「国際ランドスケープアーキテクト連盟アジア太平洋地域会議 2023 日本大会(IFLA-APR2023)」11月16日(木)より開催
PR TIMES / 2023年11月10日 11時15分
ランドスケープアーキテクト界の国際大会を23年ぶりに日本で開催!
一般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟(会長:戸田芳樹)は、世田谷区二子玉川ライズ スタジオ&ホールにおいて「Living with Disasters 自然とともに生きる」をテーマに、「国際ランドスケープアーキテクト連盟アジア太平洋地域会議 2023 日本大会(IFLA-APR2023)」を2023年11月16日(木)~18日(土)に開催します。
[大会公式ホームページ&オンライン参加申込] https://ifla-apr2023.jp/
※11/17申込〆切(2024/1/10までオンデマンド配信での視聴可能)
[画像1: https://prtimes.jp/i/132603/1/resize/d132603-1-6362e1829d0f0874b199-1.png ]
■大会趣旨
本大会は、78ヵ国(2023年現在)が参加する「国際ランドスケープアーキテクト連盟(IFLA)」により1948年に第1回大会が開催され、以降、毎年世界・アジア各国にて行われています。日本での開催は、1964年及び1985年の世界大会、2000年のアジア大会後、実に23年ぶりとなります。近年、災害や温暖化が切迫しているアジア諸国で抱えている環境問題を “ランドスケープ”の視点から語りあうことで、アジア全域の未来に貢献する機会となります。初日のキーノートスピーカーには、涌井 史郎氏(東京都市大学特別教授)、Kotchakorn Voraakhom氏(LANDPROCESS CEO)を予定し、アジアから14カ国以上、延べ300名以上の専門家が参加します。
■大会テーマは「Living with Disasters 自然とともに生きていく」
地球環境を次世代に引き継ぐため世界共通のルールとして掲げられたSDGs(持続可能な発展目標)。我々は、自然との共生が文化の根源にあるアジアモンスーン地域の生き方に、持続可能な社会を実現するヒントがあると考えます。温暖化の影響は、自然災害や健康被害に留まらず、海面上昇や河川氾濫による地形変化により、自然資源を巡る国家間の争いを増長する危険性をはらんでいます。大会では、「自然とともに生きていく」をメインテーマに掲げ、以下の3つの目標について議論します。また、大会3日目の18日(土)にはランドスケープアーキテクトが東京都内5か所を案内する「テクニカルツアー」も予定しています。
グリーンインフラ:自然を生かした社会的共通資本の整備
ウェルビーイング:自然と共に暮らす幸せな生き方の探求
ランドスケープカルチャー:地域の自然に根ざした文化と歴史の継承
[画像2: https://prtimes.jp/i/132603/1/resize/d132603-1-85ab3fa9fdc39961c32a-0.png ]
■「世田谷区の未来」をテーマとした国際学生ワークショップの同時開催
大会と並行して、国際学生ワークショップを開催します。テーマを「世田谷の未来」とし、アジアの未来を背負う中国、香港、台湾、韓国、タイ、フィリピンなどアジア太平洋地域の10カ国の学生が参加し、大会初日の16日(木)には、優秀作品の表彰式も予定されています。
■ランドスケープアーキテクチュアとは
“ランドスケープアーキテクチュア”とは建築やデザインの分野で、都市や公園、広場における空間のデザインのことを総称し個人宅をはじめ、公園や植物園、都市レベルの開発など屋外空間のデザインを行うことです。都市であれば緑化を求め、地方であれば環境保全など、温暖化が切迫している今、我々が自然と生きる生活を考えたときに、なくてはならない存在として“ランドスケープアーキテクト”の職能は近年注目を集めています。代表例としては、平賀達也氏(ランドスケープ・プラス)の南池袋公園、忽那裕樹氏(E-Design)の水都大阪のまちづくり、三島由樹氏(フォルク)のシモキタのはら広場など。
■一般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟(JLAU)とは
JLAUは、ユネスコから認定を受けた世界唯一のランドスケープアーキテクトが集結する組織であるIFLA(International Federation of Landscape Architects)の日本支部の役割を担っています。JLAUは、ランドスケープデザインのプロフェッショナル集団として、各々の資質向上を目指した自己啓発を行うとともに、交流と学び合いの機会をつくることを目的として、2013年に発足された一般社団法人です。
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