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静岡市とAホールディングスは、亜臨界水総合システムによる環境問題解決のための連携協定を締結しました

PR TIMES / 2024年8月21日 18時15分

国内外のPFAS汚染問題解決を静岡市から世界に発信 新法人を設立し、「亜臨界水総合システム」による世界の環境問題解決に貢献

 亜臨界水総合システム特許技術により、次世代型水テクノロジーによる環境汚染ゼロ社会を目指す株式会社Aホールディングス(本社:山梨県富士吉田市、代表取締役社長 粟井 英朗、以下当社)は、静岡市(市長:難波 喬司)と共に、高濃度PFASが検出されていた静岡市「三保雨水ポンプ場」におけるPFAS汚染除去実証実験に取り組んでまいりました。このたび最大88.7%の汚染除去成功という実験結果受け、当社と静岡市は「環境中のPFAS除去・無害化に関する取り組みの推進およびSDGs環境先進都市を実現する『亜臨界水総合システム』社会実装のための連携協定」を、2024年8月21日(水)に締結したことをお知らせします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/148246/1/resize/d148246-1-c46d063a288001becc98-8.jpg ]

[表: https://prtimes.jp/data/corp/148246/table/1_1_0c83dc150865bf020f4b254ea616cd83.jpg ]


■協定締結の経緯
静岡市では、清水区内の原因となる工場周辺の水路や井戸水から国の暫定指針値を大きく超える高濃度PFASが検出されている状況が続いていました。「永遠の化学物質」とも言われるPFASは地下にも浸透し、雨水として三保雨水ポンプ場にも流入、降雨時には日量1万トンを超える高濃度水が発生していました。

当社では、静岡市が市役所内に対策チームを設置し、この問題への対処方法の模索を進めていることをお聞きし、当社の亜臨界水総合システムによるPFAS汚染除去の実証実験についてご提案をさせていただきました。

ラボ検証を経て、今年7月に三保雨水ポンプ場に当社の特殊技術を用いた加圧浮上分離装置を設置し、PFAS汚染除去の実証実験を開始しました。約1ヶ月の実証実験の結果、最大88.7%のPFAS汚染除去を成功させることができました(※2024年8月6日時点)。

この結果を受け、静岡市と当社は、引続き国の暫定指針値以下への汚染除去に向けた実証実験を継続していきます。そして、亜臨界水総合システムによるPFAS汚染除去技術の研究および社会実装化に向けた連携、静岡市を拠点とした事業展開による静岡市のSDGs環境先進市の実現、亜臨界水総合システムによる世界中の環境問題の解決を推進することを目的とし、本日の協定締結に至りました。



■今後の展望
「亜臨界水総合システム」は、PFASの汚染水からの分離除去だけでなく、PFASを無害な分子レベルまで分解することが可能です。また、トリチウムなど放射性物質の除去、産業廃棄物処理におけるCO2やダイオキシンの排出削減にも応用が可能です。

当社は新法人を設立し、静岡市がそれに参画することで、この「亜臨界水総合システム」の機能を多角的に活用するための研究開発を推進します。新法人は、SDGs先進都市・静岡市の実現をはじめ、山梨県、静岡県とも連携し、広域的なSDGsのモデル都市づくりに貢献していきます。



■包括連携協定の概要
1:亜臨界水総合システムの技術研究および社会実装化
  - 三保雨水ポンプ場における実証実験継続による、国の暫定指針値以下への汚染除去
  - 亜臨界水総合システムの社会実装化による環境中のPFAS除去・無害化の推進
2:静岡市を拠点とした事業展開による、SDGs環境先進都市の実現
  - 亜臨界水総合システムの技術応用による廃棄物の資源化(堆肥・水素など)
  - 事業化によりあらゆる環境問題の解決を静岡市から発信
3:新法人を設立し、世界中の環境問題を解決に貢献
  - 放射性物質の除去
  - 産業廃棄物処理におけるCO2やダイオキシン削減
  - 除去済PFASの分子レベルへの分解

■今後の取り組み
1)新法人を設立し、静岡市が参画
2)国内外のPFAS発生源、PFAS汚染地域への亜臨界水総合システム装置の商品化
3)PFAS問題対象エリアへのPFASゼロの天然水・ 日本初PFAS除去装置付浄水器の製造・販売
4)家庭に設置できる超小型サイズの亜臨界水処理装置の開発・商品化
5)家庭ゴミ/産業廃棄物のCO2・ダイオキシンゼロの処理、廃棄物の資源化
6)環境暴露した方々への医学的治療の研究

■「亜臨界水総合システム」とは
 「亜臨界水総合システム」とは、従来からある亜臨界水処理技術を応用した当社独自の次世代装置で、 当社グループの「ウォーターアリンテック株式会社」が開発および研究開発を行っています。同システムは、「亜臨界水処理装置」と PFAS除去を実現する「加圧浮上分離装置」、「各種発酵装置」の3つの装置から形成されており、汚染水・汚染土壌からPFASやトリチウムなど放射性物質の除去や、CO2・ダイオキシンゼロの産業廃棄物処理も
社会実装に向けた研究を進めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/148246/1/resize/d148246-1-5a1fb3a7b764ef606b2a-0.jpg ]


<「加圧浮上分離装置」によるPFAS除去の仕組み>
説明用ムービーURL:https://www.youtube.com/watch?v=6PfLFVQJH0I
[画像3: https://prtimes.jp/i/148246/1/resize/d148246-1-960df8b69f1dc502546a-0.jpg ]


■静岡市長 難波 喬司氏よりコメント
[画像4: https://prtimes.jp/i/148246/1/resize/d148246-1-b3fc67525727cae8be5b-8.jpg ]

静岡市内で発生したPFAS問題は、雨水として公共用水域に大量に流出する非常に大きな問題となっていました。首長の仕事は「市民の生命と財産を守ること」が最大の使命であり、汚染水を効果的に除去できる技術はないかと様々なネットワークを駆使して模索する中、Aホールディングス粟井社長、鈴木先生にお会いすることができました。「亜臨界水総合システム」の技術構造を詳しくお聞きしたところ、すぐに効果が期待できる技術であると可能性を感じました。本日、無事に連携協定を結ぶことができましたことを大変嬉しく思います。このPFAS問題は静岡市のみならず、日本中で高濃度汚染が観測されており、世界中に問題が広がっているものと推測されます。静岡市とAホールディングスの科学的根拠に基づいた先進的な挑戦による成果が、世界の環境問題解決に繋がっていくものと期待しています。

■Aホールディングス 代表取締役社長 粟井 英朗よりコメント
[画像5: https://prtimes.jp/i/148246/1/resize/d148246-1-11b99006ff667b2b75b0-8.jpg ]

私からは初めに感謝と感動と決意をお伝えさせてください。まずは静岡市様への感謝。お付き合いが始まってから1年も経たない中で「ともに環境問題を解決していこう」と決意いただき、連携協定を締結してくださったことに感謝しております。
次に感動。締結式には多くのメディアや行政、金融機関にお越しいただき感動しております。ぜひ環境問題解決の成功に向けたご意見をお聞かせください。そしてたくさんのご指導願います。
最後に決意です。Aホールディングスグループは「人類を救う。地球を救う。」を目的に事業運営を行なっております。年内を目処に静岡市と資本を出し合った新法人の設立を目指します。人生全てをかけて成功させることを決意表明とさせてください。

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