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東京都立産業技術大学院大学スタートアップ・アクセラレーター研究所と東京都檜原村が交流・連携に関する協定を締結 学生が檜原村へ実際に「移住」しフィールドワークを行い村民との交流を深耕

PR TIMES / 2024年7月18日 13時15分

8月より学生が移住を開始し、8月17日(土)、8月18日(日)の払沢の滝ふるさと夏まつりに参画。村の課題をより深く分析し、各種施策の立案と実装に向けた活動を協働

2024年7月3日(水)、地域マネジメント研究を行う東京都立産業技術大学院大学スタートアップ・アクセラレーター研究所(本部:東京都品川区、研究所長・教授:板倉宏昭)と島嶼部を除く東京都唯一の村である檜原村(村長:吉本昂二)が、地域社会の文化的・経済的な貢献に資するため交流・連携の協定を締結しました。産業振興や伝統文化等で活性化を視野に檜原村の情報提供を基にスタートアップ・アクセラレーター研究所が調査研究を行います。さらに学生が8月より檜原村へ移住を開始。現地でのフィールドワークを定常的に実施し村民との交流深耕を図るとともに、8月17日(土)、8月18日(日)に開催される払沢の滝ふるさと夏まつりに参画し今後の檜原村活性化の貴重なデータを取得し各施策提案、実装を開始します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/145567/1/resize/d145567-1-d82c0184352f678b02e4-1.jpg ]

  協定書調印後の檜原村吉本村長とスタートアップ・アクセラレーター研究所長板倉教授

◆これまでの経緯と実績
[画像2: https://prtimes.jp/i/145567/1/resize/d145567-1-1448e7e1f274c9f44e4d-4.png ]

  地域マネジメント研究の歴史を示す研究所の歩み

スタートアップ・アクセラレーター研究所及び板倉研究室を率いる板倉宏昭教授はマサチューセッツ工科大学(MIT)在学時から約30年にわたり地域マネジメント研究を行い、国立香川大学大学院では全国初となる地域マネジメント研究科発足に尽力し研究科長を経て、2017年より本学で檜原村を対象とした研究を開始。檜原村とのゼロからの関係構築を着実に行いセラピーロード研究、檜原森の生き方フォーラム開催、そしてに豊富な森林資源を活かして檜原村唯一の焼酎製造企業ととも世界初の木のお酒の企画に参画し販売までこぎつけることができました。当研究所は地域課題解決型プロジェクトを通じて地域活性化に貢献しています。本年は檜原村のインターネット放送局、村の産業体験、観光アプリなどに取り組んでいます。中でも注目は「移住」です。

◆協定締結における推進の目玉である「学生の移住」
交流・連携事項の各施策における今回の目玉は、板倉研究室在学生の檜原村への「移住」です。7年にわたる研究活動が今回の協定へ発展するとともに、村役場及び村民の方々の尽力による研究室学生の移住が実現することです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/145567/1/resize/d145567-1-66437663a05e0e90e330-5.jpg ]

  吉本村長と学生及び研究所メンバーの交流

研究所の活動を通して檜原村に魅せられた学生の移住は、コロナ禍を経た現在のリモートワークが定着したことにもよります。社会人を中心とした本学は、リモートワーク可の企業に在籍している学生も多数おり今回はこの学生が移住します。場所を選ばず好きな場所でのワークスタイル、ライフスタイルを研究とともに実現しより深い現地での研究とこの移住が企業のサテライトオフィス誘致をより確度の高いものにするための過疎化問題解決研究成果が期待できます。

◆協定に基づく今後の活動
8月17日(土)、8月18日(日)に開催される払沢の滝ふるさと夏まつりに参画します。夏まつりのいくつかの企画立案に参画するとともに、檜原村で最大の本まつりで来場者に対して調査を実施します。住民のみならず、夏休みの帰省者やまつりを楽しみに来る観光客などを対象に行います。ここで得られるデータを研究所で分析し各施策への具体策検討に活かします。どのように産業活性化させるべきか、如何に移住者や関係人口を増やすか、村の宝である伝統文化やお祭りをどう継続し観光振興策と連動させるかなど深掘りして実装を含め具体的施策へつなげていきます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/145567/1/resize/d145567-1-c3a982fbd5838f079d25-2.jpg ]

