【日本初!国産ドリアン栽培へ】石垣島でトロピカルフルーツを中心とした農業生産事業本格スタート(合同会社かをり果樹園石垣)
PR TIMES / 2024年9月10日 12時45分
合同会社かをり果樹園石垣(沖縄県石垣市)は、日本初の国産ドリアンはじめとした、国産トロピカルフルーツの生産を開始いたしました。
沖縄県石垣市の合同会社かをり果樹園石垣(代表社員:篠原邦夫、以下「かをり果樹園石垣」)は、石垣市での本格的な農業生産事業を開始いたしました。
世界でも類を見ないドリアンの施設栽培によって、日本で初めてのドリアンの商業生産を行います。
グアバやドラゴンフルーツ、スターフルーツなどをはじめ、日本初の国産ドリアンや、国産は珍しいジャックフルーツなど、多様なトロピカルフルーツの生産を目指します。
生産したフルーツは「TROPICAUX(トロピコ)」というブランドのもと、産地直送で全国のスーパーマーケットや百貨店での販売を行います。
ドリアン栽培について
全ては日本ドリアン普及協会名誉会長であり、自身も大のドリアンファンである河野太郎デジタル大臣からの一言がきっかけでした。
「沖縄でドリアンが作れませんか?」
当社のグループは5年前からマレーシアにおいてドリアン栽培に取り組んでおり、その栽培ノウハウを蓄積しております。また、果樹栽培を専門とする大学教授からの助言を取り入れ、これまでにない世界初の方法でドリアンの新たな生産様式を作り上げます。
これらを活用することで、石垣島から日本初の商業的なドリアン栽培を実現いたします。
日本ではあまり馴染みのないドリアンですが、中国では1兆円を超える市場規模があります。
原産地はマレーシアですが、タイやベトナムなど東南アジア地域でも広く栽培され、現地では国内外問わず多くの需要があります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148639/1/148639-1-89e3c9bd6fe017c53de61689a357d277-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ドリアンの苗
ドリアン「果物の王様」とも称されるドリアン。
苗木は台湾から導入しました。
収穫までは4~5年を想定しています。
「かをり果樹園石垣」について
企業理念「三方よし、新しい価値の創造、正々堂々」
かをり果樹園石垣は3つの課題を軸に、石垣島から八重山地方全体の農業を振興することを目指しています。
1.八重山地方に果樹農業のセカンドウェイブを起こします
ファーストウェイブは1930年代に台湾から石垣島に渡った林発氏らによりパイナップル栽培が本格的に始められ八重山地方経済を大きく裨益する事になりました。その後も沖縄においてパイナップルは大きな農産物品目として続いてます。
私達は奇しくもファーストウェイブを起こされた林発氏の子孫の方々及びに地元の協力者の皆様と手を取り合って、石垣の熱帯気候を活かした多様な熱帯果樹の大規模栽培を行い、まずは石垣島に果樹農業のセカンドウェイブを起こします。
2.全国の皆様に感動をお届けします
ドラゴンフルーツ、スターフルーツと聞くと食べた事のある方ですと、「ああ、あの味の無いフルーツね。」と想像される方が大半かと思います。我々も同じでした。
地元の農家さんが作った完熟のパパイヤ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ等々は我々の固定観念を覆す感動をもたらしました。
全国の皆様にこの感動をお届けしたいと思っております。
3.高品質の南国フルーツをお手頃価格で
最先端の栽培技術とIoT等を駆使しながらローコストオペレーションを実現し、高品質で美味しい果物を手の届くお手頃価格で提供出来るよう、企業努力に邁進してまいります。
石垣市では、現在最も盛んな耕種農業はサトウキビの生産です。
一方で、石垣島は一年中温暖な気候であり、環境を活かしたトロピカルフルーツの生産に適した土地でもあります。
しかし、恵まれた土地であるにも関わらず、果実類の生産額は6.5億円に留まり、主にサトウキビが大部分を占める工芸作物の生産額11億円に対して低い水準です。(農林水産省:令和4年市町村別農業産出額(推計)より)
サトウキビ生産は農家収入の約6割程度が、サトウキビ買取価格への上乗せという形で補助金を使ってまかなわれているのが現状であり、収益性の高い農業とは言い難いところがあります。
この状況を打破すべく、かをり果樹園石垣の事業は始まりました。
初の日本産ドリアンを中心として石垣島に適した果樹類の栽培を行い、しっかりと利益の出る農業を続けていけるようなモデルプランを提示したいと考えております。
また、自給自足的農業ではなく、「稼げる農業」を見せることで、現地農家の転換や、新規就農農家の選択肢として果樹生産を促進し、石垣島、ひいては八重山地方全体の農業の発展に寄与してまいります。
トロピカルフルーツの生産について
現在約17,100平方メートル の栽培面積があり、5年以内に生産量50tを目標として栽培を開始しました。
また、長期的な目標として、栽培面積を約37,000平方メートル に拡大し、年間生産量110tを目指します。
石垣島での大規模な果樹栽培モデルを確立し、サトウキビ生産に代わる大きな産業として拡大します。
主な栽培品目は、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、グアバ、フルーツパパイヤ、島バナナなど、メジャーな熱帯・亜熱帯果樹品目に加え、日本で初めての商業的生産であるドリアン栽培の試みや、世界最大のフルーツとも言われるジャックフルーツの栽培も行います。
2024年8月には石垣市の認定新規就農者に認定されました。
施設栽培を中心として、全自動潅水施肥システムなどのIoT技術も活用し、科学的根拠に基づいた効率的な農業生産を実施します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148639/1/148639-1-4eb47b272cbec80522dfa6b0fc28d54b-2592x1458.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ネット張りのハウス
施設栽培農業用ハウスは鉄骨造りとネット張りの2種類を併用しています。
台風の被害が多い石垣島では、強固な施設が必要になる反面、風雨から作物を守る施設は果樹栽培に欠かせません。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148639/1/148639-1-9947054d1ca931972283205a1e9f76e1-2592x1458.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
収穫間近のドラゴンフルーツ
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鉄骨造りのハウス内部
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パパイヤ。収穫が近づくとオレンジに色づきます
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島バナナ
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148639/1/148639-1-1741233f473653e10c6e3bfdf48643ef-1519x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スターフルーツ
「TROPICAUX(トロピコ)」について
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148639/1/148639-1-7f73cf7a7d9022ff4e0b7c055e7b6f9c-3900x1544.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
TROPICAUXロゴマーク
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148639/1/148639-1-323f573db30fcf425bc444d700db0406-1801x1849.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
現在既に東京都内のスーパーマーケットを中心に販売を開始しています。
「TROPICAUX」は石垣島のトロピカルフルーツブランドです。
丁寧に生産した石垣島の果物の良さを全国に広めるべく立ち上げました。
非破壊糖度計を用いた糖度検査や、品種の厳選、外観の検査など、徹底した選果工程で高品質を保ちます。
また、選果から漏れた果物も、アイスクリームなどの加工品に活用し6次産業化を進めます。
「TROPICAUX」はかをり果樹園石垣の独自ブランドではなく、理念に賛同する他の生産者も利用できるブランドです。一定の基準を満たすトロピカルフルーツであれば、同一の選果場から「TROPICAUX」ブランドを冠した果物を出荷することができます。
企業情報
合同会社かをり果樹園石垣
所在地:沖縄県石垣市新川1497-1
本件に関するお問い合わせ先
合同会社かをり果樹園石垣
Email:info@kawori-ishigaki.jp
担当:清水
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