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日本全国の避難訓練がコロリと変わる!「こどもユレタキャラバン」

PR TIMES / 2024年8月6日 10時15分

「転ぶ」揺れ体験で、リアルで効果的な訓練を実現。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-3d0a89df3d86a3b1e7ca33541dbbd887-2048x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



もしも、その時がきたら。 子どもたちを災害から守るために、今できること。
子どもたちの「生きる力」を育む。 防災教育の新しい可能性。
社員の防災意識を高め、 企業のBCP対策にもつながる。


目次
- 「生きる力」を育む避難訓練
- 徳島県阿南市立「橘小学校」の事例
- 揺れの中でも危険予測できる姿勢とは「カエルのポーズ」「トカゲのポーズ」
- .マニュアルだけに頼らない、思考力と行動力を育む「減災教育」
- NPO法人減災教育普及協会の活動と、その背景にある思い
- 「こどもユレタキャラバン」の革新性
- 地域の指導者募集
- パートナー、スポンサー企業募集


1.「生きる力」を育む避難訓練
近年、日本各地で地震や水害などの自然災害が頻発し、その被害は甚大です。このような状況の中、子どもたちの命を守るための減災教育の重要性がますます高まっています。そこで、地震被害から命を守るために企画されたのが「こどもユレタキャラバン」です。
従来の避難訓練は、机の下に隠れる、または頭を守ってうずくまるなど、一律の指示に従うことが中心でした。しかし、このプログラムでは、子どもたちが地震発生時など、突然の出来事に対して、自ら考え、状況に応じて適切な行動を取れる力を育むことを目指しています。

2.徳島県阿南市立「橘小学校」の事例
徳島県阿南市立橘小学校で行われた「こどもユレタキャラバン」では、まず、地震の揺れと被害について学びました。その後、どこでも地震体験マット「YURETA」を使って、地震の揺れを体験。【大きな揺れの中で、どうすれば安全を確保できるのか】を体感しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-028d4dac0a3a9fc539f1dd24691ec69e-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
減災教育前の子ども達の行動。手でどれだけの落下物を防げるのでしょうか?

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-59962db76b607170c255f19ba8443291-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
大きな揺れが長く続くとどうなるのか、過去の被災例から学ぶ
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-fae42fadc0983f0eb5ed7fd87215fd88-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ダンゴムシのポーズ」では、安定した姿勢が取れずに危険である。また、身に迫る危険を捉えることは不可能だ


「危険予測」「危険回避」を学習した後、再度、体育館での被害を想定した訓練を実施しました。すると、一律的な行動ではなく、多くの子どもたちが壁際へ移動し、周囲を警戒する姿が見られました。さっそく学んだことを実践し危険を察知し、安全な場所を探そうとする様子が印象的です。

減災教育による避難行動の変化
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-6b5d9eef33d18ae6640f2f5d69fcceba-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(教育前)生徒の避難行動全ての生徒が周りの危険を見ずにその場でうずくまる「ダンゴムシのポーズ」をしてしまう
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-a20e28365388a28a454a825c43ba03b8-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(教育後)生徒の避難行動 落下物が危ないと知った生徒は避難口や壁側に避難しキョロキョロと危ないものを探した。危険予測により有効な危険回避が行われたことがわかる


3.揺れの中でも危険予測できる姿勢とは「カエルのポーズ」「トカゲのポーズ」
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-2fe6966b9f898ea615288128997590c7-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
足を広げて、お尻を低くした「カエルのポーズ」では大きな揺れでも安定姿勢を保つことが容易であり、危険を視覚で追うことが可能である(写真は保育園での様子)
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-56f14566aa42c833cf486f2a6b106860-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
大きな揺れや、体幹の安定しない子どもは、「トカゲのポーズ」でうつぶせになることで、揺れに耐え、そのまま逃げることができた(写真は保育園での様子)


大切なのは、どんな状況でも危険から目をそらさないこと。そして、状況に応じた適切な行動をとることです。安全を確保するために、物が落ちない、物が倒れてこない、物が移動してこない、といった「三つのない」環境をつくり、子どもが揺れの中で危険を捉え判断することが重要です。

4.マニュアルだけに頼らない、思考力と行動力を育む「減災教育」
減災教育では、子どもたちが成長段階に応じて、身の回りの危険を察知し、適切な行動を取れるようにすることを目指しています。例えば、小さな子どもでも、危険なものを見つけたら、そこからすぐに離れるといった行動がとれるようになります。 江夏理事長は、講演で、10キロのブロック2つと20キロの天井材を持ち込み、参加者に問いかけました。「地震が起きた時、このブロックと同じ重さの天井が落ちてきたら、どうしますか?」と。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-884967e00915b7d39e5d63c59ad46c5f-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
こども園の先生向け勉強会の様子

実際に地震が起きれば、倒壊する建物や飛散するガラス、火災など、さまざまな危険に直面する可能性があります。従来の防災教育では、『机の下に隠れる』という一律的な行動が求められていました。しかし、今回の『こどもユレタキャラバン』では、訓練前には全員が一律の行動をとった子どもたちが、訓練後には、周囲の状況を判断し、安全な場所に移動するなど、状況に応じた行動を取るようになりました。

減災教育では、教師や保育者は、実際の災害を想定した、より実践的な訓練シナリオを作成します。そして、子どもたちは、訓練を通して、危険を予測し、安全な場所へ避難するといった、いざという時に役立つスキルを身につけていきます。

このような実践的な訓練こそが、地震などの災害から子どもたちの命を守り、安全に避難するための最も効果的な方法と言えるでしょう。


5.NPO法人減災教育普及協会の活動と、その背景にある思い
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-e956e6370e1a6bb71e0ca7b37320da5c-1024x771.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真:神戸市

NPO法人減災教育普及協会の設立には、1995年の阪神・淡路大震災で起きた悲劇が深く関わっています。江夏理事長の友人が、自宅の倒壊で妻と幼い子を亡くしました。わずか数十センチで分かれた生死。なぜ亡くなってしまったのか。その被害から学ぶことが大切だと感じ、同じ悲劇を繰り返さないために、2014年にNPO法人減災教育普及協会を設立しました。

事前対策には耐震化などのハードウェア対策、教育や訓練、マニュアル作成などのソフトウェア対策がありますが、想定外に対応できるのは、ハードとソフトを使いこなせる人です。つまり、ヒューマンウェア対策が生死を分けます。だからこそ、防災意識や危険予測・避難能力の向上など、人づくりに力を入れています。

6.「こどもユレタキャラバン」の革新性
体で理解できる、体験学習ツール、どこでも地震体験マット「YURETA(ユレタ)」
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-19bb0fef4620213dbb0d669ad7e40f37-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「こどもユレタキャラバン」の最大の特徴は、危険を知り、揺れを体感し、危険から逃げる方法を知る、体験学習にあります。どこでも地震体験マット「YURETA(ユレタ)」を用いた揺れの体験は、「危険予測」と「危険回避」の能力を養う上で非常に効果的です。

「こどもユレタキャラバン」の成果
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-f1c1e5ed106b6c16a1525ae88dfb9bfd-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「こどもユレタキャラバン」は、全国の多くの保育園、幼稚園、小学校に無償で実施されており、これまで約7千人を超える人々が参加しています。アンケートでは、「被害を知ることで、適切な備えをすることにつながった」「”正しく恐れ、正しく備える”を理解できた」といった声が聞かれ、イベントを通して「被害に合わせて備える」防災意識の向上を実感した様子が伺えます。

7.地域の指導者募集
地域連携を促進する「地域ゆらし隊」募集!
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-900a61283fb6369ae620206e5fd59055-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「こどもユレタキャラバン」は、安全で効果的な防災教育を提供するために、NPO法人 減災教育普及協会が認定した「地域ゆらし隊」によって実施されています。この「地域ゆらし隊」は、地域に根ざした活動を行うことで、以下のメリットを生み出しています。

