ICMG共創ファンド、ナレッジマネジメントツール「Qast」を通じて企業全体の生産性向上を支援するany株式会社へ出資を実行
PR TIMES / 2022年6月15日 10時45分
株式会社ICMG Partners(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役:舩橋元)が運用し、日本空港ビルデング株式会社(本社:東京都大田区羽田空港、代表取締役:横田信秋)、株式会社きらぼし銀行(本社:東京都港区南青山、取締役頭取:渡邊壽信)がLP出資するICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合は、社内一人一人のノウハウを可視化するナレッジマネジメントツール「Qast」を提供するany株式会社(本社:東京都千代田区神田錦町、代表取締役:吉田和史、以下「any」)へ出資を実行したことをお知らせいたします。今ラウンドでは、DIMENSION株式会社、アーキタイプベンチャーズ株式会社、みずほキャピタル株式会社、新生ベンチャーパートナーズ株式会社と共に総額4.5億円の出資を実行しております。anyは、「チームシップが根付いた世の中に」をビジョンに、企業の生産性向上やナレッジ経営の実践と定着、トランザクティブメモリーの加速を支援しています。
(※トランザクティブメモリー:組織の中で、「誰が何に詳しいか」を組織全員が知っている状態のこと。)
[画像1: https://prtimes.jp/i/102076/1/resize/d102076-1-2b6d810af747b5975f33-1.jpg ]
日本の大企業には、多忙な人材や、特定の部署などに知見が集中し、俗人化しています。そうした人材・部署は、様々な社員から同じような質問を受けており、その対応に業務時間を割かなければならなくなっています。一方で、知見を持たない社員は、社内の情報を探す時間に114分/日を費やしており、1日の業務時間の約20%を浪費しています。こうした組織内の知見の偏在による業務の非効率は、日々あらゆる企業で発生しています。特に、テレワークが浸透した企業においては、同僚や上司に質問する機会の減少が深刻化しており、業務の疑問を解消できていない社員は56.0%存在すると言われています。(スタッフサービス・ホールディングスによる2021年の調査より)
こうした課題に対して、anyは、Q&Aとwiki機能でナレッジを蓄積させるナレッジマネジメントツール「Qast」を提供しています。QastはUI/UXに優れており、業種や職種を問わず、誰もが直感的に操作できるため、手軽にナレッジを共有・蓄積できます。加えて、人気投稿機能や自動タグ機能、同義語検索によって、必要な情報に素早くリーチできます。これにより、社員は、Qastを活用して業務上の疑問を素早く自己解決できるようになるため、知見を持つ人材の質問対応や、社内で情報を探す時間が削減され、組織全体の生産性が向上します。
本投資の意義は、ナレッジマネジメントの浸透により、日本社会全体の生産性を向上させることにあります。Qastを通じて、各人が持つノウハウが可視化され、組織知として蓄積されるため、組織本来のポテンシャルが発揮されます。そのため、Qastの導入数の増加は、日本社会のポテンシャルを顕在化させることに繋がると考えております。加えて、anyは、経験豊富なナレッジコンサルタントが、独自の成功メソッド「Qastサイクル」の実現に向けて伴走支援してくれるという特徴を持ち、各企業に適した形でナレッジマネジメントを浸透させることができます。ICMGグループでもQastを採用し、日本大企業クライアントへ導入の支援をしていきたいと思います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/102076/1/resize/d102076-1-b8f6797f03f7638c8409-0.png ]
【anyについて】
anyは「チームシップが根付いた世の中に」をミッションに、個人のノウハウを引き出し、組織全体のパフォーマンスを最大化するナレッジ経営クラウド「Qast」を提供しています。Qastは、社内知恵袋/社内wikiのハイブリッド型ナレッジ共有ツールで、社内の情報やナレッジを一元化し、すぐに検索ができます。自動タグ付やナレッジ経営に必要な分析ダッシュボード、全ユーザーのスキルを可視化するユーザープロフィール等を備えており、様々な業界で利用できるクラウドサービスです。既に国内企業4,000社以上に導入されています。
URL: https://anyinc.jp/
【ICMGグループについて】
ICMGグループは創業以来、日本だけでなくシンガポールやシリコンバレーをベースに日本大企業やスタートアップ、官公庁とプロジェクトを行ってきました。直近では、東京電力及び中部電力と共同で、東南アジアにおける再生可能エネルギーの投資を実行、国連UNDPとのSDGsイノベーション分野における戦略提携、愛知県のスマートサステナブルシティプロジェクト等、国内だけでなく海外でもプロジェクトを推進しております。今回のICMG共創ファンドでは、社会課題を解決するベンチャー企業に迅速に成長資金とICMGの有する日本大企業のパートナーネットワークを提供することで、持続可能な未来の創造を目指しております。
URL:https://www.icmg.co.jp/partners/
【ICMG共創ファンドについて】
羽田空港旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング及びグループ会社の羽田未来総合研究所(日本空港ビルデングよりLP出資)と「金融にも強い総合サービス業」を目指すきらぼし銀行等を有限責任組合員に迎え、2021年5月にスタートしたベンチャーキャピタルファンドです。インダストリーの垣根を越えて社会課題を解決するスタートアップと日本大企業の共創を後押しし、未来に繋がるエコシステムを構築することを目的としております。スタートアップへスピーディーな成長資金を提供するだけでなく、ICMGグループが持つ日本大企業ネットワークを提供することでグロース支援を行います。
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