猫が「いたみ」を抱えている表情を検出するAIを開発
PR TIMES / 2023年5月17日 9時15分
動物のいたみ研究会(代表:枝村一弥・日本大学)と株式会社Carelogy(本社:東京都中央区 代表取締役社長:崎岡豪)は、猫が「いたみ」を抱えている表情を検出するAI(CPD: Cat Pain Detector)を共同で開発しました。
猫は痛みを隠す傾向があることから、犬よりも疼痛を抱えていることに気づくことが難しいとされています。これまでに、猫の痛みを評価する様々な手法がありましたが、そのほとんどが動物病院のスタッフや飼い主の主観的評価によるもので、観察能力や訓練の度合いによって評価に差が生じてしまっていました。
そこで、動物のいたみ研究会は、株式会社Carelogyと共同で、痛みを抱えている猫は表情に変化が生じるということに着目し、猫の顔の表情をAIで分析することで、猫が「痛みを抱えている顔」をしているか否かを判別できるツールの開発を行いました。そして、この度、90%以上の精度で「猫が痛みを抱えている表情」をAIで判別できるアプリの開発に成功しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/121914/1/resize/d121914-1-d1eabdc15aab0940a9f2-0.jpg ]
CPDは、猫の顔の写真を撮影するか、過去に撮影した写真から選択してアップロードすることで、数秒以内に「痛みの表情」があるか否かを判別します。CPDは、動物のいたみ研究会公式ホームページ(https://dourinken.com/forum/itamiken/)やFacebookだけでなく、株式会社Carelogy のホームページ(https://cpd.carelogy-japan.com/)からもアクセスすることができます。多くの飼い主の皆様に日常的に使って頂けるように、無料でかつシンプルなサービスになっています。本アプリをは、飼い主に猫が痛みを抱えている可能性に気づいてもらい、動物病院に行くきっかけとして活用いただけます。本アプリは、主に急性痛の検出を目的に開発されていますが、今後は慢性痛の検出を可能とする機能も搭載していく予定です。
動物のいたみ研究会は、2003年に公益財団法人動物臨床医学研究所(理事長:山根義久)の傘下に発足した研究団体で、「動物も痛みを感じており、それに気づいて解放してあげること」を重大な使命として、動物の「いたみ」に関する様々な普及および啓発活動を行っています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
飼い主とねこにとって、にゃんとも幸せな住まいとくらしを応援!「おうちのねこの相談室~あぶニャイ!おうちのアウチ~」
PR TIMES / 2024年11月11日 14時45分
-
飼い主とねこにとってにゃんとも幸せな住まいとくらしを応援!「おうちのねこの相談室~あぶニャイ!おうちのアウチ~」11月22日(金) 20:00~ YouTube配信決定
PR TIMES / 2024年11月11日 14時45分
-
ペットの健康管理デバイス「PetVoice」が生成AI等を活用した新機能リリースに伴い、11月11日(ワンワンワンワン)に新機能発表会を開催
PR TIMES / 2024年11月9日 15時40分
-
ゴミ捨て場で見つけた子猫 視力と命の危機を乗り越え4歳に 3度の手術も経験…飼い主さんが語る“深い絆”
まいどなニュース / 2024年11月3日 14時20分
-
路上で流血していた子猫を保護 そっと顔を拭くと、そこにはかわいらいしい顔立ちが…4歳になった今、家族に愛されるツンデレ猫に成長
まいどなニュース / 2024年10月23日 12時5分
ランキング
-
1山陽新幹線がもたらした2つの奇跡…「明太子」と「戦後の貧乏球団」の知られざる物語 全線開業からまもなく50年
まいどなニュース / 2024年11月16日 21時0分
-
2巨大なダム湖から遊覧船を“吊り上げて”撤去!「日本一高所の遊覧船」55年の歴史に幕 SNSでは惜しむ声
乗りものニュース / 2024年11月16日 11時12分
-
3熊本の路線バス・鉄道5社、SuicaなどICカード決済から全国初の離脱…更新費12億円が重荷
読売新聞 / 2024年11月16日 21時20分
-
4脳外科医も実践、姿勢が整う1日10回の「足首運動」 身体能力を高めたいなら意識したい「脛の筋肉」
東洋経済オンライン / 2024年11月16日 18時0分
-
5コメダのレア業態、「団子が焼ける」喫茶店はわずか14店舗 なぜやっている?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月17日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください