DNDi・目黒寄生虫館共催 世界顧みられない熱帯病の日(1月30日) 特別写真展「顧みられない熱帯病と暮らす人びと」
PR TIMES / 2025年1月22日 11時0分
開催期間:2025年1月24日~3月30日
DNDi(みられない病気の新薬開発イニシアティブ)・公益財団法人 目黒寄生虫館
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141000/1/141000-1-fcc8a2c63903cc53cb267c1475884b7e-1909x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
非営利で医薬品研究開発に取り組む、DNDi(Drugs for Neglected Diseases initiative:顧みられない病気の新薬開発イニシアティブ)および公益財団法人目黒寄生虫館は、共に1月30日の「世界顧みられない熱帯病の日」に併せ、1月24日より、特別写真展「顧みられない熱帯病と暮らす人びと」を開催します。なお、今回の取り組みは、武田薬品工業株式会社が実施する「グローバルCSRプログラム」※によって支援された、DNDiの「世界中の最も顧みられない患者さんに治療を届けるプロジェクト」の一環です。
主に低中所得国の貧しい地域を中心に、世界で10億人以上の人びとが「顧みられない熱帯病」といわれる感染症に苦しんでいます。その中には寄生虫によって引き起こされる病気も多く含まれており、人びとの健康および生活の質に深刻な影響を及ぼしています。これらの病気は、投資に見合う収益が見込めないという理由から、治療薬を含む医薬品の開発が殆どされてきませんでした。また、病気の蔓延地域では、もともと医療や社会的な支援が不足しているために、患者は孤立し、適切な治療を受けられない状況に置かれている傾向にあります。このような複合的な背景から、これらの病気は「顧みられない熱帯病」と称されています。
本写真展では、顧みられない熱帯病の患者さんとその家族の生活や苦悩、そして困難な状況の中でもたくましく生きる彼らに治療を届けるために尽力する医療従事者の姿を視覚的に伝えることで、寄生虫館を訪れる多くの方々に、彼らの置かれた状況について理解を深めて頂くことを目指しています。
今回展示する写真は、すべて武田薬品工業株式会社が実施する「グローバルCSRプログラム」によって支援された、DNDiの「世界中の最も顧みられない患者さんに治療を届けるプロジェクト」に関するものです。本写真展についても同プログラムの支援の下、実施しています。
【開催概要】
世界顧みられない熱帯病の日特別写真展 「顧みられない熱帯病と暮らす人びと」
主催:DNDi、目黒寄生虫館
開催期間:2025年1月24日~ 3月30日
場所:目黒寄生虫館1F 特別展示スペース
(住所:東京都目黒区下目黒4-1-1/電話:03-3716-1264(音声案内))
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:月曜日・火曜日(月曜日、火曜日が祝日の場合は開館し、直近の平日に休館)
(開館カレンダー:079dcd_79a1bedb9ac443d78cf76c0db3528447.pdf )
入館料:無料
※予防活動を通じて低中所得国の人びとの健康に貢献することを目的とした武田薬品工業株式会社によるプログラム。同社の全世界の従業員が投票を通じ支援対象を決定するもので、DNDiは2019年に選定され、顧みられない熱帯病で苦しむ患者さんに治療を届ける活動に対し、5年間で10億円の資金支援を受けました。
詳細は、関連プレスリリース(https://dndijapan.org/2019/pressrelease/pr-20190626/)をご参照ください。
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DNDiについて
Drugs for Neglected Diseases initiative(顧みられない病気の新薬開発イニシアティブ:DNDi)は、顧みられない人びとのために、安全で効果的、かつ安価な治療薬・治療法を発見、開発し、提供する非営利の研究開発組織です。DNDiは、アフリカ睡眠病 ヒトアフリカトリパノソーマ症)、リーシュマニア症、シャーガス病、河川盲目症(オンコセルカ症)、マイセトーマ(菌腫)、デング熱、小児HIV、 HIV患者の重症日和見感染症、クリプトコッカス髄膜炎、C型肝炎に対する医薬品を開発しています。また、子供の健康、ジェンダー平等、性差の考慮、気候変動の影響を受ける病気などを研究開発上の優先事項としています。2003年の設立以来、DNDiは世界中の産官学パートナーと協力し、13種類の新しい治療薬・治療法を提供し、数百万人の命を救ってきました。
www.dndi.org | www.dndijapan.org
目黒寄生虫館について
公益財団法人目黒寄生虫館は、医師で医学博士の亀谷了(1909-2002年)が私財を投じて1953年に創設した寄生虫学専門の私立博物館です。館内には国内外から集められた約300点の標本及び関連資料を展示しています。1階では「寄生虫の多様性」をテーマに様々な動物群に属する多様な寄生虫の姿を標本や動画等で紹介し、2階では「人体に関わる寄生虫」というテーマで、寄生虫のライフサイクルやヒトに感染した場合の症状等を展示・解説、加えて日本における寄生虫学研究の歴史に関する展示もあります。また、同館では展示や出版による教育・啓発活動に加えて、標本・資料の収集、保管、研究など様々な事業を行っています。
https://www.kiseichu.org/
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