安全性の確保:
認定された指導者による実施により、参加者の安全が確保されます。

専門性の高い指導:
減災教育に関する専門知識と指導スキルを備えた指導者が、子どもたちに適切な指導を行います。

地域活性化:
地域住民が主体的に防災活動に関わることで、地域コミュニティの活性化に繋がります。

ユニバーサルデザイン:
「YURETA(ユレタ)」は、幼児から高齢者、障がいのある方など、幅広い年齢層が安全に体験できるよう設計されています。

現在、NPO法人 減災教育普及協会では、各地域のゆらし隊を募集中です。詳しくは当該NPOにお問い合わせください。

どこでもゆれ体験マット「YURETA」


8.スポンサー、パートナー企業募集
「こどもユレタキャラバン」にご協力ください!未来を担う子どもたちの「生きる力」を共に育みましょう。
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「こどもユレタキャラバン」は、地域の子どもたちに、災害から身を守るための知識と体験を提供する活動です。地震の揺れを疑似体験できる「YURETA」を活用し、楽しみながら減災を学ぶ機会を提供しています。しかし、この貴重な活動の継続のためには、皆様の温かいご支援が不可欠です。


企業が「こどもユレタキャラバン」を支援することで得られる具体的なメリット
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145929/1/145929-1-51204b590799baf340848aae8afe0c24-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


地域の子どもたちの安全を守るための活動を支援することで、企業の社会的責任(CSR)を果たすとともに、自社や地域における災害対策の課題を発見し、企業の事業継続力(BC)の向上や、社員の防災・減災知識、技能の習得に寄与するなど、これまでになかったメリットが見込めます。

○社会的責任(CSR)の強化とブランドイメージ向上
地域貢献:
地域の子どもたちの安全を守るという社会貢献活動を通じて、企業の社会的責任を果たし、地域社会との絆を深めることができます。

ブランドイメージ向上:
地域貢献活動への積極的な姿勢は、企業のブランドイメージ向上に繋がり、地域の信頼を得ることができます。

従業員のモチベーション向上:
社会貢献活動への参加は、従業員のモチベーション向上に繋がり、企業への愛着を高めることができます。


○災害対策の強化と事業継続力(BC)の向上
リスクマネジメント強化:
地震などの災害リスクに対する意識を高め、自社の事業継続力向上に繋がります。

従業員教育:
従業員への防災教育の機会を提供し、災害発生時の対応力向上に貢献できます。

サプライチェーンの強化:
地域の防災力向上は、サプライチェーンの安定化にも繋がります。


○新たなビジネスチャンスの創出
新規顧客開拓:
地域貢献活動を通じて、新たな顧客との出会いが期待できます。

製品・サービスの開発:
防災に関する製品やサービスの開発に繋がる可能性があります。

産学官連携:
地域の学校や行政機関との連携を深め、新たなビジネスチャンスを創出できます。


○従業員の多様性と包容性の向上
多様な価値観の尊重:
減災教育を通じて、多様な価値観を尊重する企業文化を醸成できます。

チームワークの強化:
地域貢献活動を通して、従業員間の連携を深め、チームワークを強化できます。




本リリースに関するお問い合わせ
NPO法人減災教育普及協会:https://gensai.or.jp/contact/
所在地 〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-13-10 吉村ビル113号室
TEL 045-532-8937
担当:村上

地域ゆらし隊への参加希望
NPO法人減災教育普及協会:https://gensai.or.jp/contact/
TEL 045-532-8937

「こどもユレタキャラバン」への参加や支援方法
「こどもユレタキャラバン」への参加、支援へのお問い合わせは以下のとおりです。

NPO法人減災教育普及協会のウェブサイトから申し込み
NPO法人減災教育普及協会ウェブサイト:https://gensai.or.jp/

こどもユレタキャラバン特設サイトからお問い合わせ
こどもユレタキャラバン特設サイト:https://yureta.jp/


子どもたちの安全を守るために、皆様のご参加、ご支援をよろしくお願いいたします。
地震はいつ起こるか分かりません。だからこそ、今、備えましょう!

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