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“新たな福祉”に挑戦する若手を表彰「社会福祉ヒーローズ」、全国大会を開催

PR TIMES / 2023年3月3日 11時15分

日本一は、兵庫県丹波篠山市「福住山ゆりの里」の稲葉夏輝さんに決定 TikTok・Instagramで「介護の仕事」の魅力を発信し、人材採用

全国社会福祉法人経営者協議会(東京都千代田区)は、
社会福祉の現場の第一線で活躍する若手職員を表彰する「社会福祉ヒーローズ」賞のグランプリを、
兵庫県丹波篠山市の社会福祉法人「福住山ゆりの里」に勤務する、相談員・介護福祉士の稲葉夏輝さん(35歳)に授与しました。



全国社会福祉法人経営者協議会は、2月28日(火)に、プレゼンで“日本一の福祉ヒーロー”を決める全国大会「社会福祉ヒーローズ トーキョー 2022」を、東京の会場で開催しました。

選抜されたファイナリスト6人は、全国各地から集結し、地域での活動や実践している挑戦(介護・保育・障がい者支援等)について、ステージで熱くスピーチしました。


[画像1: https://prtimes.jp/i/117711/1/resize/d117711-1-0ec8bf2deb43d6324e44-0.jpg ]

大学教授や福祉関連の学生起業家ら会場の有識者に加え、オンライン中継を視聴した大学生や専門学生らが投票を行い、最多得票者の稲葉さんが、最優秀賞「ベストヒーロー賞」の栄冠を手にしています。

稲葉さんは、勤務する介護老人福祉施設「やまゆりの里」で、SNSを通じ、施設の日常生活を発信。
介護の仕事の魅力を広げることに挑戦しています。

受賞スピーチで、「福祉の魅力がたくさんの方に伝わるように、一生懸命、そして楽しんで、お年寄りと接して、SNSで発信していき、これからたくさんの方が福祉を仕事にしたいと思ってもらえるような投稿を引き続きしていきたい」と、未来への抱負を語りました。

全国大会に出場した稲葉夏輝さん (勤務地・所属・役職・生年月日など)
兵庫県丹波篠山市 福住山ゆりの里 相談員・介護福祉士
稲葉 夏輝(いなば なつき) (35歳・男性・1987年7月29日)

<TikTok・Instagramのフォロワー数、業界随一!「介護の仕事」の魅力を発信し、人材採用>
SNSのフォロワー数が、業界随一
(TikTok(ティックトック)約1.5万フォロワー、Instagram(インスタグラム)約2万フォロワー、2023.1現在)を誇る、介護老人福祉施設「やまゆりの里」。
2017年からSNS担当となり、“施設の日常生活”を発信することでファンを増やすのが、稲葉の役目です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/117711/1/resize/d117711-1-6f09e9588c366fceddd6-1.jpg ]

SNSの活用にあたり、稲葉ら職員の根幹にあるのは、「入居者さまの願いを叶え、笑顔になっていただきたい」という思い。家と変わらない日常(料理や畑作業)や、プライドを守った排泄(おむつ使用率ゼロ)、心も身体も元気になる入浴(全員個浴)、夢を叶える活動(旧友との再会)などを実践します。

「利用者の夢を叶える介護」をテーマにした職員の取り組みにより、利用者の笑顔が徐々に増えています。

この、職員による夢を叶えるストーリーと利用者の自然な笑顔が、SNS上で共感や感動を呼び、フォロワーが急増。
知名度アップに加えて、採用面でも反響が生まれています。
SNSを見たことがきっかけで、青森や東京、福岡など全国各地から就職の希望があり、約4年間で15人の採用が実現しました。

「介護はクリエイティブで、笑顔を増やせる仕事。きつい、汚いなど大変そうな業界のイメージを、TikTokとInstagramを使って一新させ、介護の仕事を“なりたい職業ナンバーワン”にする」。
この思いが、稲葉を動かす原動力です。

“新たな福祉”に挑戦する若手を表彰 「社会福祉ヒーローズ」
過去最多、全国から20~30代の若手職員68人が応募!“社会福祉版の甲子園”

“社会福祉版の甲子園”ともいえる「社会福祉ヒーローズ」賞は、
全国社会福祉法人経営者協議会が福祉の魅力発信を目的に、2018年3月に創設しました。

介護、保育、障がい者支援などに従事する20~30代の若手職員が対象です。
5回目の今回、全国各地から過去最多の68人から応募がありました。

応募の中から、“創意工夫を凝らした新たな福祉”に挑戦する、6県(千葉・神奈川・兵庫・岡山・島根・大分)の6人に、2022年度の「社会福祉ヒーローズ」賞を授与しています。
6人の平均年齢は32歳(2023.1.26時点)です。

審査の主な選考基準は、「社会福祉の世界を変える意欲と実績のある若手」です。
大学教授や福祉関連の学生起業家ら有識者が、審査員を務めています。

2023年2月28日(火)に開催した、全国大会「社会福祉ヒーローズ トーキョー 2022」は、オンラインで生配信しました。(以下URLで、アーカイブ配信も行っています)
【YouTube Live】 https://www.youtube.com/watch?v=K1DxUrpbXL0


[画像3: https://prtimes.jp/i/117711/1/resize/d117711-1-ee1a83c554b3eedff05b-2.jpg ]

【企画背景】
コロナ禍で注目の「福祉職」、クリエイティブな福祉の魅力を発信し人材確保へ
コロナ禍で、介護や保育などに従事する福祉職が、「エッセンシャルワーカー」として注目されており、高校生のなりたい職業では上位にランクインしています。

また、“誰一人取り残さない”をスローガンに掲げているSDGsの中でも、福祉業界が果たす役割が期待されています。

一方で厚生労働省の2022年版「厚生労働白書」(2022.9発表、テーマ「社会保障を支える人材の確保」)によると、2040年に医療・福祉分野で100万人程度の人手不足が生じると推測されています。

そのため「全国社会福祉法人経営者協議会」は、2025年度までの目標として「社会福祉法人における離職率10%以下」を掲げ、取り組みを進めてきました。
令和2年度には、会員(全国約8,000の社会福祉法人)の離職率が「9.6%」となり、目標を達成しています。

「社会福祉ヒーローズ」賞も、様々な個性や想いを発揮し、柔軟な発想のもとで地域に求められる取り組みができる人材の確保・育成・定着につなげたい考えのもとから企画。
主に「クリエイティブで、最先端な福祉の仕事」に取り組む若手職員の挑戦を広く発信することで、現場の職員と未来の福祉を担う学生に、目標や奮起を与えていきたい狙いです。

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