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Rightware、次世代インテリジェントコックピットのための、初の All-in-One Automotive HMIツール Kanzi One を発表

PR TIMES / 2021年9月13日 16時15分



Kanzi Oneは、Androidとの高度な統合、自動車を中心とした最も高性能なグラフィックスエンジン、そして究極の効率性を実現するUIフレームワークを提供します。
[画像: https://prtimes.jp/i/86434/1/resize/d86434-1-575060c67ff4ec3616d7-0.jpg ]


[2021年9月7日 ドイツ・ミュンヘン]Rightwareは本日、Android™と完全な互換性を備えた 、業界唯一の自動車用HMIツールチェーンであるKanzi Oneを発表しました。業界をリードする3Dグラフィックスを提供するKanzi Oneは、自動車メーカーが先進的なインテリジェントコックピット向けの究極のユーザーインターフェイス(UI)を作成できます。

RightwareのCEO Freddie Geierは次のように述べています。「Kanzi Oneは自動車業界にとって大きな変化だ」、「自動車メーカーは、かつてないほどのスピードと俊敏性で、独自のシグネチャーUIをデザイン・開発することができ、それぞれのブランドを確実に際立たせることができます」

IAA Mobility 2021で発表されたKanzi Oneは、従来の手法と比較して、半分以下の期間、半分の規模のチーム、そして大幅に少ないコーディングで、将来を見据えた高度なHMIのユーザーエクスペリエンスを実現します。

All-in-One ツールチェーン
Kanzi Oneには、KanziのコアフレームワークであるKanzi StudioとKanzi Engineに加え、Kanzi Connect、Kanzi Maps、Kanzi Particles、Kanzi Autostereoscopyなどのオプション機能が含まれており、最新のHMI開発に必要なものがすべて揃っています。このリリースで導入された新しい機能はKanzi VRで、ホリスティックな自動車のユーザーエクスペリエンス(UX)の設計を可能にします。

Kanzi Oneは、自動車向けのグラフィックスエンジンを搭載し、クラス最高の3Dレンダリングを実現します。また、インフォテインメントOSとして近年多く採用されているAndroidを搭載したコックピットを構築するために、Androidとの独自の高度な統合環境を導入し、ワークフローの効率化のためにUIフレームワークを強化しています。

物理ベースレンダリング
Rightwareは、3Dパイプラインを一新して、物理ベースハイダイナミックレンジ(HDR)レンダリングを導入しました。さらに、サポートする3Dフォーマットの種類を拡大したことで、あらゆるサードパーティ製モデルをデザイナーが自由に扱えるようになりました。
多くの新しいグラフィックス機能と最新の映画のような効果を備えたこの新アーキテクチャにより、自動車用HMIデザイナーは、コックピットに、細部までこだわったリッチで魅力的なビジュアルを作成することができます。

Kanzi for Android
Rightwareは、Kanziアーキテクチャを一新し、Androidとの完全な互換性を実現しました。Kanzi Oneでは、Javaのネイティブサポートに加え、Kanzi StudioとAndroid Studio間のシームレスなコンポジションが導入されています。開発者は、与えられたタスクに対して自分の好きなツールやプログラミング言語を使うことができ、不必要なコーディング作業を省くことができます。
RightwareのCTOであるJussi Lehtinenは、次のように述べています。「Kanzi Oneは、Androidとの統合という点で、他社製品にはない唯一無二の製品です。自動車メーカーにおいて、オペレーティングシステムとエコシステムにこのインフォテインメント・プラットフォームの利用がますます増える中で、重要な役割を果たします。」、「カスタマイズされたグラフィック、高度なビジュアライゼーション、最先端のUIをAndroid上で自由に実現する事ができます。」

UIフレームワーク
自動車用ソフトウェアがますます複雑化する中、Kanzi OneはUIの状態管理やリソース処理を改善した新しいアクティビティ機能を導入し、開発効率を向上します。大規模なHMIプロジェクトは、管理しやすい多くの小さなUIパーツに分割することができ、大規模なチームが効果的にコラボレーションすることができます。
Lehtinen氏は次のように述べています。「アクティビティシステムを使用するとUIパーツを簡単に仮想化できるため、システムのメモリ使用量、CPU負荷、及び総読み込み時間が削減される」、「そして、これらすべてがデフォルトで自動化されており、開発時間が短縮され、パフォーマンスが向上する。」


Kanzi VR
新しいKanzi VR機能パックを使用すると、物理的なディスプレイやダッシュボードモデルにアクセスできなくても、初期段階でデザインのテストと検証を簡単に行うことができます。Kanziで構築されたLive UIは、Kanzi VRビューアまたはサードパーティのVR環境のいずれかで、仮想車内に配置できます。
Kanzi Oneを使えば、コンセプト作成からプロトタイプ作成、そして車載UX全体の検証まで、HMI開発プロセス全体を同じツールチェーン内で簡単に完了させることができます。

Availability
Kanzi Oneパブリックベータプログラムは、9月15日に開始されます。このプログラムへの参加をご希望の際は、RightwareもしくはThundersoftにお問い合わせください。Kanzi Oneは、2022年1月のCESで発売される予定です。

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