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BEAM Technologies、シードラウンドにて総額2億円の資金調達を実施、Far-UVC LEDの社会実装を加速

PR TIMES / 2024年8月8日 10時45分

量産タイプの開発、研究開発員の採用を強化



 「Far-UVC LED」の社会実装をめざす株式会社BEAM Technologies(東京都、代表取締役:飯村一樹・糸数雄吏)は、シードラウンドにおいて東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社をリード投資家として、PE&HR株式会社(埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合)、浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施と、NEDOディープテックスタートアップ支援基金からの助成により、総額2億円の資金調達を実施したことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/147216/1/147216-1-53f9f2bfdc33241897ab6d506c79d657-2000x592.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


⚫︎Far UVCとは
 Far UVCとは波長200ー230 nmの波長帯の紫外光であり、コロナ禍を契機に世界的に注目され始めた新しい光です。薬剤等での対処が難しいウイルスやバクテリアなどの病原微生物やアレルゲンを効率的に殺菌・不活性化する一方で、人体などのマクロな生体に対しては高い安全性を有するのが特長です。光による殺菌・不活性化は、薬剤の残留や薬剤耐性菌の出現リスクなどがないため、人や環境に対する負荷のない新しいクリーンテクノロジーとしてその活用方法が注目されています。

⚫︎当社の技術について
 Far-UVC LEDは化合物半導体であるAlGaN(窒化アルミニウムガリウム)を積層した半導体多層構造から成ります。当社は、バンドエンジニアリングによる層構造の最適化により世界に先駆けて1mW超えの出力を達成した理化学研究所の技術を社会実装するスタートアップとして、Far-UVC LEDの量産開発を目指しております。
 当社のLEDチップは安価なサファイア基板を用いているため価格競争力に優れ、チップサイズも極小のためにエアコン・ハンドドライヤー・照明器具から携帯電話まであらゆるデバイスに搭載可能です。なお、本技術は特許出願済みです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/147216/1/147216-1-ac97cc77cea844b2f8f93e7ba8c34f0f-720x540.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
       当社製品(米とのサイズ比)

 ⚫︎マーケットについて
 現在、国内では施設栽培の農薬削減に向けた試験導入が進められています。海外では、英国でのスマート換気システムへの導入実証(空気質の改善)、タイでのバナメイエビ養殖場への導入実証(水質の改善)などグローバルでの実証が進められております。将来的には非侵襲治療といった医療分野への応用が期待されています。
 Far-UVC LEDは、地球環境に負荷を与えずに持続可能な社会を実現する新たなプロダクトとして大きな可能性を秘めていると考えております。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/147216/1/147216-1-fe439d9485c2569ee12a5621b994d3c6-2000x475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
       (英国)空気質改善の実証が進行中          (タイ)水質改善の実証が進行中

⚫引受先からのコメント
・東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社
 代表取締役 マネージング・パートナー 片寄 裕市氏・高田 久徳氏
 東京理科大学ベンチャーファンド(TUSIC投資事業有限責任組合)は、社会イノベーションを起こす独自の技術やサービスプラットフォームを持つ企業に対して積極的に投資を行い、経営支援や技術指導による企業価値向上等を通じ広く社会に貢献することを目指しています。 今回、BEAM Technologies社が取り組む、Far-UVC技術の社会実装を通じた社会的課題を解決する取り組みを評価し、出資に至りました。BEAM Technologies社の新たなサービス・技術の開発及び持続的な成長に期待しています。

・PE&HR株式会社(埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合) 
 代表取締役 山本 亮二郎氏
 Far-UVC LEDの技術は、日本を代表する多種に及ぶ基礎的かつ最先端技術の宝庫である、和光市の理化学研究所の研究室で生まれました。熟練の起業家である飯村さんと、Far-UVC LEDに関する世界的研究成果を有する理化学研究所の定先生、糸数さんの若手研究者たちが何年も実験を重ねた実績が、ここから光速で事業化することを楽しみにしています。

・浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル株式会社
 代表取締役 小林 克広氏
 浜松ホトニクスは光の未知未踏領域を追求し、より豊かな社会・環境の実現に寄与することを目指しています。BEAM Technologiesは次世代の光源として期待されている波長 200nm - 230nmのLEDを開発しており、本投資を通じて、殺菌に加えて、分析・半導体検査等の分野に貢献していくことを期待しております。

⚫︎当社からのコメント
・代表取締役 飯村 一樹
 新型コロナウイルスによってFar UVCというテクノロジーが誕生し、新たな市場が形成されるタイミングで投資家の皆様とパートナーシップを構築できたことは大きな財産となりました。おかげさまで各国での実証が進んでおり、いただいた資金をもとに量産タイプの開発と研究開発者を積極的に採用する計画です。日本を代表するグローバル・ニッチトップ企業になるために今後も苦難の道が続きますが、直心是道場の心で日々精進してまいります。

・代表取締役 糸数 雄吏
 魅力的な投資家の皆様から大きなご期待とご支援を賜り、大変感謝しております。今後、Far-UVC LEDは、人・環境に対する負荷の小さい新たなクリーンテクノロジーとして重要な役割を担うものと考えております。迅速なFar-UVC LEDの社会実装を目指し、一層の努力を重ねてまいります。

⚫株式会社BEAM Technologies
代表取締役:飯村一樹・糸数雄吏
所在地:東京都千代田区二番町9番地3
設立:2022年3月
事業内容:半導体光源の設計・開発
当社HP: https://beam-tec.jp/
理研HP:https://www.riken.jp/research/labs/bzp/virus_inact_led/index.html


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/147216/1/147216-1-c1bc9fd3be007b16fb5a50027a0a3d7a-1460x694.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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