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地域メーカーの技術力と生活者の「あったらいいな」をかけあわせる新商品プロデュース事業をNTT DXパートナーが開始

PR TIMES / 2024年7月29日 20時40分

~新商品開発を成功体験へと変える、「架空商品モール」オープン~

株式会社NTT DXパートナー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 阿部 隆 以下、NTT DXパートナー)は、NTT東日本グループがこれまで通信分野で培ってきた技術・ノウハウに加え、さまざまな企業との連携により、地域の企業や自治体が持つ可能性や魅力を最大限まで引き出すための支援を「DX」という切り口で実施しています。

 このたび、新たな取り組みとして「地域の技術力を広く世界へ」をコンセプトに、全国の中小ものづくり企業(以下、メーカー)の技術力を活用し商品化する「新商品プロデュース事業」を2024年8月1日(木)に開始します。

 本事業により、メーカーが抱える「新しいチャレンジをしたいが、何から始めるべきか分からない」「市場のニーズが分からない」「開発はしてみたものの、あまり売れなかった」といった悩みを解決し、地域の技術力を広く世の中へ届けていきます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-5b3f4fead206cadf042f-0.png ]

 「架空商品モール」とは、「AIがメーカーの技術力と生活者のニーズを組み合わせて独自の商品アイデア(架空商品)を提案する機能」と、「どの架空商品にどれだけの賛同が得られるかを可視化する機能」をもった、これまでにない新しい形の新商品開発プラットフォームです。生活者の体験価値を創り、メーカーや商品へのエンゲージメントを高めることで、商品開発前から多くのファン候補を集めることが可能です。


1.本取り組みの背景
 日本の各地域には、確かな技術力で素晴らしい商品を作り続けているメーカーが数多くあります。しかし、少子高齢化による労働力不足やデジタル化に伴う販売経路の多角化、人々の価値観の多様化などの外部環境の変化により、今までと同じ商品、販売経路のみで事業継続することが難しくなっています。また、大企業の下請けとして、マーケティングや販売戦略に携わることなく、技術力を一心に磨いてきたメーカーも多く、「新たな商品開発・販売にチャレンジしたいが何から始めるべきか分からない」という声をいただく機会が増えています。
 NTT DXパートナーは、NTT東日本グループがこれまで通信分野で培ってきた技術・ノウハウに加え、さまざまな企業との連携により、地域の企業や自治体の持つ可能性や魅力を最大限まで引き出すための支援を「DX」という切り口から実施しています。この度、上記の課題解決に向けた新たな取り組みとして、「新商品プロデュース事業」を2024年8月1日(木)より開始します。


2.「新商品プロデュース事業」概要
 本事業は、以下の2つの機能を中心に事業運営を実施します。
1.メーカーにおける新商品の企画から販売までを一貫して伴走支援する「新商品コンサルティング」
2.生活者の体験価値を創り、メーカーや商品へのエンゲージメントを高めることで商品開発前から多くのファン候補を集める新商品開発プラットフォーム「架空商品モール」

[画像2: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-602a2d84a3310b972e2a-1.png ]


1.新商品コンサルティング
 NTT DXパートナーはこれまで、メーカーの新商品デビューに向けて、企業の技術力を活用した新商品の企画からマーケティング、PRまで幅広く支援してまいりました。
 今後は、さらに多くの新商品創出を後押しすべく、商品企画段階から拡大販売までのサポートに強みをもつ、株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区、代表者 中山 亮太郎 以下、マクアケ)の展開する製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio※1」(以下、MIS)と連携し、商品の企画・開発、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」でのプロジェクト実施(商品の発表)、さらにその後の拡大販売まで一貫した支援を行ってまいります。
 ※1:https://mis.makuake.com/

2.架空商品モール
 架空商品モールでは、事前にメーカーの技術力を学習させたAI(アバター)が、生活者の「あったらいいな(あるある)」という声をヒアリングし、それらを掛け合わせた新たな架空商品を創造します。メーカーは、生活者のニーズが具現化した架空商品モールをもとに商品開発が可能になるため、需要予測が立てやすく事業化の成功率向上が見込めます。有望アイデアの商品化・事業化についてはNTT DXパートナーが知見・ノウハウを生かして伴走支援します。2024年8月1日(木)より希望されるメーカーを対象にプレオープンし、「メーカーの技術力を読み込ませ、架空商品を生み出せる」機能を、自社の技術力で先行体験していただけます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-809765f8fddc9642591c-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-fee223ba3e9fb667349d-3.png ]













【「架空商品モール」の主な機能】
(1) AIがメーカーの技術力と生活者のニーズを組み合わせて独自の商品アイデア(架空商品)を提案する機能
Step1:メーカーの技術力をAIに学習させます。
Step2:AI(アバター)が、チャットを通じて生活者の趣味や関心事を聞き、生活者が日常生活で感じる「あったらいいな(あるある)」を引き出します。
Step3:AI(アバター)がメーカーの技術力と生活者のニーズを組み合わせて架空商品のコンセプトを提示し、架空商品デザインを作成します。

[画像5: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-0b502f52dc0ef8fbd148-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-367a3dc1f12e6eb74ea4-5.png ]


