「大阪タクシー協会」大阪におけるタクシーサービスの利便性向上を目指した取り組みの成果と、今後の展望を発表
PR TIMES / 2024年3月27日 14時45分
一般社団法人大阪タクシー協会(会長:坂本 栄二)は、大阪地域のタクシー利用者の皆様に更なる快適さと利便性をご提供すべく、多岐にわたる改善活動に取り組んで参りました。乗務員の採用を増加させることによる実働率の向上、複数の配車アプリの導入、そして新大阪駅と大阪駅におけるライブカメラの設置など、これら一連の取り組みを通じて、大阪地域でのタクシーサービスを一層向上させることができました。
主な取り組み内容
◼️ 乗務員数の増加と実働率の向上によるタクシーのつかまりやすさ向上
2023年4月から12月にかけて大阪市域交通圏内*1における乗務員数は900人増加しました。この乗務員の増加により、タクシーの実働率*2 が向上し、結果としてタクシーのつかまりやすさが向上しました。
実働率の推移(大阪タクシー協会調べ)
[画像: https://prtimes.jp/i/138912/1/resize/d138912-1-d968dedbcef78a5cfd67-0.png ]
◼ 新大阪駅のタクシー乗り場でのつかまりやすさ改善
新大阪駅などの主要ターミナル駅では、時間帯や天候に応じてタクシーの需要が大きく変動します。この問題に対処するため、2023年12月から新大阪駅と大阪駅のタクシー乗り場にライブカメラを設置し、乗務員がリアルタイムで待機中のお客様の数を確認できるようになりました。このカメラ映像はYouTubeのライブ放送を通じて、リアルタイムでの視聴が可能です。さらに、ポーターの配置を行うことで、2024年4月1日よりお客様がよりスムーズに乗車できる環境を整えています。
これらの取り組みにより、現在の新大阪駅では1分あたり3.5台のペースでお客様を順番にお乗せできております。
◼️タクシー乗り場の現状
大阪タクシーセンターのホームページに公開されているタクシー乗り場の調査結果によるとほぼすべてのタクシー乗り場においてタクシーが待機しており、供給不足ではないことは実証されています。
◼️大阪タクシー協会とタクシーアプリ各社の連携強化
大阪タクシー協会は、お客様の利便性をさらに向上させるための取り組みを継続して推進しております。その一環としまして2023年2月に、大阪地域の協会加盟タクシー事業者を対象としたタクシー配車アプリの合同説明会を実施いたしました。この説明会後、多くの事業者が2つ以上のアプリの導入を開始し、これにより協会加盟タクシー事業者の複数アプリ導入率は80%を超えるまでに至りました。複数のアプリを導入することで配車効率が向上し、その結果より多くのお客様が容易にタクシーを呼べるようになりました。
大阪タクシー協会は、これらの取り組みを通じて、大阪における更なる接客サービス向上による安全安心と移動の利便性向上に一層貢献してまいります。今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
*1 大阪市域交通圏:大阪市、豊中市、吹田市、堺市、守口市、東大阪市、八尾市、門真市
*2 実働率とは:大阪市域交通圏における登録タクシー車両のうち稼動している割合
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