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減り続ける子どもの虫歯と、増え続ける歯医者。生き残りの鍵は「治療」から「親子予防」へのスイッチ。歯科医院のアップデートツール「スイッチワン」が登場

PR TIMES / 2021年11月10日 19時15分

11月10日、株式会社デンタル・スイッチ(本社:東京都港区)は歯科医院のビジネスを「治療」から「親子予防」へスイッチするツール「スイッチワン」を発表しました。本サービスをご活用いただくことで、歯科医院経営のアップデートをサポートいたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/90107/1/resize/d90107-1-07b02b081abbc8299170-2.png ]


■スイッチワンの概要
スイッチワンは、経験の浅いスタッフでも適切な小児予防診療や、来院者や保護者とのコミュニケーションを行うことのできるサービスです。診療ステージごとに最適化された診療フローや、説明ツールが表示されることで、来院者や保護者への最適な説明、コミュニケーションを行うことが可能に。また来院ごとに診療記録がデータ管理され、現在の口腔状態や今後の施術内容を入力管理することで医院全体に情報共有ができる、予防歯科のまったく新しい概念のデジタルツールです。
https://www.dental-switch.co.jp/

■「治療」→「予防」のスイッチに注目が集まる背景
歯科医院の主な業務として「治療」がこれまで大部分を占めてきましたが、今後は「予防」にシフトせざるをえない流れが、すでに始まっています。

1.減り続ける子どもの虫歯と、増え続ける歯科医・歯科医院
元々歯科医院は、子どもの虫歯の増加と連動する形で増加してきました。しかし近年では子どもの虫歯が大幅に減少。12歳児の虫歯の数は、1989年の平均4.3本から2016年は平均0.84本まで減少しています。一方で歯科医数は増加し続け、生き残りをかけた競争は激しさを増しています。このような状況を受け「貧困歯科医」「コンビニより多い歯科医院」などと聞く機会も増えています。

2.「口腔内と全身の健康の連動」が明らかに。医療費適正化に向け、国も後押しを開始
近年の研究では歯周病と、糖尿病や骨粗鬆症、心疾患が密接に関連していることが明らかになっています。このような状況を受け、2018年に内閣で閣議決定された骨太の方針では、国が歯科保険医療(予防歯科)に今後注力していくことを表明しています。40兆円を超え右肩上がりで増加を続ける医療費を適正化するため、歯科医院に注目が集まっています。

■一方で、これまで予防歯科が広がらなかった背景
1.本格的な予防歯科サービスを提供するには、歯科衛生士のスキル習得に時間がかかる
予防歯科の鍵を担う歯科衛生士は専門の教育機関で国家資格を取得しますが、教育機関で学べるのは最低限。予防に大切となる、長期間に渡る患者管理方法や、適切なコミュニケーションによる患者教育のようなスキルは、現場で長時間働いて初めて身につくような状態です。

2.歯科衛生士に対する教育に力を入れても、多くが数年で離職してしまう
歯科医院の教育体制次第で、歯科衛生士のスキル習得に要する時間を大幅に短縮することは可能です。一方で、歯科衛生士は90%以上が女性と言われており、せっかくスキルを身につけた歯科衛生士も、その多くが出産等の家庭の事情で数年で離職してしまいます。そのため教育ノウハウの体系化や・教育に力をいれる歯科医院は非常に限られていました。

3.慢性的な歯科衛生士不足
このように「歯科衛生士の教育に時間がかかる」→「教育をしてもすぐ辞めてしまう」という負のループに陥ることで、現在の日本では予防歯科へのシフトが進まず、さらに慢性的な歯科衛生士不足が続いています。歯科衛生士の資格を持ちながらも現在歯科衛生士の仕事を行っていないという方が15万人いるというデータ※もあり、一度家庭の理由で退職された方などが、その後歯科衛生士の仕事に再就職していない状況です。
その理由として、「日本歯科医師会歯科衛生士を対象に行った「再就職する際の障害」調査では、最も多くあげられた「勤務時間(の長さ)」に次いで「自分のスキル(不足)」という理由が2番目に多くあげられています。

※日本歯科衛生士会「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」より(2020年)

4.これまで予防歯科では儲からなかった
また歯科目線で考えると、治療単価としては予防より治療の方が高いため、これまで積極的に予防歯科にシフトする医院が少なかったと考えられていますが、今後は以下の理由から予防歯科にシフトする医院が増加すると考えられます。
・治療数が減ってアポイントの枠が埋まらなくなり、新たな取り組みが必要とされる
・治療というフロー型から、予防定期来院というストック型のモデルになりLTVが向上する

■現在の課題に対してスイッチワンができること
1.専用WEBアプリケーションで患者様のステータスを把握
新規患者情報を詳細に入力することができ、現在の診察ステージや治療・メンテナンス状況を管理することが可能です。クラウドで情報を管理することで担当引き継ぎなども間違いなく行うことが可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/90107/1/resize/d90107-1-1435c91c452a2cdd3373-3.png ]


2.診断や検査の流れをタブレットで直接説明
患者様への説明用に、診療の流れや検査の説明などの様々なコンテンツを用意しています。患者様への説明に徹底的にこだわったオリジナルコンテンツをその場で見せることにより、現在の治療ステータス、今後の治療方針など患者様に理解いただくとともに安心して来院いただけるような工夫をしています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/90107/1/resize/d90107-1-ce05d833915172a55c31-0.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/90107/1/resize/d90107-1-fab01d3ccb0250eac29b-1.jpg ]


3.来院後の自宅メインテナンスのフォロー機能
LINEプラットフォームを活用し、現在のステータスに応じたコンテンツを配信。親子で歯科予防を促し、次回来院までにすべきメインテナンスをリマインドすることが可能です。

■予防の中でも注目があつまる「親子予防」とは
基本的に、生まれたばかりの赤ちゃんの口に虫歯菌は存在しません。多くの場合は保護者から子どもに対するスキンシップや、親子でドリンクを回し飲みしたりすることから感染します。子どもは自分だけではお口の健康を守れないため、保護者も一緒になって正しい知識を習得することが、一番の予防への道です。そのためスイッチワンでは「親子予防」の概念を提唱し続けています。

■株式会社デンタル・スイッチの詳細
・業務内容:
「生活者の健康を口腔内から創造する。」を企業理念に、小児期の予防歯科ノウハウをビジネスパッケージ化したサービス「スイッチワン」の提供、運営。
・所在地 :東京都港区赤坂2-14-11-209
・設立  :2021年2月5日
・URL  :https://www.dental-switch.co.jp/

■開発パートナー
開発パートナーは、企業の新規事業立ち上げを支援する「ATTEND biz」チーム。運営のLboseは年間80件以上の新規事業相談を受けるスタートアップ企業です。「新規事業でWebサービスやアプリを開発したいが、社内に開発体制や知見がない。」という企業へ、専属のPMが伴走し、企画設計・プロトタイプ開発・運用改善など新規事業立ち上げのフェーズに合わせた柔軟な開発体制を提供。企業が持つ専門領域に関する知見や課題と、ATTEND bizが持つ新規事業立ち上げに関する知見や柔軟な開発体制を組み合わせ、迅速で柔軟な新規事業立ち上げを実現しています。
https://attendbIz.jp
[画像5: https://prtimes.jp/i/90107/1/resize/d90107-1-8546cac21a907219f0cc-4.png ]


【本件に関するお問い合わせ先】
PR:楠橋(くすはし) Email:ako.kusuhashi@gmail.com

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