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日本初の10BASE-T1Lシングルペアイーサネット製品、「SPE HAT」シリーズを2023年3月1日より販売開始

PR TIMES / 2023年3月5日 9時40分

株式会社OKS-TECH(本社:大阪市淀川区、代表取締役:藤田隆洋、以下OKS-TECH)は、日本初の10BASE-T1Lシングルペアイーサネット端末となる製品、また世界初のRaspberry Pi用HATとなる「SPE HAT」シリーズを2023年3月1日より発売いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/116469/1/resize/d116469-1-861396d0b37608f905c2-2.jpg ]


「SPE HAT」シリーズは、Raspberry Piを10BASE-T1Lシングルペアイーサネット端末にすることができる拡張ボード(HAT)です。今回発売するのは SPE HAT シリーズのうち、Raspberry Pi zero用となる「SPE HAT mini」になります。(Raspberry Pi用標準サイズのHATは3月末に発売予定です)


■ 開発の背景
大規模プラントにおいて生産設備や制御装置の効率化ニーズが日々高まりつつあります。
従来から一般的に使わておりますRS-485通信を使ったフィールドネットワークでは装置間の連携や通信速度が課題で、イーサネットを用いることでこれらの課題を解決してきました。しかしながらイーサネットでは最大100mまでしか装置間の通信ができないことが問題でした。

これらの問題を解決するために、2019年に新しいイーサネット規格として10BASE-T1L(呼称:シングルペアイーサネット)が正式に誕生いたしました。

10BASE-T1L(シングルペアイーサネット)の最大の特徴は最長伝送距離1000m、また10Mbpsの伝送速度と52Wまでの電力供給をサポートし、将来大型プラントや大型物流倉庫、またビル監視システムなどにおける様々な設備や装置の状態監視、センサネットワークへの導入が期待されております。

SPE HATシリーズは、産業用としても利用されておりますRaspberry Piをターゲットにおき、容易に10BASE-T1L端末を構成し、ネットワークの評価や実運用ができることを目的に開発いたしました。

■ 主な仕様


準拠規格 : 10BASE-T1L (IEEE 802.3cg-2019)
伝送速度: 最大10Mbps(規格値)
伝送距離: 最大1000m(規格値)
振幅モード : 2.4Vp-p / 1.0Vp-p
電源電圧 : 3.3V / 1.8V
電源供給 : RaspberryPiから供給。将来PoDL/SPoEに対応予定。
消費電力: 最大0.5W
動作温度: -20 ~ 70℃


■ 価格
SPE HAT mini : 14,000円(税抜)
SPE HAT : 16,000円(税抜)予定

■ 製品情報
製品の詳細については弊社サイトをご覧ください。
https://www.okstech.co.jp/products/spe_hat.html

■ 販売情報
販売については弊社サイトよりお問い合わせください。

※ Raspberry Pi、Raspberry Pi zeroは、英国ラズベリーパイ財団およびその他の国における登録商標です。

■ OKS-TECHについて

[画像2: https://prtimes.jp/i/116469/1/resize/d116469-1-c748d83d75fa4e1b2deb-1.png ]


OKS-TECHは、「未来を手の届くところへ」というビジョンのもと、新しい知見や技術をいち早く取り入れ、これまでにない製品やサービスを創造し提供することで、世の中をより便利で快適にすることを目指しています。
また多くの企業様がお持ちの革新的なアイデアを具現化するお手伝いとして受託開発も行っており、ハードウェアからソフトウェアまで幅広い要望にお応えします。

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