関東で唯一!280万人の頂点!地方公務員アワード2024を草加市職員が受賞
PR TIMES / 2024年11月2日 0時15分
地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024を草加市の職員(安高昌輝)が受賞しました。
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株式会社ホルグが主催する『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024(以下:地方公務員アワード)』において、草加市職員(安高昌輝)が「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員賞」「ジチタイワークス賞」「スパイラル賞」の3つの賞を獲得しました。
地方公務員アワードは、地方公務員の他薦をもとに、「本当にすごい!」と思われる地方公務員を表彰する取り組みです。
今年の受賞者は、全国280万人いる地方公務員の中からわずか11人のみで、この度の受賞は関東で唯一、草加市初の快挙となりました。
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今回の受賞に至った推薦文の総数は13件で、本アワード受賞者の中でトップ。周りを巻き込みながら事業を推進する姿が「漫画の主人公みたいな公務員」「“ルフィ”な公務員」などと、推薦者や審査員から高く評価されました。
市長付みらい戦略担当主査 兼 市長室広報課 主査
安高 昌輝(やすたか まさき)
<これまでの実績>
中学時代から草加市子ども会育成者連絡協議会に所属し、子ども達やまちのためのボランティア活動に積極的に取り組む。18歳の時には子ども会の衰退の打開策として、新たに市内全域を対象にして中高大学生が運営する全国初の組織「草加市子ども会」という団体を設立。
その後、ボランティア活動で関わった市職員が草加市を大事に思っていない、熱量が足りないと感じ、「中から市役所を変えないとこのまちは変わらない」と考えて市役所に就職することを決意。
2011年草加市役所入庁。2013年市民税課所属時に新しい調査方法を発案し、その結果、毎年5000万円以上の税収のベースアップに成功。2017年産業振興課所属時には2年で9つのリノベーション案件事業化に関わり、草加のリノベーションまちづくりの成功事例として全国各地から注目を集め、多数の自治体が毎年視察に来る先進自治体へと昇華させた。
さらに、2023年広報課に配属されると、読まれなかった広報紙を読まれる広報紙に変えたいという思いで、配属わずか9ヶ月で広報紙のリニューアルを実現。埼玉県広報コンクールにおいて、作成した広報紙が2位、動画が3位の評価を得た。
<審査員の評価>
様々な分野での業務や活動で妥協せず、地域にとってより良い姿を目指すマインドが素晴らしい。
個人プレーではなく、組織として取り組んでいる点も非常に重要
異動初年度で行動を起こして成果を残す行動力がすごい!!!
しかも、どこの部署でも同じように行動して成果に繋げているし、みんなを巻き込んで実現されているところも圧巻です
人事異動という最大の組織改善改革効果を人を巻き込み発揮し、税収増にまでつなげる取組みは天晴天晴です!
配属先での課題に真摯に向き合い、周りの熱量も高めながら「あるべき姿」を実現していく姿勢が素晴らしい。また、属人的になりがちな業務も、仕組み化することで全体のボトムアップに繋げている
公務員は数年単位で異動するのが宿命。その宿命の中で、異動した場所、さらに子ども会活動でも周りを巻き込みながら事業を推進する漫画の主人公的、公務員。自分が発する熱で周りを動かすそのパワーは圧巻!!
スピード、突破力、精度、専門性…仕事において様々な要素が必要ですが、ほぼ全てを高いレベルで遂行されているのだと感じます。少年漫画の主人公のような信念の強さと情熱的な様子、仲間を巻き込みながら突き進む姿が目に浮かびます!
推薦文など詳細はこちらのページから
草加市の子ども会を2回も立て直した功労者
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子ども会の子どもたちと芋掘りをする安高さん
18歳の時に全国初の子ども会を設立
草加市の子ども会は1980年代頃までは80以上の団体があり、活発に活動していましたが、共働き世帯が増えたことなど、時代の変化とともに会を運営する担い手がいなくなり、2006年には12団体にまで減少。子ども会のない地域が増え、市内の子ども会は衰退。このままでは市内の子ども会の連合団体である草加市子ども会育成者連絡協議会(以下草子連)の存続も危ういという状況になっていました。
そこで、安高さん(当時18歳)は、「大人がやらないなら子どもである自分たちがやればいい」と考え、中高大学生のジュニアリーダーが役員を努め、子ども会がなくなってしまったすべての地域の子どもたちを受け入れるという全国初の新たな子ども会を立ち上げ、初代会長に就任しました。その結果、草加市内のどこにいても子ども会に加入できるようになり、誰もが草子連の事業に参加できる体制が整いました。
二足のわらじで子ども会立て直し
「自分が生まれ育ったこのまちを草加の子どもたちが誇れる場所にしたい」
市役所職員となった後もその思いを持ち続け、アドバイザー役として草子連や草加市子ども会の運営の手伝いを続けていましたが、2019年、運営の中心となる中高大学生がいなくなり、草子連役員の大人も5名にまで減少。立て直しの必要に迫られました。そこで、安高さんは大学生が担ってきた草加市子ども会の会長に自らが再び就任し立て直しを図ることを決意。同時に草子連の副会長も引き受けました。