【具体例】
 石材加工に強みを持つメーカーの技術力を学習したAI(アバター)が、「部屋を好きな香りで満たしたいけど、面倒なことは一切したくない」という生活者のニーズを引き出し、「アロマを吸収しない素材で、擦るだけで香りがあふれ出すアロマストーン」という架空商品を創造。

[画像7: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-279870a936400f8bfb87-6.png ]

(2) 架空商品にどれだけの賛同が得られるかを可視化する機能
 生活者が架空商品を投稿・シェアすることができ、どのくらい”欲しい”が集まるのかをランキング形式などで可視化することが可能。メーカーは、ランキングや架空商品に集まる生活者からの反応をもとに商品化の検討が可能なため、需要予測が立てやすくなります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-5d1299bb2e69a1f9f160-7.png ]

(3) 商品開発前から多くのファン候補を集める機能
 メーカーは架空商品のアイデアを購入することで、架空商品を実商品へと変えるための開発期間が短縮できるとともに、生活者にとって商品開発に関われる楽しい経験となり、メーカーや商品のファンづくりにつながります。

【今後のスケジュール】
 2024年12月の「架空商品モール」本格オープンに向け、架空商品ラインナップの充実を目的に、ワークショップ参画メーカーの募集および生活者からアイデアを募集するXコミュニティの立ち上げ、メーカー向け「架空商品モール」の先行公開を2024年8月1日(木)より開始します。

(1)全国でメーカーと生活者による架空商品ワークショップを開催
 メーカーと生活者を交え、架空商品モールの一部機能を活用し、架空商品を生み出すワークショップをMISと連携し随時開催します。ワークショップでは、NTT DXパートナーとMISのファシリテーションのもと、メーカーの持つ技術をベースに、生活者が日常で感じる「あったらいいな(あるある)」から架空商品を生み出していきます。
 メーカーは、ワークショップを通じて自社にパーソナライズされた架空商品アイデアを生活者から募ることが可能です。また、ワークショップと連動するXコミュニティも立ち上げ、生活者からの各商品アイデアに対する反応を検証します。

(2)メーカー向けに「架空商品モール」を先行公開
 「架空商品モール」の「メーカーの技術力を読み込ませ、架空商品を生み出せる」機能を、自社の技術力で先行体験していただけます。「社員に商品企画の体験をさせたい」「商品アイデアを社内で生み出したい」というメーカーのご要望にお応えするツールとして活用いただけます。

■(1)(2)をご希望のメーカーからのお申し込みフォーム
 https://forms.gle/PYa9HcNVviTttgbTA


3.今後の展望
 本事業を通じて地域の中小メーカーの事業活性化、ひいては地域経済全体の振興に地域の皆さまとともに取り組み、日本各地で新たな価値を生みし続けることに挑戦していきます。将来的には、日本の高度なものづくり技術による商品を、世界中の生活者に届けていきたいと考えています。

■本件に関するお客さまからのお問い合わせ先
 株式会社NTT DXパートナー
 info@nttdxpn.co.jp


◆プロジェクトメンバーのコメント◆
[画像9: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-a31dde12dd67d894cf76-8.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-c96ec0ddb50cfe02e95e-9.png ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-169af5c73c255f0d6b90-10.png ]


◆過去の新商品コンサル実績◆

国広産業株式会社
 商品の企画・開発からブランディング、「Makuake」での商品発表、販売までを総合支援。2023年7月18日より「stone speaker」を販売開始し、合計451名、¥3,628,000の応援購入をいただきました。また、2024年2月19日より「aroma stone」を販売開始し、合計346名、¥2,095,600の応援購入をいただきました。

[画像12: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-3845da76139a6d8cbba1-11.png ]

[画像13: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-de6c2ff064725f7f04e2-12.png ]

[画像14: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-61949991810a24cd6d18-13.png ]











国広産業株式会社 代表取締役社長 影石氏コメント
 国広産業株式会社は、1972年に創業し、奈良県でバレル研磨用樹脂研磨石の製造を行っています。
バレル研磨は主に金属部品の表面処理に使用され、自動車分野を中心に幅広い分野に貢献しています。
近年のEVシフトや新型コロナウイルスによる社会情勢の変化を受け、新たな市場への挑戦が必要とされる中、NTT DXパートナーの支援を受けて新商品「stone speaker」と「aroma Stone」を開発しました。
展示会での来場者の意見をヒントにし、弊社の技術を駆使して素材感を活かした商品を実現しました。
 stone speakerは、洞窟内で響くような独特の音色を提供し、aroma stoneは擦ることで香りが広がり、リラックスできる空間を演出します。これらの商品を通じて、お客様に心がやわらぐひとときをお届けできれば幸いです。


長谷川醸造株式会社
梅の調味料がどんな食べ物に合うかの調査からブランディング、「Makuake」での商品発表までを総合支援。2024年4月7日より「梅酢香」を販売開始し、合計353名、¥1,341,200の応援購入をいただきました。
[画像15: https://prtimes.jp/i/142312/1/resize/d142312-1-f010de44ad76a2677a8c-14.png ]


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