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希代の仏師・運慶が追求した祈りの世界を究極まで表現した、六田知弘の最新写真集を発売しました。

PR TIMES / 2023年10月26日 19時15分

仏教美術の最高峰、運慶仏。運慶800年遠忌の2023年を記念し、同年創業100年を迎えた美術図書出版の求龍堂が、これまでにない独自の視点で纏めた、新たなる仏像写真集を発信します。

創立100年を迎える、美術書や芸術書の出版を手掛ける株式会社求龍堂(東京都千代田区、代表取締役社長:足立欣也)は、写真家・六田知弘が挑み、運慶仏に宿る「祈り」を写し取った『運慶 六田知弘写真集』を10月3日に発売しました。
https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/000000002184/



[画像1: https://prtimes.jp/i/129182/1/resize/d129182-1-c66b0e9d157f974a4327-4.jpg ]


・父 康慶、運慶、息子 康弁の3代と運慶工房との作品がずらり。運慶ワールドが迫ってくる。
運慶作あるいは運慶工房によるものと考えられる作品群、そして父・康慶、息子・康弁の作も含めた97点を掲載しています。親子の感性と個性の相違や共鳴が照らされ、運慶を軸とする当時の仏教美術の力を堪能できます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/129182/1/resize/d129182-1-77edb0d230d0def8d5e3-1.png ]


・仏教美術写真のトップランナー、六田知弘による運慶写真の決定版。

本書は、長年、国内外の仏教美術撮影を多く手掛けてきた六田知弘による最新写真集です。本書では、モノクロームの3色印刷を主に展開し、その狭間に色刷りを挟み込んでいます。運慶が追求した祈りの世界を究極まで追求する、という今回のプロジェクトで選んだモノクロームの深く豊かな階調は、運慶仏が持つ深い精神性と際だった造形感覚を浮かび上がらせます。また、表紙から始まり随所に掲載した部分拡大からは、表情の深みや動きの緊張感が驚くほど伝わり、そうした部分に込められた濃厚なエネルギーが凝縮され、一体の像を成立させていることが伝わってきます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/129182/1/resize/d129182-1-ab096a140e8c8f946928-1.png ]


・これまでにない、スタイリッシュな仏像写真集。
デザインは六田知弘と共に多くの写真集をつくってきた人気デザイナー、シルシの上田英司氏が担当しました。重量感のある運慶仏群を、あえて並製のタイトで柔らかな本に纏め、装幀にも仏像ではなく足を選ぶなど、斬新でスタイリッシュな、新たな運慶の世界を表現しました。印刷は写真集印刷を得意とする東京印書館が担いました。プリンティングディレクターの高柳昇氏が全ての印刷設計を整え、本刷りを最高レベルに引き上げています。ぜひモノクロトリプルトーンでの美しい墨色の表現世界を堪能して頂きたいです。


[画像4: https://prtimes.jp/i/129182/1/resize/d129182-1-61a9c3e08affe148eaa4-1.png ]


◎商品情報
『運慶 六田知弘写真集』
発売日:2023年10月3日(火)
定価:5,940円(税込)
発行:株式会社求龍堂
主な仕様:並製本 A4変型 160頁(図版97点)
文章:六田知弘、コラム:瀬谷貴之(神奈川県立金沢文庫 主任学芸員)

[画像5: https://prtimes.jp/i/129182/1/resize/d129182-1-09ee3d2e4b753a1af919-0.png ]


◎編集者より
捉え方でここまで深い精神性が立ち現れるのかと、思わず見入ってしまう写真群です。深い墨色で表した仏像の表情や姿から、仏師・運慶が求めた祈りの深さが見える「祈りを感じる写真集」です。

◎著者プロフィール

六田知弘(むだ・ともひろ)

1956年 奈良県生まれ。
1980年に早稲田大学を卒業後、ネパールのヒマラヤ山中に住む少数民族のシェルパたちの村で暮らし撮影をする。
1988年に初個展として「ひかりの素足−シェルパ」を新宿ニコンサロンで開催。
以降、自然や宇宙と人間との根源的なつながりに対するまなざしのままに、石や水、古い建物の壁、遺跡や文化財など様々な事象を対象に撮影を続ける。
これまでに『東京国立博物館の至宝』『仏宇宙(Buddha Universe)』『宇宙のかけら―御所 GOSE』『ロマネスク―光と闇にひそむもの』『ブッダ 今を生きる言葉」『石と光 シトーのロマネスク聖堂』
『OKUGAKE』『雲岡石窟 仏宇宙』『時のイコン 東日本大震災の記憶』『ロマネスク 光の聖堂』等、数多くの写真集を刊行。また、東日本大震災の被災地域にて被災物5000点を撮影。「時のイコン 東日本大震災の記録」として、国内外で巡回展覧会を続ける。

◎展覧会情報

「運慶と快慶 六田知弘・佐々木香輔写真展」
会場:相田みつを美術館 ≫
会期:2023年10月3日(火)~2023年11月26日(日)

◎求龍堂について
求龍堂は1923年創業、今年でちょうど100年を迎えた美術書出版社です。社名の求龍(きゅうりゅう)はフランス語の「CURIEUX」からとったもので、「芸術的あるいは知的好奇心を求める」「常に新しきを求める」ことを意味し、名付け親は画家の梅原龍三郎です。東洋の「龍」に理想を求め、時代という雲間を縦横無尽に飛び交いながら、伝統美からアート絵本まで、常に新たな美の泉を発掘すべく出版の旅を続けています。
【会社概要】
社名:株式会社 求龍堂
本社所在地:東京都千代田区紀尾井町3-23 文藝春秋新館1階
代表取締役:足立欣也
創業: 1923年
事業内容: 美術品・生活文化関連図書の出版、美術印刷物の企画製作、美術品売買
HP:https://www.kyuryudo.co.jp/

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