そして、今までは子ども会の卒業生やその保護者しか運営に携われなかったところにメスを入れ、希望すれば誰でもボランティアとして登録できる「ボランティアスタッフ登録制度」を新設。市内の飲食店やコンビニ、スーパー、高校、大学などにポスター掲示を依頼したほか、夜な夜な約7000部のチラシをポスティングするなどして周知を図りました。その結果、50名近いスタッフが集まるようになり、草子連の立て直しに成功。また、草加市子ども会の会員数も子どもだけで100名を超えるようになり、現在は再び大学生が会長を務め、中高大学生が役員を担うという体制に移行しました(安高さんは相談役)。
新たな調査で税収5000万円以上のベースアップ
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2013年、入庁3年目の時に、地方税法で義務付けられているはずの給与支払報告書を提出していない企業があるのではという疑いを持つようになり、新たな調査手法を導入。その結果、これまで収入を把握できていなかった未申告者等の収入を把握して課税し、毎年の税収を5000万円以上ベースアップすることに成功。その他にも、減免規則の改正や罹災証明書発行のための要綱の整備など市役所に入庁してからわずか6年間で数々の改革を実施し、市民の利便性の向上や行政サービスの適正化、公平公正な課税などを実現しました。
そうかリノベーションまちづくりの礎を築く
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150209/1/150209-1-d347731d5ef3bd5585e5cf2fea7a22da-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2017年4月から2019年3月までの2年間、産業振興課リノベーションまちづくり推進係に配属された安高さんは、係の仲間とともに9つの事業の立ち上げやその後の運営の支援等に携わりました。
市民税課にいた経験から「税金は1円も無駄にしたくない。市民がまちの変化を感じないうちは税金の無駄遣いと同じ」という考えを持ち、仲間とともに結果にこだわり続け、市内外問わずどこにでも出かけ、土日も関係なく伴奏。全国初の2年連続事業化率100%を達成。その結果、全国各地から毎年視察が殺到する成功事例と言われるようになり、そうかリノベーションまちづくりの礎を築きました。
産業振興課から異動した後も「民間プレイヤーは人生をかけて関わっているのに自分が関わらないわけにはいかない」という思いを持ち続け、今もできる形で関わり続けています。
広報紙をフルリニューアル「伝える広報紙から伝わる広報紙へ」
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2023年4月に広報課に配属されると、同課の後輩(西田翼さん)とともにこれまで青と黒の二色刷りで文字がびっしりだった広報紙のリニューアルを決意。
「どんなに伝えたくても読まれなければ意味がない。伝わる広報紙を目指したい」と訴え、予算ゼロの中、他の部署の協力も得ながら、まずは見本号となる広報そうか8月20日号を作成。デザインもタイトルロゴもレイアウトもすべて刷新し、駅前などで市民アンケートを実施。その結果80%以上の支持を得て、翌年1月に本格リニューアルを実現。月2回発行していたものを月1回に見直すことで、予算の削減や業務効率化を図り、デザインにこだわる時間とフルカラーにする予算を捻出。誰もが不可能と思っていた広報そうかのフルリニューアルを異動してわずか9ヶ月で達成しました。
公務員の魅力ややりがいを多くの人に伝えたい
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地方公務員アワード表彰式でのインタビューの様子
安高さんは地方公務員アワードの表彰式で「大学生2年生くらいまで、公務員は絶対になりたくない職業No.1だと思っていました」と語りました。
当時はニュースで公務員の不祥事が取り上げられ、公務員批判の声が強く「公務員はつまらなそう」「固そうな仕事」「適当に仕事をして定時で帰れて税金で飯を食っている」そんなイメージがあったのだとか。しかし、あることがきっかけで「外から批判をするのではなく、中から自分が変えていかなければこのまちは変わらない」と思い草加市役所職員になることを決意し、2011年に入庁することになりました。
安高さんは、業務を通じて様々な職員や市民と接していく中で、次第に公務員の魅力ややりがいに気づいていったそうで、
「公務員は、まちや市民のために働き、まちを変えられるとても魅力とやりがいのある仕事。公務員は無限の可能性が詰まっている」
「公務員になりたくない、公務員は嫌いだと思っていたからこそ、民間の人やまちづくりの担い手となっている人の気持ちも行政側の気持ちもわかる。だからこそ、今回の地方公務員アワード受賞をきっかけに、公務員のやりがいや楽しさ、魅力を多くの人に伝え、若手職員の育成などにつなげていきたい」
と語りました。
地方公務員アワード表彰式(表彰&スピーチシーン)
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=FiO5RvieW0cZvhdo&t=4580
地方公務員アワード表彰式(インタビューシーン)
https://www.youtube.com/live/nqnqOYKjb_U?si=oiXHYzDzoQmbnL4J&t=7896
自治体職員の離職率はここ10年ほどで2倍以上に増えています。しかし、公務員がいなくなってしまったら、行政サービスは停滞し、市民の生活に大きな影響を与えます。
だからこそ、今「漫画の主人公みたいな公務員」が必要なのかもしれません。
メディア掲載リンク
東京新聞|草加市職員の安高さん 広報紙フルリニューアルで「すごい地方公務員」に
読売新聞|「すごい公務員」草加市職員の安高さんが受賞
Yahoo!ニュース|【草加市】全国280万人の頂点に! 関東で1人、草加市初。「地方公務員がほんとにすごい!」賞を受賞
東武よみうり新聞|草加/「すごい公務員」に安高さん
日本経済新聞|漫画の主人公みたいな公務員 草加市の「ルフィ」疾走
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