  協定調印式終了後、晴れやかな表情の関係者

檜原村の各自治会連携を強化し、檜原村そのものの発信を目指すインターネット放送局の企画を進めています。村内における交流手段はこれまで対面を中心とした直接コミュニケーションが主ですが、この直接コミュニケーションをさらに強化する潤滑油としてインターネット放送局を設立し日々村内各所からの気軽なトピックから役場からの発表などをリアルタイムとオンデマンドで提供する予定です。
観光振興に向けた施策も複数走っています。檜原都民の森の観光誌やインターネットを使った来場者数向上施策、そしてAIチャットボットも実装する檜原村観光アプリも作成中です。檜原村の木材産業と日本古来の伝統技術(木桶作成)などを他の自治体の実績と結び付けた振興策も進行中です。
日本全国の地域マネジメント研究の実際を参照しながら、急峻な山間部にある檜原村に適用できる自治体の成功事例を研究し檜原村との学術的なつながりも強化します。

【檜原村について】
檜原村は、東京都の西に位置し、一部を神奈川県と山梨県に接しています。
面積は105.41平方キロメートルとなっており村の周囲を急峻な山嶺に囲まれ総面積の93%が林野で平坦地は少なく、村の大半が秩父多摩甲斐国立公園に含まれております。
村の中央を標高900m~1,000mの尾根が東西に走っており両側に南北秋川が流れていて、この川沿いに集落が点在している緑豊かな村です。
◆位置
東京都多摩地域の中で唯一の「村」であり、都心から約50キロはなれた東京の西に位置する緑豊かな大自然の中にあります。
南は山梨県、神奈川県に接し北は奥多摩町に、そして東側がわずかにあきる野市に向けて山が開け、村外への交通路となっています。
◆自然
自然の宝庫、東京都の奥座敷といわれており、豊かな自然は多くの動植物を育み、奥秋川の清流と奥深い山々は、格好の繁殖地として多くの鳥獣や植物が東京の中で見ることができる数少ない貴重なところです。
◆歴史
村の歴史も古く、明治22年の立村以来百有余年、名称も区域もそのままで秋川源流の大自然の中で貴重な歴史を積み重ねてまいりました。
縄文時代の遺跡をはじめ多くの出土品が発掘されており、伝統芸能は式三番叟、神代神楽、囃子、太神楽、獅子舞等が連綿と伝承され、毎年初秋には各地域で盛大に上演されます
◆観光
観光面では、村の80%が秩父多摩甲斐国立公園となっており、豊かな自然の佇まいそのもの全てが観光資源であります。
村を訪れる観光客は、四季、さまざまな彩りに魅せられ年間41.8万人にも及んでおります。
また神戸岩や払沢の滝、歴史・文化遺産を展示した郷土資料館や滝巡りなどの観光ルートや、山岳自然公園の都民の森が人気の的となっており、加えて、民宿の多い数馬地区に「数馬の湯」として温泉センターもあり、日帰り観光を含め多くの方々に親しまれています。
檜原村長:吉本昂二

檜原村 https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/

【東京都立産業技術大学院大学スタートアップ・アクセラレーター研究所について】
スタートアップ・アクセラレーター研究所は、イノベーションを通じて社会に価値を生みだす活動・人材をアクセラレートできる仕組みを産官学連携で調査研究し、実践促進及び啓発をしていくことを目指して設置されました。
◆地域課題解決プロジェクト
東京都多摩地区、島嶼部、都区部、および東京都以外の地域活性化・産業振興のため、国内外の最先端の研究者や実践者、自治体行政部門、関連する有力企業等と連携を行い、自治体のスタートアップ事業を支援・促進する。
◆個別プロジェクト
檜原村プロジェクト、八丈島プロジェクト、品川区プロジェクト、大田区プロジェクト

スタートアップ・アクセラレーター研究所 https://aix.main.jp/italabo/
板倉宏昭研究室 https://italabo.com/
東京都立産業技術大学院大学 https://aiit.ac.jp/

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