誉教授、元理研研究政策審議役)が本シリーズを監修しています。
山崎氏は、この宇宙がなぜ物質のみからなり反物質が消えてしまったか、さらに様々な粒子線と物質の相互作用などの研究に取り組んできました。

シリーズ第1回「生物はなぜこんな形なのか?!―進化発生学的アプローチから考える」
講師 倉谷 滋(くらたに しげる)
理化学研究所主任研究員
日時:2021年9月10日(金)19:00-20:30
場所:オンラインZoom (申込者に事前に招待URLを御連絡します)
定員:50名
参加費:500円 
※後日、YouTube にて 講義部分を配信します。(申込者限定)
講座概要:「生物はなぜこんな形なのか」
生物の形態は進化の過程で徐々に出来上がってきたものであり、そのため種を超えた類似性を残していることもあれば、ときとして遠くかけ離れた動物が驚くほど類似することもあります。また、発生中の胚のかたちに、進化の道筋が残されていることもあります。昆虫が擬態するために発達させた紋様の形成様式と、画家の用いる絵画の技法が似ることすらあります。さらに、映画に現れる怪獣のデザインの中に適応のかたちのロジックと意味とを探っていきます。
お申し込み方法:WEB 下記Peatixからお申し込みください。
https://science-front-mitaka0910.peatix.com
申込期間:8月3日(火) 9:30~9月9日(木) 20:00

[画像2: https://prtimes.jp/i/85145/1/resize/d85145-1-aac95d3978ff918d98ff-1.jpg ]

講師プロフィール:倉谷 滋(くらたに しげる) 
理化学研究所主任研究員
1958年大阪府豊中市生まれ。京都大学理学博士。1985年から1988年まで琉球大学医学部解剖学教室助手。米国留学後、熊本大学医学部助教授、岡山大学理学部教授、国立研究開発法人理化学研究所主任研究員、現在、同・生命機能科学研究センター(BDR)チームリーダー。専門は脊椎動物の進化形態学、進化発生学。著書に、「個体発生は進化を繰り返すのか」岩波書店(2005)、「形態学」丸善出版(2015)、「分節幻想」工作舎(2016)、「新版・動物進化形態学」東京大学出版会(2017)、「ゴジラ幻論」工作舎(2017)などがある。

NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構は、三鷹市及びその近隣都市にある20の教育・研究機関を正会員とし、60を超える企業や団体等を賛助会員として、2005年に設立。「民学産公」の協働により会員の知的資源を広く地域に提供し、教育・学習機能、研究・開発機能、窓口・ネットワーク機能により、市民の生活・知識・経験・交流に資することを目的として、講座や研究活動を実施しています。詳しくは、三鷹ネットワーク大学ウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitaka-univ.org/

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