フィリピン財閥大手Aboitizが投資フォーラム開催、戦略的なビジネス拠点としての魅力を強調
PR TIMES / 2023年8月22日 22時40分
日本からの投資とフィリピンの経済成長を促進するAboitiz InfraCapitalの幹部らが登壇
フィリピンの財閥大手Aboitiz グループのインフラ部門で、工業団地の開発・運営を手掛けるAboitiz InfraCapital(AIC、アボイティス・インフラキャピタル)は、7月18日に大阪で、21日に東京で「フィリピン日本投資フォーラム」を開催いたしました。
フィリピン経済特区庁(PEZA)と、大阪と東京のフィリピン貿易投資センターと連携して開催した製造業向けの本フォーラムでは、フィリピンのビジネスフレンドリーな政策や次世代の持続可能な工業団地の活用など、投資先としてのフィリピンの魅力を解説しました。
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Aboitiz InfraCapital Economic Estates、フィリピン経済特区庁、大阪のフィリピン貿易投資センターによるフィリピン代表団が、新たな市場を探求する日本企業に対し、なぜフィリピンが最良の選択肢であるかを解説しました。 ※Aboitiz InfraCapital Economic Estatesとは、Aboitiz InfraCapitalの工業団地運営に携わるグループ企業のブランド名です。
ビジネスに友好的な環境と戦略的な立地が日本企業からの旺盛な投資に貢献
インセンティブ付与等により外国からの投資を促す経済特区を監督するフィリピンの政府機関PEZAのテレソ・O・パンガ長官は、日本企業からフィリピンへの投資が旺盛な理由について次のように説明しました。
「日本は、フィリピンにとって最大かつ最も長い歴史を持つ投資パートナーのひとつです。フィリピンのデベロッパーやオペレーター、特にAIC Economic Estatesのような業界をリードする企業にとって、日本は最大の外資系投資家となっています。フィリピンが魅力的な投資先であり続けている理由は、英語を話す熟練した多くの労働力、ビジネスに適した環境、戦略的な立地、費用対効果の高い事業、整備されたインフラと接続性など、多くの機会があるからです。」
パンガ長官によれば、PEZAが承認した外国投資の27.34%は日本企業によるものです。フィリピン国内に7665億5,000万ペソ(1995年~2023年5月)相当の投資をもたらし、最大34万人のフィリピン人雇用を生み出しています。
AICの工業団地には日系大手企業が多数入居
Aboitiz InfraCapital Economic Estatesが運営する3カ所の工業団地は、新市場への進出を目指す日本企業に選ばれてきました。AIC産業団地統括のラファエル・フェルナンデス・デ・メサ氏は次のように述べています。
「自動車部品、電子機器、医療技術、プリンター、オートバイ製造、食品・飲料など、さまざまな分野の業界リーダーを惹きつける盛んなエコシステムを開発できたことを誇りに思います。特に、入居企業207社うち36%にあたる74社は、フィリピンを事業拡大の地として選んだ尊敬すべき日本企業です。」
ヤマハ、クラベ・インダストリアル・フィリピン、エプソン・プレシジョン・フィリピン、プロテリアル、JTインターナショナル、バンダイナムコ・フィリピンなど著名な日本企業がAICの工業団地に恵まれた環境を見出し、フィリピンが一流の投資先であることを再確認しています。
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プラスチック、金型製造会社オービー工業の大村佳也子代表取締役社長は、フィリピン日本投資フォーラムで、バタンガス州 リパ市-マルバー市 のリマ工業団地における同社の工場運営が成功している要因を語りました。
AICが運営する3カ所の工業団地
Aboitiz InfraCapitalは、日本の造船大手ツネイシホールディングスと重要なパートナーシップを築き、セブ州バランバンで540ヘクタールの広大な西部セブ工業団地を開発・運営しています。西部セブ工業団地は「フィリピンの造船の首都」という名誉ある愛称でも知られており、この業績は、AICの事業ポートフォリオをさらに多様化し、強化するものです。
急速な経済成長を遂げるフィリピンにおいて、AIC Economic Estatesの工業団地は企業に活気あるビジネス環境を提供します。主要な海港、空港、道路ネットワークの近くに戦略的に位置しており、Aboitiz グループが所有する世界クラスの電力と水施設が利用できます。
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Aboitiz InfraCapitalは、フィリピンにおけるスマートで持続可能な工業団地の開発をリードし、スマートシティ技術の導入と環境持続可能性を事業の中核に据えています。
Aboitiz InfraCapital, Inc.のコセット・カニラオ社長兼CEOは、独自のアプローチを強調しました。
「私たちは普通のインフラ会社ではありません。インフラエコシステムを構築し、すべての企業に円滑な運営を約束します。私たちの工業団地に入居すると、電力、水、接続性のニーズが全面的に満たされ、ビジネスが容易かつ便利に機能することを保証します。」
現在、AICのリマ工業団地とマクタン経済区2(MEZ2)工業団地には、国内消費と輸出の両市場で事業を展開している中小製造業、包装業、工業物流、倉庫業を営む企業が拠点を構えています。また、バランバンの西部セブ工業団地には、世界最大級で最先端の海洋船舶を製造する世界的に有名な造船会社が入居しています。
外国からの高まる投資需要に応えるため、Aboitiz InfraCapitalのリマ工業団地と西部セブ工業団地は、200ヘクタールの工業・商業拡張に着手しています。この拡張により、工業団地全体で現在の10万人の雇用に加えて、さらに7万5000人の雇用機会が創出され、現地の労働力が大幅に強化されるとともに、フィリピンが外国投資家にとって非常に魅力的な投資先であることが再確認されると期待されています。
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東京で開催されたフィリピン投資フォーラムで、日本の投資家や企業経営者がフィリピン市場における成長機会を探りました。
Aboitiz InfraCapitalは、フィリピン経済特区庁(PEZA)およびフィリピン貿易投資センター(日本)との戦略的な協力が、日本からの投資を推進し、フィリピンの持続的な経済成長に寄与していることを証明してきました。スマートで持続可能な工業団地のポートフォリオを持つAICは、東南アジアのダイナミックな地域での拡大と長期的な成功を求める日本企業にとって最適な選択肢として、フィリピンの地位を固めています。
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フィリピン代表団が日本の丸紅株式会社および株式会社国際協力銀行(JBIC)と協力して東京で開催したフィリピン投資フォーラムの成功は、両国間の実り多き関係の証です。
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Aboitiz InfraCapitalは、イベントパートナーであるオービー工業の大村佳也子社長(左から3番目)、PEZAのパンガ長官(左から4番目)、フィリピン貿易投資センター(大阪)のイグナシオ商務参事官(右から2番目)に記念の盾を贈りました。
左から:Aboitiz InfraCapital, Inc.のコセット・カニラオ社長兼CEO、Aboitiz InfraCapital Economic Estates 産業団地統括 ラファエル・フェルナンデス・デ・メサ氏、Aboitiz InfraCapital Economic Estatesのビジネス開発・営業&リース部門の副社長であるレイモンド・ドミンゴ氏。
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